この花火大会が素晴らしいです。是非、お近くの方湖に打ち上がる(そして打ち込まれる)花火をご覧になってください。
郡山市民には、実は有名な花火大会です。
少し早い夏休みです。なんと10連休。会社支給の携帯を持っていくこととメールを毎日確認する必要はあるのですが、それでも休みは休み。楽しく毎日遊びまわっています。(^-^)
お休みのちょうど中日。お天気が良ければ那須岳に行こうと計画していましたが、午後から少しお天気が崩れそうだという予報と、雄国沼のニッコウキスゲが見頃になっているという情報を頂いたことで、予定を那須岳から雄国沼に変更しました。
今日は妻も同行です。
ちなみに夏の雄国沼に行くのは初めてです。
飯豊山はこちら
3:30御沢キャンプ場→3:40登山道入口→4:40上十五里→6:10三国小屋(40分休憩)8:00切合小屋→9:25本山小屋→9:40飯豊山山頂
10:00飯豊山山頂→10:15本山小屋→11:00切合小屋→12:00三国小屋(1時間休憩)13:15剣ヶ峰→15:00御沢キャンプ場
2013年の飯豊山に登ってきました。
この時期の飯豊山もう7月とはいえ、飯豊山は山頂から大日岳にかけてたっぷり雪が残ります。飯豊山の残雪と、当日の降水確率が80%というところだけが気になりましたが、雷さえなければ、特に問題なしと判断し登山の準備を整えました。
天候がひどくなるようなら、登山中止にするしかありませんが、とりあえずどうするかは現地で判断することにしました。
日帰り前提のため、土曜日は家でゆっくり休み、たっぷりと昼寝をして体力を蓄え、深夜12時に出発です。
郡山市→猪苗代町→塩川→喜多方→山都と進みます。
写真は塩川の駅の近くです。
ノンビリ休憩を取ることができました。けど、ちょっと休みすぎましたね。そろそろ出発しましょう。
雨は少し強くなってきたようです。
ゆっくり休憩できたので、そろそろ降ります。と言ったところ。剣ヶ峰は雨の日は特に注意すること。下まで落ちちゃうと左右どちらに落ちても助からないからね。のんびりゆっくり、景色を楽しみながら降りてくださいと忠告を頂きました。
ありがとうございます。m(__)m
本当に三国の管理人さんはフレンドリーな方でした!(^-^)
その後喜多方に移動。
なにか食べたいな・・・・
今日は、会津若松市にある建設業の登山チーム(ここではT社さんとしておきます。)の方と登山をします。T社さんでは、年一回、社員の皆さん、取引先の方、お客様にお声がけをして登山をされており、今回たまたまお誘いをいただき、ご一緒に登山をすることになりました。これだけ大勢の方との団体登山は初めてで、大変楽しみです。(^-^)
ちなみに今日向かう山は”磐梯山”です。
そういえば、日本百名山(NHK)では、ガイドの江花さんが、ちょうどこのあたりで山テクを披露されていましたね。
たしか、登りのときは、靴紐の一番上でなく、二番目で結わえ、足首の可動域を広げるという山テクだったと思います。
ところで、弘法清水で水が出ていなかった場合に備えて、下から何リットルも水を運んでくださったT社の皆様、本当にありがとうございます。
高尾山はこちら
金曜日は東京に出張でした。仕事プラス懇親会があって、泊まりになってしまったのでこの機会をいかして東京の高尾山に登ることにしました。
今回の福島トレッキングは東京遠征編です。
おサルさんもいるんですね。(^-^)
登っていて気がついたことがありますが、一人で登られる方は少なく、2人以上で登られている方が多いようです。みなさんおしゃべりをしながら歩いています。
それに子供達が嬉しそうに登っていきます。
笑顔の山・・・いいですね。(^-^)
さあ、ここがエコーリフトの終点の山上駅でしょうか?建物の中には大勢の作業員の方がいて、一生懸命作業をされています。
大将旗山はこちら
ゴールデンウィーク後半2日目。安達太良山に向かいました。
朝方、窓の外に広がる空は超快晴の青空。5月に入りました。山も雪は、かなり少なくなっているはず。せっかくの連休、山に行かない手はない!とはいえ、念の為にアイゼンは一応持参しましょう。(^-^)
6時10分自宅を出発します。
岳温泉到着。ここから4キロで登山口です。青空が広がっています。
今回は、昨年2012年の夏と同じコースを進みます。昨年登ったのは夏(7月)だったので、野草が生い茂り、羽虫が飛び回って苦労しましたが、さすがに今は冬が終わったばかりです。草のない土の斜面を静かに登っていきます。
春の安達太良山登山のお誘いを受けました。ゴールデンウィーク3連休の中日。春の残雪の安達太良山を楽しみに山に向かいます。今回は、登山後麓の温泉で一泊します。
今回の登山は、山師匠のTさんからのお誘いで、会津の山岳会の皆さんとご一緒になります。待ち合わせは、安達太良山表登山道近くの駐車場です。
妻に車で送迎してもらい、少し早めに到着です。(到着は6:30)
指のところの雪が消えてしまっていますが、つい最近ツキノワグマが横切った跡だと解説してもらいました。冬眠が終わった動物たちが、登山道のそばを闊歩しているのですね。ここから、熊鈴を出して歩きます。とはいえ、こちらは7名のパーティ。ツキノワグマが出てくることはないかな?

このあたりから、雪が増えてきました。天気も悪く、空一面が曇り空です。風はないものの登り始めの頃の暖かさが消え、インナーを持っている人は一枚多めに着込みます。手袋なしで歩いてきましたが、手袋がないと我慢できないかな?
山頂が曇っているなら徹底を視野に入れるということで、もう少し進んでみることにしました。

仙女平から進むこと800m。ここで撤退することにしました。山頂がガスで、見えないのと寒さが、こらえきれない感じになってきており、なによりも道がわからないので、引き返すことを決定。
ということで、お昼ご飯。
持参したのは、おにぎり6個。マルちゃんラーメン。ドリップコーヒー。カフェオレ。などなど。
パーティのメンバーの方からは、大きなフランパンを取り出して、ナポリタンをご馳走していただきました。
寒さで、固まった体で、熱いパスタを食べて元気モリモリと回復です。ラーメンのスープと、おにぎりを大きく頬張って、お昼ご飯完了。
いやー、最近は、ご飯を美味しく食べるために山に来ているみたいです。下山したら太っちゃうんじゃないかな?(^^;
さて、下山が決まれば一気に降りましょう。(10:30撤退)
表登山道をぐんぐん下山です。
また、お花を眺めたり、水場でお茶をしたりしながらも、下山はスピードが早いですね。
ちなみに、途中にある水場、確かに水場とありましたが、水はでていません。季節によって水の量が違うのかもしれませんが、注意が必要です。
以下・・・・宿に戻ってから・・・・
予想以上に時間が余ったので、宿のそばにある”遠藤の滝”に向かいます。
ここからはハイキングですね。
遠藤の滝は、杉田川渓谷にある滝です。ここは、遠藤ケ滝不動尊という寺があり、修行の寺となっていた場所のようです。写真はありませんが、非常に立派な建物で、石段も綺麗に整備されておりました。
寺の先の遊歩道を歩いて清流や、滝を見ながら散策します。
とてもきれいな清流が、豪快に流れていました。
解放感の味わえる滝です。今でも修行の地ということなので、流石に行楽にくるのは難しそうですが・・(^-^)
ちなみに、この滝を見た帰り、道路沿いの土手の上をノソノソ歩くツキノワグマ発見。まだ若いクマらしく、あまり人を怖がっておらず、こちらをみても気にするふうでなく、落ち着いて山の中へ歩いて行きました。
4月に入り久々の単独行です。ウエザーニュースでは、土曜日、日曜日とも晴れの予想。気温も平地部とは言え10度を超える予想です。
三月も後半の3月。朝一で磐梯山に向かおうとしたら、妻より「私も連れて行きなさい」とのオーダー。そうなると、時間もかかるし、子供達が部活から帰って両親不在ではまずい。ということで、郡山近郊の山に変更することにいたしました。
とはいえ、あまり人のこないマイナーな山だと、(前回登った夢想山のような)道が怪しかったり、川に橋がかかってないとか、冒険チックな登山になってもきついので、今回は郡山の東部にあり、須賀川と境界にある穏やかな里山、宇津峰山に登ってくることにしました。
先々週の日曜日は、雄国沼に行ってきました。朝家を出たときには好天だったのですが、時間が経つにつれみるみる天気が崩れ気圧も低くなり、雄国沼に到着したときは、ものすごい吹雪になってしまいました。
朝の気温は12度ほどあり、暖かな春の陽気だったのですが、雄国沼での気温は、なんと氷点下でした。
完全防水の手袋をしていても指が痺れるような寒さになってしまい、無事登山口まで降りてきた時には、心からほっとしました。
同行者の方に、猪苗代駅まで送っていただいたのですが、あまりの強風のため電車が一本運休になりました!(この日は、東日本全体で電車の運休があったようですが)
すると、そこに10名ほどの登山者の皆様が到着。団体さんのようです。どうも磐梯山登山を志したようなのですが、あまりの強風で撤退なさってきた様子でした。
いやー、思わずしげしげと眺めてしまいました。
自分がミーハーだと思わず気づかされた出来事でした。( ̄▽ ̄)
ちなみに・・・ようやくやってきた電車は、関都駅で1時間30分ほど停止して、電車の社内でさらに待つことになるのですが・・・
これも旅の醍醐味のひとつですよね。
でも、こんなことなら、温泉で2時間くらい時間潰せばよかったと思った次第です。
(ーー;)
本当は昨年登るつもりだった夢想山。この山を知ったきっかけは、山と渓谷の連載である、全国隠れ名山に紹介されていたことでした。
昨年,登山口まで来たところ、どうにも車を停められそうな場所がなく、引き返してしまいいつか、また登りにこようと思っていた山でした。季節は三月、まだ雪がきついかな?と思いましたが、アイゼンもあり、気温も暖かなのでなんとかなるだろうと思ってやってきました。
でもって・・・・ジャーンプ!!!
仕事でお付き合いのある方からお誘いを受け、雄国沼まで歩いてきました。
もともとは、西吾妻山に向かう予定でしたが、風速20mの風が吹いており、グランデコスキー場のゴンドラが動かないとのことで、急遽小国沼へ予定変更をいたしました。
お休みの度に悪天候だったことと、子供の部活で久しく山にいけませんでした。3月に入り、陽気で、寒さが和らいだことと、子供の部活も少し休みが増えたことで、しばらくぶりの山行を楽しんできました。
(蓬田岳山頂動画)
アルプス一万尺って日本のアルプスだったんですね。
知らなかった。(^^)
その歌詞29番まで存在。
アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ 踊りましょ
昨日見た夢 でっかいちいさい夢だよ のみがリュックしょって 富士登山
岩魚釣る子に 山路を聞けば 雲のかなたを 竿で指す
お花畑で 昼寝をすれば 蝶々が飛んできて キスをする
雪渓光るよ 雷鳥いずこに エーデルヴァイス そこかしこ
一万尺に テントを張れば 星のランプに 手が届く
キャンプサイトに カッコウ鳴いて 霧の中から 朝が来る
染めてやりたや あの娘の袖を お花畑の 花模様
蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあのこの 夢を見る
お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ
雲より高い この頂で お山の大将 俺一人
チンネの頭に ザイルをかけて パイプ吹かせば 胸が湧く
剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある
槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高
命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌
ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
穂高のルンゼに ザイルを捌いて ヨーデル唄えば 雲が湧く
西穂に登れば 奥穂が招く まねくその手が ジャンダルム
槍はムコ殿 穂高はヨメご 中でリンキの 焼が岳
槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に
登山をする前に、情報収集としてほかの方が記載したホームページやブログを拝見することがあります。
●ブログタイトル「山女子ブログ」
磐梯山の猪苗代登山口から登頂された記録を記事にされています。著者のヤマジョシさんは、相当な山のベテランです。ブログを拝見すると、アルプスの山々にも相当登られていて、しかも結構単独行の経験も積まれた肩のようです。ブログには叙情が感じられる文章と、登った山に対する愛おしさが伝わってくる感謝の言葉が綴られています。印象的な写真。特に今回の磐梯山登山では途中雲に覆われた心細さを、一気に転換する雲海の上に抜けた心の動きを写真と共に紹介されています。
ちなみに、磐梯山登山では6つのルートがありますが、この猪苗代登山口は結構ルートが長くて、体力を消耗するルートなんですよね。
登山をする前に、情報収集としてほかの方が記載したホームページやブログを拝見することがあります。
●ブログタイトル「きままなひとりごと」
●ブログタイトル「山ミシュラン」
雨の飯豊山に登られています。飯豊山は喜多方の奥まった登山口から登ります。東京から来た著者の少し心細い心象風景が伝わってきます。登山は登り始め、歩き始めが一番心細いですが、著者の「いよいよここまできた。。。。もう戻れないぞ」というセリフに同感しました。
●ブログタイトル「快適なスピードで」
●ブログタイトル「人生を楽しもう」
ブログの著者は、日本百名山を登り続けていらっしゃいます。ご自身の元気な写真がブログを楽しくされていますね。
山に登った時に、何を食べるか?というのが非常に大きなテーマになりますが、セブンイレブンの食材を中心に、料理の紹介が大変参考になります。
ブログに、大きなトカゲの写真がありましたが、あれはニホントカゲ。幼生の時には、非常に美しいブルーと、グリーンが入り交じったきれいな尾が特徴のトカゲです。
●ブログタイトル「Ogawa Camp 3rdG」
※今後も、飯豊山に関する素敵なブログを拝見したらご紹介していきたいと思います。
三連休の初日。足慣しを兼ねて安積山に登ってきました。
山頂動画です。
あけましておめでとうございます。2013年もよろしくお願いいたします。(^-^)/
2013年記念すべき第一回目の登り始めは霊山になりました。
霊山は、(りょうぜん)と呼びます。おどろおどろしい名前の山ですが、標高825mの低山ながら、歴史のある山で、国の名勝でもあり、日本百景にも選ばれている山でもあります。
福島市から車で50分。阿武隈高地の北部に位置する霊山は、古くから修験道の山として有名です。
この霊山、平安時代に開かれ、天台宗の拠点として賑わいます。南北朝時代、南朝の拠点として名をはせますが、南朝の衰退とともに、この霊山も落城します。
南北朝時代というのは、大河ドラマにもあまり登場する機会のない時代なので、よくわからないという方も多いと思いますが、簡単に時代説明をいたしますと、
①後醍醐天皇という天皇がいて、この人は足利尊氏が大嫌いだった。と思ってください。
②その足利尊氏が武士を束ねて実質権力者になりますが、武士の頭領になるには、征夷大将軍にならなければなりません。
③この征夷大将軍を任命するのは天皇の仕事。足利氏をきらっている後醍醐天皇が、征夷大将軍を任命するはずもなく、足利尊氏がとった作戦は、もうひとり天皇を立てようというものでした。
④そこで・・・88代後嵯峨天皇の流れを汲む、光明天皇を立てて京都に都を開きます。こうして、京都に北朝、奈良に南朝が誕生します。しかし、武士の後ろ盾をもっている北朝は徐々に優位に政治をすすめ、ついに南朝と北朝は統一されて足利幕府が権力をひとつにまとめます。
ちょっと前置きが長かったですね。
おー、景色いい!。結構高度感ありますよ。(^-^)/
下まではどれくらい高さがあるでしょうか?25mくらいかな?
↓
自宅から20分。温泉もすぐという絶景のロケーションである安積山(額取山ともいう以下安積山)にまた登ってきました。
安積山は標高1008.7m。お手軽に登れる山なので、山の体力維持のためには、ちょうどよい山なのです。
初めての登った山は、16歳の夏に登った安達太良山でした。その初めての登山も単独行でした。安達太良山に登ろうと思ったきっかけは、自宅が福島県の郡山市にあり、祖母の家が猪苗代町にある沼尻にあったため、単純に山を超えて祖母宅まで歩いてみようと思ったことがそうであったような気がします。
とはいえ、山登りの経験もなければ、なにが必要なのかも全くわからない素人高校生。情報収集のために、向かったのが今はなき東北書店。この東北書店は、郡山市駅前のアーケード内にあった当時の郡山での最大の書店であり、インターネットがない当時。最も多くのそして最新の情報収集ができる施設でもありました。学校帰りに、何度も立ち寄り、本も買わずに、熱心に地図や、ガイドブックを立ち読みして頭に安達太良山のアプローチや、登山ルートを焼き付けました。
安達太良山に向かった日にちはもう覚えていませんが、夏休みに入った平日の朝だったように記憶しています。
東北本線の福島行きの始発に乗り込んだ記憶があります。持ち物は15リットル程度のザック。ザックの中には、おにぎりが5個。水筒、タオル、以上。財布には7~8千円。半袖シャツにジーンズ。そして靴も普通の運動靴という出で立ちでした。
二本松駅で降り立つと、朝にもかかわらず大変な日差しでいきなり汗ばんだのを覚えています。それからバスに揺られ、岳温泉へ。バスの乗客は自分ひとりでした。
当時は、独立国ブーム、これは井上ひさしさんの「吉里吉里人」という長編小説がきっかけなのですが、小説の中で東北の寒村が吉里吉里国として独立するストーリーで、これがベストセラーになり、日本中あちこちで独立国ブームが湧き上がりました。二本松市の岳温泉も、このブームに便乗したのかどうか、にこにこ共和国というネーミングで温泉のPRをしておりました。早朝の岳温泉は、まだひっそりとしており、静かな岳温泉に降り立つと、奥岳温泉まで歩き出しました。
日差しはいよいよ強く頭の後方をジリジリと焼いていきます。ここが素人の恐ろしさなのですが、帽子もかぶらずに歩いているので暑くてたまりません。少し陽炎立つアスファルトの坂道を下を向き、水筒の水を飲みながら歩いて行きました。
1時間少しくらい歩いたでしょうか?奥岳温泉に到着。ここで自動販売機で冷たいジュースを買います。ファンタオレンジを2本買って一本は飲み、一本はザックに入れて登り始めました。スキー場のゲレンデの草が膝上まで生い茂っている坂を上っていきます。足元が見えないのが心細く、足元に蛇でもいたら嫌だな。と少しビクビクしながら坂を上っていきました。スキー場の坂は、登ってみるとわかるのですが、上に登れば登るほど急になってきます。最初は元気よく登っていきましたが、すぐに息が切れました。なにしろペース配分もなにもあったものではなく、駆け上がるように、必死で坂を上がって行きました。
スキー場の最上部まで登ると本格的な登山道が始まります。今はゴンドラが通っていて、山頂駅まであっという間についてしまいますが、当時は歩くしかなく、最初のスキー場の急登を経て山頂に向かうのが一般的な安達太良山の登山スタイルだったようです。
先週、郡山市の西部に位置する安積山登山をしてきましたが、iPhoneの不具合により、写真がとれませんでした。
(山頂動画です)
今回は大失敗でした。
目の前を歩く登山者の方が1名いらっしゃいます。やや後方からついて歩いていきます。しばらく歩くと、磐梯熱海登山口からの合流となります。ここで磐梯熱海から登られた方が来てご挨拶。熱海からのコースも急登なんでしょうか?その方のお顔からは汗が蒸気のように立ち上っていました。
途中、ほかのお二人の方が、写真を撮られたりして休憩に入られたので、先を歩くことにしました。山頂に到着したのが9時30分。山頂の手前30mほど下までは秋の気配が色濃くありましたが、山頂およびその周りは霜で木々が凍っていました。
もうひとつの山頂である大将旗山までの稜線は風が強く吹いていて、いきなり体感温度が10度以上下がった感じがします。顔をたたく風が冷たい。なにしろ山頂にある石にはびっしりと氷が張り付いてエビのシッポが出来上がっています。
山頂でコーヒーを沸かそうとしたら、あとから来た御年配の登山者の方から、「ここは風が強いから、南側にあるケルンのところを東に下りていくといいですよ。しばらく降りると広場があるから、みんなそこでご飯を食べたりするんです」とアドバイスをいただきました。
その方は、これから大将旗山に向かって縦走するとのこと。健脚な方でした。
山頂でいつものように動画を撮影し、写真を撮って下山開始。
下山開始直後から、相当の登山者とすれ違います。(30人以上の方とすれ違いました。)みなさん、気持ちよくこんにちは!を返してくださいます。登りとはうって変わって、暖かな陽射しの中を、ゆっくりと下山してきました。登山口到着時刻10:30分でした。滝登山口からの登る安積山は、山頂の景色よく、登り道も整備されていて歩きやすい素敵な山でした。
雪が降らないうちに、もう一度安積山を歩いてきたいと思います。
福島県郡山市にある銚子ケ滝に行ってきました。
http://www.youtube-nocookie.com/embed/csDiYZHC2AE?rel=0
(銚子ケ滝動画)
紅葉の美しい秋。娘と一緒に磐梯山登山にでかけました。
仕事でお付き合いのあるTさん(某会社の山が趣味の社長さんです)からお誘いを受け、志賀高原トレッキングに参加してきました。
郡山を1時30分に出発しました。会津若松には2時30分到着。セブンイレブンでおにぎりなどの買い、4時集合のバスに乗り込みました。空には満点の星です。北極星も、金星も、オリオンもきれいに輝いています。
ここでお昼ご飯となりました。僕は、おにぎり5個と紅茶。Tさんはおにぎりと、なめこ汁。他の参加者を見ると、すごい料理を用意されていました。魚の圧力蒸し(骨までやわらかい)。山もりのきゅうりの浅漬け(塩味が効いて疲れがとれます。)、卵焼き(大好きです。)すき焼きとうどん(体が温まりました。)、手作り葡萄ジャムのクッキー(上品な甘さでした。)など、下界より贅沢な?御馳走を、みなさまから振る舞われて満腹になりました。
御馳走さまでした~。(^^)
今回はイレギュラーな参加となりましたが、トレッキングにお誘いいただきましてありがとうございました。(^^)
Tさん(仮名)およびSS会(仮称)の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
10月の三連休に飯豊山に登りました。最初の二日が子供の部活だったため、最終日の8日に飯豊山に向かいました。本来であれば、奥行きのある飯豊山。予備日をとっておきたいところですが何と言っても子供が優先です。日帰りのスケジュールで飯豊山に向かいます。
国道49号線を喜多方方面に向けて走ります。飯豊山登山口までは90キロくらいあります。出発は4時。前回(8月11日)はほとんど徹夜での登山となりましたが、今回はたっぷり睡眠をとっての出発です。朝日が昇る前の黎明に山が影絵のようなシルエットで浮かびます。
猪苗代まで来たところで夜が明けました。磐梯山がきれいだな~(^^)飯豊山やめて、こっちに登っちゃおうかな~・・と思わせる魅力的な夜明けの磐梯山でした。
喜多方到着。霧が田圃を覆ってなんだか幻想的な雰囲気です。
川入の登山道に到着しました。すっかり明るくなっています。車も20台くらい止まっています。結構登っている人もいるのかな?最近は、なるべく余裕をもった登山をするために、明け方前に登山をするのですが、今日は出発が遅すぎたかもしれません。飯豊山日帰りのスケジュールとしては、若干反省です。
AM7:00ジャスト、さー行こう!
前の日に雨が降ったのでしょうか?少し湿った土の登山道を踏みしめながら登ります。
写真切れちゃいましたが^^; 上十五里に到着。ジャスト8時でした。ここまでは前回と同じペースです。

登れば登るほど紅葉があでやかでした。赤い葉が目立ってきました。
空と月と紅葉。(透き通るような空の青さの向こうに小さく月が見えます。)
登山をしていると、空に目を向ける機会が増えますよね。
剣ヶ峰の岩稜に来ました。岩稜を慎重に超えます。
http://www.youtube-nocookie.com/v/B3iSOsUjNtM?version=3&hl=ja_JP&rel=0
三国小屋の動画です。
三国小屋到着。9時30分でした。涼しかったのと剣ヶ峰の岩稜が2回目なので慣れたせいでしょうか?前回より30分短縮です。
三国小屋に人気(ひとけ)はありません。とりあえず小屋の前で汗で濡れて冷たくなったインナーをチェンジします。
三国小屋を越えて切合に向かう途中にでてくる梯子場です。降りてくる人がいますね。慎重に登ります。
山々の谷にそって紅葉が綺麗に燃えています。雲がゆっくりと流れていきます。
赤い葉が目に留まりますね。紅葉度は60%くらいかな。来週になるともっときれいな紅葉なのかな?
思わずおーっ!!っと声を上げてしまいました。
前回の8月に来た時には緑の絨毯でしたが、今は紅葉の赤い道が広がっています。白い雲と赤い紅葉の鮮やかさが素晴らしい!
http://www.youtube-nocookie.com/embed/pDh-y3T7MTY?rel=0
姥権現まで来ました。前回の登山では、姥権現は仏なのか?神様なのか?わからなかったのですが、その後調べたところ姥権現は山の神様によって、石に変えられてしまった農婦とのこと。怖い伝説ですよね。^^;飯豊山の神様は女性らしいです。
前回の登山の時には、姥権現で急に雲が沸き起こりあたりが真っ暗になって少し怖い気持ちになりましたが、今日は素晴らしい晴れ空です。しっかり手を合わせて道中の無事を祈ってから本山に向かいました。
本山小屋の手前で相馬から来たという登山者の方と少し立ち話。昨日三国小屋に泊まって、山頂を目指されるとのこと。どこから来たの?と聞かれて川入からです。と答えたら「飯豊山日帰り?」と少々呆れられました。(^^)ゆっくり空や星や月を眺めて、夕日や御来光を楽しむ登山が飯豊山登山なんでしょうね。この方も山頂でゆっくりビールを飲むのが楽しみなんですとおっしゃっていました。
さあ、もう少しです。飯豊山神社までくれば頂上はもうすぐ。
すごい雲!
山頂到着です。時間は11時45分でした。今日の飯豊山は絶景!
http://www.youtube-nocookie.com/embed/XV8AjRkIAGM?rel=0
飯豊山山頂動画
30分山頂で休憩。青空と雲が近い!心地よい風が体から汗を奪います。この山頂から15分ほどの本山小屋では小屋泊もキャンプも可能なので、こんなところで一晩泊まって星や月を眺められたら楽しそうだなあ~
名残惜しいけど下山です。尾根の上に小さく見えるのが本山小屋です。小屋では、管理人のおじさんが(少し武藤敬二さんに似てる?(^^))いらっしゃいました。
おじさん「今日は君のほかに登ってくる人はいたかね?」
とし「単独で登ってくる人が2人くらいいましたよ。」
おじさん「そうか~、今日は月曜日だからやっぱり少ないなあ~」
小屋の管理人さんは9日までは常駐して、9日に泊まる人がいなければ10日に小屋を降りるとおっしゃっていました。いよいよ飯豊山も冬を迎える準備に入るんだな~
あー、大日岳に行ってみたいなあ。重なりあう山々。飯豊連峰は奥行が広く、深いですね。
雲が足元に!なんだか乗れてしまいそうです。(^^)
三国小屋隣にある飯豊神社です。お参りしようと思いましたが、御本体は鍵のついた建物の中にあってお参りできませんでした。鳥居の前から柏手を打ちます。
さー、下山です。日の入りまでに下山できますように!
本山小屋を小さく見ながら下りていきます。飯豊山、きれいだな。山奥の山なので、自然を保った山なんですよね。つくづく思います。飯豊山はこれからも人の影響を受けずに静かな山として存在してほしいなと思います。
完璧な紅色に染め上げられた紅葉。
下りの岩稜です。気を付けて下りましょう!少し夕焼けが強くなってきたかも
登山口到着 PM4:30ジャスト。登り始めのスタートが遅かったので、真っ暗になるんじゃないか?少々焦りました。飯豊山日帰り登山は、やはり予備日がないと厳しいですね。
この日も、喜多方でラーメンを食べて、馴染みの猪苗代の翁島温泉でじっくり汗を流しての帰宅となりました。
9月最後の日曜日。台風17号が近づいてくる中、翁島ルートから山頂にのぼりました。
いつものように、電車ではなく、車で登山口に向かいます。
AM7時登山スタート。今日は、荷物が多かったためデジカメを自宅に置いての登山です。
(写真はすべてiPhoneで撮影しています。)
猪苗代リゾートスキー場のゲレンデを登ります。いつもはゲレンデに併設された登山道を登るのですが、スキー場の坂の方が歩きやすいかな~と判断
標高差1100mを直登します。
登り始めて40分。もうすぐスキー場を抜けられそうです。眼下の猪苗代湖が小さくなっていきます。お天気がいまひとつで、晴れたかと思うと、雲が急にかかったり、どうも安定しないお天気でした。磐梯山も頂きが見えない感じです。これは山頂まで行っても景色は期待できないかな?
本当に突然でした。雲が速く流れ始めるといきなり青空が広がり始めました。おー・・空が明るい。青い!山頂に向かって急ぎます。
見渡すと、4合目を過ぎたあたりから、紅葉に染まっています。下の方はまだまだ紅葉の気配はありませんが、着実にオレンジや赤の葉っぱが広がっていました。一日一日と紅葉が山を下りていくんでしょうね。
今年の夏は暑かった分、紅葉の彩には期待ができそうです。登りながら日差しが強くなってくるのを感じましたが、湿度が低く、爽やかな風が吹き抜けていきます。
山頂到着!時間を見ると8時50分でした。
台風が来ているので、登山者もまばらです。山頂にいるのは2組のカップル。30代と50代のご夫婦(のように見えましたが)がいらっしゃいました。
山頂でみんなで景色を眺めます。
50代と思われるお父さんが、「あれが猪苗代湖ですね。」
「あっちが川桁山かな?」
「こっちが、会津から喜多方方面」
「こちらが櫛が峰」
と若いカップルに説明をされていました。
お父さん夫婦と、若いカップルは、神奈川県からいらっしゃったそうです。若いカップルの方は、安達太良山に登り、一泊して磐梯山登山に来られたとのこと。
実は、今日は知人が登山をするので、たっぷりの水と飲み物を運び上げてきました。(50人分くらい)
ストーブでお湯を沸かして、コーヒーを淹れました。
お父さん夫婦が食事を始めたので、「よろしかったらどうぞ」とコーヒーを薦めたところ、お礼に、冷たい梨と干し柿をいただきました。
ご飯を食べ終わると、カップルの皆さんは下山されていきました。
知人が来ないので、山頂で雲を眺めます。
10時を過ぎると、次々に人が登ってきました。富山県からいらっしゃた20名くらいの団体さん達。40代から70代くらいのみなさんでしょうか?非常に元気な方々です。山頂に来られて、「ばんざーい、ばんざーい、ばんだーい」とお約束の万歳をなさって大盛り上がり!
その中にいた奥様達でしょうか?「安達太良山ってあれかしら?」と西吾妻山を指さしていらっしゃたので、安達太良山をお教えしたところ、「やだっ私たら適当(^^)」とさらに大盛り上がり。団体登山も楽しいですね。(^^)
お帰り間際、「富山県にもいい山がたくさんあるのよ。遊びに来てね~」と元気にみなさん下山されていきました。
http://www.youtube-nocookie.com/v/wag_HKKXDUc?version=3&hl=ja_JP&rel=0
山頂動画その1
団体さんが下りられた後に登ってこられたのは、群馬県から来られたというお父さん。前日蔵王に登り、裏磐梯に泊まって今朝、磐梯山に登られたとのこと。コーヒーをお薦めしていたら、15分くらい後に奥様が登ってこられました。
奥様「ひどいのよ~途中からひとりでズンズン登って置いてきぼりにしちゃうんだから(ー_ー)!!」
お父さん「いや・・お互い自分のペースの方が楽にのぼれるかな~って・・・」
ともあれ、ご夫婦も食事を始めました。コーヒーのお返しに、冷たいフルーツをいただきました。
その後も知人が現れず、山頂で雲を眺めていると、今度は、70歳くらいのおじいさんが登ってきました。聞けば猪苗代ルートを歩いて、裏磐梯へ降りるとのこと!
思わず健脚ですね!というと、「いやいやコースガイドの通り歩いてるだけだから」とにっこり笑ってスタスタ裏磐梯に向けて歩いていきます。あんな風にいつまでも登山を楽しめたらいいな!
待つこと2時間半。ようやく知人がTOPに到着。小学生15人を引き連れての登山でした。大変お疲れ様でした。
連休を利用して、燧ケ岳(ひうちがたけ)に登ってきました。燧ケ岳は標高2356m(芝安嵓)。至仏山と並んで尾瀬の景観を際立たせる名山です。尾瀬を象徴するこの山は、東北最高峰ということもあり、是非、登ってみたい山の一つでした。
尾瀬には、燧ケ岳以外にも会津駒ヶ岳という名山があり、最後まで、どちらを登るか迷ったのですが、山頂から眺められる尾瀬の風景が素晴らしいという話を聞いていたことが後押しとなり、燧ケ岳登山となりました。
自宅から、尾瀬までは距離にしておよそ140キロくらいあります。日帰りするならかなり早めに自宅を出発する必要があります。自宅のある郡山市を出発したのがAM1:00。その後会津若松市→南会津町→桧枝岐(ひのえまた)村→尾瀬と車を走らせ御池の駐車場に到着したのがAM3:40でした。
お気に入りの曲を聴きながら楽しくドライブしてきました。完全な徹夜になってしまいましたが、気持ちが高揚しているせいかまったく眠気を感じませんでした。
駐車場は車がたくさん止まっています。御池の駐車場は420台車が止められるそうですが、その車の台数の多さに驚きました。やっぱり尾瀬は人気なんですね~
車の外にでて空を見上げます。雲一つない満点の星空!おー、あの星あんなに明るかったっけ?と思うくらい北極星が大きく見えます。デネブ、ベガ、アルタイルの夏の大三角も迫力十分です。
普段見えない星がたくさん見えて、それだけで来た甲斐がありました。(^^)

車の中で、パッキングの確認をしたりパンを食べたりしているうちに
空が明るくなってきました。
見渡すと車の車内灯を付けて出発の準備をしている人たちの姿が目につきます。時計を見るとAM5:00です。もうそろそろ出発しようかな。よし行こう!
初めての山は期待もありますが、少しだけ緊張しますね。
空が白んでいるとはいえ、森の中は逆に暗さが際立ちます。ほかに登山者が見当たらないので熊鈴を右手に持って、チリンチリンと必要以上に強めに鳴らしながら進みます。
最初は木道を進み、次に少し荒れた登山道を進みます。急登というほどではありませんが、大きな岩を大股でまたぐようなところもあります。
15分ほど歩くと、完全に夜が明けました。東の空では、透明感のあるオレンジ色と青空がまじりあっています。
木々の間を抜けて空が広くなってきました。
2列の木道が続きます。のびのびする景色です。(^^)
少し風が吹いてきました。ちぎれるように雲が流れていきます。
登山道の周囲に池塘が現れ始めました。
一気にビューが開けました。二本の木道を弾むように進みます。
風が涼やかに吹いていきます。少しだけ汗ばんだ体から急に汗が引いていきました。
あー気持ちいい。(^^)
池塘を覗き込むと透明な澄んだ水が広がっています。底は浅いですね。
広沢田代に到着。
ここで太陽が光を強めました。夏の花のシーズンが終わると湿原が黄色に紅葉して金色に輝く”草もみじ”が見ごろになります。
その”草もみじ”に金色の太陽が差し込んで幻想的な風景が現われました。
世界が金色に輝いています。
自分の影をパチリ
朝日と草もみじのコラボです。
ななかまどが風に揺れていました。
遠くの山々は幾重にも重なって雲が沈んでいます。
絵画のような美しさに息をのみます。
目で追うとあと少しって感じなんですよね。
木道が山頂に向かって続いています。風に背中を後押しされながら進みます。
坂に差し掛かって木道が一本になりました。木道の下がぬかるんでいるわけではないので、植生の保護のためなんでしょうね。
一生懸命登って振り返ると深い山々が幾重にも重なりあっています。
透明な影絵のようで、見ていて飽きません。(^^)
花の季節は終わってしまっていて、この日見かけた少ない花のひとつ。
木道からまた、土の道に変わります。笹を鳴らしながら歩きます。さーもう少しで山頂ですね。頑張ろう!
山頂まであとわずか。遠くの山々まで見えるようになってきました。
登り切りました。山頂到達!俎嵓(まないたぐら、2,346mに到達しました。)到達時間はAM7時ジャスト。
山頂には、高崎から来たらしい高校生が大勢いました。ワンダーフォーゲル部の部員さんらしいです。たくさんのこんにちは!をもらいました。
みんな元気があってよろしい。(^^)
彼らは、尾瀬ヶ原ルートから来たみたいですね。
いつものように三角点にタッチします。
眼下に尾瀬沼が見えます。絶景!!(^^)
http://www.youtube-nocookie.com/v/qt_yzQYrIhY?version=3&hl=ja_JP&rel=0
俎嵓(まないたぐら)山頂動画
右側に切れている頂きは俎嵓(まないたぐら)と対をなす柴安嵓(しばやすぐら)。
柴安嵓(しばやすぐら)の左手向こう側に尾瀬ヶ原が見えています。
さきほどの高校生たちも柴安嵓に向かっていきました。少し距離をおいて柴安嵓(しばやすぐら)に向かってみましょう。
俎嵓(まないたぐら))から柴安嵓(しばやすぐらの間には笹が生えています。この笹の中に歩行路があります。
ちょうど今立っているところが500年前に噴火をした地点らしいです。
ここを登っていくんですね。
左手上部に大きな岩がありますね。
振り返ると俎嵓(まないたぐら)が朝日に輝いていました。
およそ10分で
柴安嵓(しばやすぐら)標高2356mに到着しました。
おー、 眼下には、尾瀬ヶ原が伸びています。対面には至仏山が見えます。
降りてみたい(^^)
http://www.youtube-nocookie.com/v/qCDqBA3DUUU?version=3&hl=ja_JP&rel=0
柴安嵓(しばやすぐら)山頂動画
尾瀬ヶ原方面から登ってきた人がいました。
尾瀬沼が光っています。雲が映りこんでとても綺麗。
遠くで雲から顔をだしている山がありました。富士山に似てるなあと思っていたら、同じく山頂にいた登山者の方から、「あれが富士山だよ」と教えていただきました。
あんなにはっきり富士山見られるんだ!(^^)/
(※富士山は望遠レンズで拡大しています。ただ肉眼でもはっきり目視できます。)
富士山眺めながら朝ご飯用に持ってきたおにぎりを食べます。時計を見るとAM7:35です。そろそろ下山に取り掛かりましょう。
そろそろ登ってくる登山者の方々の姿が見え始めました。
下山途中では大勢の登山者の方とすれ違いました。中には70代とも思えそうな方も見られます!
齢を重ねても体力のある人は若いですね。しっかりとした足取りで登っていらっしゃいます。
日差しが強烈に強くなってきました。
駐車場到着!時計を見るとAM9:10でした。
4時間10分の行程でした。
お土産屋さんに入るとモンベルコーナーを発見!
尾瀬Tシャツがありました。こちらもモンベル製品。
Tシャツも色とりどりです。
その後尾瀬ミュージアムを見学した後帰路につきました。
帰路の途中、温泉を発見。
脚がくたびれていたので入ってみることにしました。入湯金は?200円だそうです。
安い!
木賊と書いて(とくさ)と読みます。この下50mと書いてありますね。
露天風呂の案内がかっこいい!(^^)
川沿いに岩の壁。非常に豪快なお風呂です。浴槽は2つ。向かって左側のお湯はかなり熱いです。
もう一つの浴槽は、すこしぬるめ。
露天風呂からは川の流れが見えます。せせらぎを聞きながら温泉につかります。
一緒に入った方とのんびりお話をしました。その方は宇都宮からいらっしゃったそうです。
聞けば明日、会津駒ヶ岳に登られるとのこと。
那須岳に登った話をしたところ、ちょうど僕が登った一週間前に登山をされており、朝日岳から三本槍岳の途中で熊が登山道にいたという話を教えていただきました。
お湯から上がって、駐車場に向かうと、ツーリング中の女性の方から声をかけられました。
「下のお風呂は女性でも入れるのですか?」と聞かれたので、お風呂が2つしかなく混浴になるみたいですよ。とお伝えしたら「それは無理!(^ ^.)」とおっしゃたので、近くの別の温泉をお教えいたしました。(^^)
一応女性に配慮した案内もありましたが、相当入りづらいですよね。
その後、田島町まで抜けて118号線を会津方面へ移動。
途中
湯野上温泉駅に立ち寄ります。
駅の待合室には囲炉裏がありました。駅員さんにお聞きしたら冬は囲炉裏に火がはいるそうです。
待ち時間を楽しめるように、本やマンガがたくさん置いてありました。
駅中には売店がありますが、なんだかKIOSKと違っていろんなものが置いてある。
フルーツも置いてある。値段を見ると
りんご3個で百円。梨3個で100円です。
安い!
試食ができるのでいただきました。大きさは少し小さめですがしっかり甘いです!
値段も安いのでたっぷり購入。
電車が到着。大河ドラマ”八重の桜”には地元も大変に期待しているみたいですね。
●燧ケ岳の良かった点
・尾瀬の駐車場なので車がたくさん止められます。420台OK(1000円)
・観光客が多く、麓では華やかな感じでにぎわいます。東北関東のお客様を中心にこの日も混んでいました。
・たまたまかもしれませんが、空気が爽やかで日差しが強いのに暑さを感じませんでした。
・山道は道がしっかりしていて危ないところはありませんでした。木道も整備されています。
・山頂からは、富士山、会津駒ヶ岳、至仏山、日光白根山、平ケ岳と名峰が一望できます。
・眼下に見下ろす尾瀬沼、尾瀬ヶ原も素晴らしい。
●ここが注意点
山小屋や水場が山中にはありません。水は登り口でしっかり補充してから出発しましょう。
●感想
燧ケ岳はおだやかな尾瀬の湿原が山中で見られる素敵な空間でした。ちょうど夏から秋にかかる季節ということもあり、金色の草もみじが深く印象的でした。
10月に家族と、父母とで尾瀬に泊まる計画を立てているので、尾瀬再訪時にあらたに登山の計画を練ろうと思います。
9月8日の天気予報では午後から天気が崩れる予報が示されていました。
西吾妻山と那須岳、どちらに向かうかを検討した結果、那須岳の天気の方がまあまあ持ちそうの天気図だったので、那須岳に向かうことになりました。
午後に天候が悪くなるとなれば、ゆっくりはできません。早朝の出発を決意。7日の仕事を終え、自宅に戻りパッキングすると、晩御飯も食べずに寝てしまいました。
目覚めたのは早朝の3時。準備の再確認をして出発です。
郡山市から、那須岳登山口までは車で1時間30分程度でしょうか。途中、24時間営業のラーメン屋さんに入り、腹ごしらえをしました。
那須岳が見えてきました。那須岳は那須連山の総称で、稜線には5つの山によって構成されています。今日登るのは茶臼岳になります。
山に雲がかかっていますがいい天気です。(^^)空気もさわやかです。
車で登っていく途中の風景です。那須の町が雲海に覆われています。
登ったばかりの太陽がまぶしい。
那須ロープウェイに到着。時間が早いので、まだロープウェイは運転していません。
ここから数百メートル登ったところに登山口があります。
登山口到着。峠の茶屋はまだ営業時間前。駐車場には20台以上の車が
止まっていて多くの登山客が山頂を目指す準備をしていました。
登り口には鳥居があります。
鳥居の先に進むと狛犬がお出迎えです。
愛嬌がありますね。よく見るとかわいい毛糸の帽子と、おしゃれなスカーフ
をまとっています。(^^)
さーそれでは登山開始。スタートは整備された木の階段を歩きます。
登り始めなのでゆっくりゆっくり歩きます。
しばらく歩くと風景が一変!目の前には乾いた岩と石、そして赤茶けた山肌が
広がります。足元の石の踏み音を聞きながら歩きます。傾斜は易しく、歩きにくい
感じもなく、登りは苦になりません。なにより登る方向の景観が荒々しいのと
まぶしい青空に目を奪われて心弾み、つい急ぎ足になってしまいます。
石の碑です。県か国のどちらが整備しているかわかりませんが、
山に登る人への敬意を感じるような立派な碑ですね。
山や植生や、山の生き物に関する様々な説明があちこちに設けられています。
振り返ると雲海が果てしなく広がっています。青空がまぶしい分、
雲の色が際立って白いです。
登山スタートして35分くらいでしょうか
峰ノ茶屋避難小屋が見えてきました。

峰ノ茶屋避難小屋到着。岩と石と砂の乾いた大地を、サクサクと音を
立てて歩くのが楽しくてあっという間に着いてしまいました。
白っぽい大地と真っ青な空と赤い屋根の小屋の色彩が日本の風景らしくなく、
嬉しい。!(^^)!
では、ここから茶臼山頂を目指しましょう。
天気はますます快晴。降り注ぐ太陽が地面に突き刺さる感じです。
とはいえ、湿度が低いので暑さは感じません。むしろちょうどいいくらいに
涼しさを感じます。
茶臼岳までは700メートル。ここからまた登りが続きます。
すぐ近くの岩壁から噴煙が上っています。危険なので噴気孔には近寄らないように
と書いてありますが、噴煙は登山道のすぐ傍にあり、硫黄の匂いが漂って
きます。(^^)
人間より大きな奇岩がごろごろしています。
振り返ると小屋が小さくなっていました。無機質な道のりを進みます。
靴が石を踏んで、石同士が擦れる音が足元からシャリシャリと響きます。
静寂な中に聞こえるのは自分自身の足音だけ・・・・・
なんかいいなあ~
先行する登山者の方がいらっしゃいました。
まもなく山頂です。
ガスがかかってきましたが、山頂が見えてきました。
那須岳(茶臼岳)に到着です。
那須岳神社の裏から登ってきてしまいました。避難小屋から山頂までは20分でした。
山頂の表側に回ります。空を眺めると・・・・
下弦の月が優しく迎えてくれました。
無機質な岩肌や石の山のはるか彼方の碧空に白く輝く半月。
なんか・・・宇宙が近いなあ・・・
しばし空を眺めた後、この後のルートを確認します。
少し歩き足りないので、茶臼岳の南西方向にある牛ヶ首から姥ケ平
に抜けるルートを歩いてみたいと思います。
http://www.youtube-nocookie.com/v/HAKh6U8Tpxw?version=3&hl=ja_JP&rel=0
慎重に斜面を下ります。ロープウエイ山頂駅方面にしばらく進みます。
途中西側にトラバース。
石だらけのこの風景、日本の山らしくない風景ですね。(^^)
きれいだな・・・
一生懸命咲いていますね。
斜面にゴロゴロしている石。
今にも落ちてきそう!
案の定・・・
この標識です。(^^)
牛ヶ首の近く。煙は無間地獄と呼ばれる噴気孔です。
立ち上るガスに少しむせました。那須岳は活火山であることを改めて実感。
姥ケ平到着。なんか北海道の風景にも似ているような気もしますね。
ひょうたん池というのがあるので行ってみましたが
長く整備された木道を過ぎると
小さな池がありました。
でも木に覆われてよく見えない。(^^)
ここから道が一変します。樹林帯の中を進みます。木々がはるか頭の上方
を覆い、少し暗くなった道を進みます。
青空に映えるななかまど
ふっとためいきがこぼれます。
鬱蒼とした木々の中を進みます。大きな石には苔が生えています。
滑らないように気を付けて進みます。
一時間ほど歩いて、ようやく那須岳避難小屋に到着。
ここから急登です。一気に登ります。
石を慎重に踏みながら斜面を登りきると、峰ノ茶避難小屋に到着。
予定した登山は終了!
本当は、ここでまっすぐ帰ろうと思ったのですが、目の前には茶臼岳と
対峙するように朝日岳がそびえています。せっかくだし・・・
登っちゃえ!
ということで当初の予定にはなかった朝日岳登頂をすることになりました。
結構思いつきで動いています。(^^)
登ろうとしたら危険を知らせる標識がありました。しかし、かなりご年配の
方も朝日岳に向かわれています。気を付けて進めば大丈夫かな?
赤茶けた山肌、鋭く突き出した岩。今度は中央アジアのような風景です。(^^)
石の上を踏んで進むので足元がゴロゴロと滑ります。足元に気を付けて
慎重に歩きますが、それもまた山歩きの楽しさを実感。
一瞬、おーっと思うような急な鎖場があります。
結構、すごいです。
もう少しで朝日岳山頂です。こちらは旭岳手前の立ち入り禁止ゾーン
朝日岳到着!山頂名と標高が透かしになっています。
透かしの向こうには青空が見える!
なにからなにまでオシャレです。那須岳!!(^^)

汗と風で髪がバサバサに(T_T)
http://www.youtube-nocookie.com/v/S1gOb1JIKaM?version=3&hl=ja_JP&rel=0
20分で峰ノ茶屋小屋まで戻りました。
峰ノ茶屋は大勢の登山客で賑わっていました。みな思い思いに
楽しんでいます。
中には凧を揚げている人も(^^)
●那須岳の良かった点
とにかくすべてが予想以上にいい。
山の持つ雰囲気が明るい
景色が目まぐるしく変わる。
那須から近く、登山の後の買い物や観光が楽しい。
温泉も近い。
●ここがいまいち
ロープウェイを使ってしまうと山頂まで20分くらいで到着してしまうのではないでしょうか?
日本百名山である那須岳、お昼近くになったらたくさんの登山客がいらっしゃいました。山が整備されていて登りやすいのも人気の理由だと思います。時間がない方は、ロープウエイで山頂まで向かうこともできますし、長く歩きたい方は、那須岳のそれぞれのピークを縦走したり、茶臼岳の周りを一周するルート(三斗小屋温泉)を歩くのも良いと思います。初心者から上級者までいろいろな楽しみ方ができる那須岳。本当に良い山でした。
紅葉の時期にまた行ってみたいと思います。
実は、最初は磐梯熱海町の石筵にある夢想山に行こうと思って出発したのです。
夢想山は標高746m。昔は山頂に真言宗の夢想山観音寺というお寺があり、その名残から夢想山と名づけられました。
山と渓谷の9月号の記事、全国隠れ名山にも取り上げられていたのでぜひ登ってみたいと勇んできてみたのですが・・
来てみると駐車場がありません。たしか登山道に一台だけ駐車できると書いてあったのですが、駐車場らしきものがみつからず、かといって道路に車も放置できず本日の登山をあきらめたのでした。
とはいえ、そのまま帰るのも中途半端なので、そこから車で30分ほどで到着できる達沢不動の滝に向かいました。
この達沢不動の滝は、湧出量日本一を誇る猪苗代町中ノ沢温泉から、およそ4キロほどの地点にあります。
滝の美しさからNHK大河ドラマのオープニングにも登場したこともあります。

母成グリーンラインを猪苗代方面に進みます。右手には牧場の風景
碧い空と印象的な雲。ちょっとした空の風景ですが、秋の気配を感じます。
青々とした葉もどこか涼しげ
中ノ沢温泉に入ったら、最初の十字路を左折します。小さな十字路なので通り過ぎないように。
道を進むとあとは一本道。空を眺めながら進みます。
林道を進んでいるような雰囲気です。
道の途中には鮮やかな黄色の花々
達沢の集落を抜け、森に進みます。
深い木々の中を進みます。山に切れ込んだ道をゆっくりと進みます。
木漏れ日と森のコントラスト。白い花が光っているように見えます。
不動の滝の入口に到着
木の鳥居をくぐり、道なりに進みます。
不動滝への案内
苔から生えている植物
一面の緑。郡山市内は32度もありましたが、ここは10度以上低そうな気温。涼しいです。
きれいな湧水がでています。お水をいただきましょう。(^^)
さらに進みます。岩から木が生えています。
太い木が目に付きます。
もう少し寄ってみると
木の根が石を抱え込んでいるようです。
緑が絨毯のように広がっています。
木々の隙間から、青空が見えます。
道なりにずっと清流が流れています。手が切れるような冷たい水です。
巨木が倒れて橋のようになっていました。
そろそろ不動の滝です。
ここでも鳥居をくぐります。
滝の姿が見えてきました。
達沢不動の滝です。
少し近づいてみます。
激しい水流。冷たい水。激しい水しぶきの音以外はなにも聞こえません。
今度は少し遠景から撮影
涼しげな緑葉
http://www.youtube-nocookie.com/v/gRGiogt7RxQ?version=3&hl=ja_JP&rel=0
不動滝動画
9月に入って最後の夏の名残を楽しんできました。
ここから一気に秋に向かっていくのでしょう。
達沢不動の滝は、郡山から車で1時間。中ノ沢温泉からすぐ。温泉とセットで楽しめる景勝地です。
今回の山登り、初めは飯豊山登山を計画していました。しかし、飯豊山に登るためには夜中の2時には自宅を出なければならず、金曜日の仕事を終えて、ほぼ仮眠状態で出発しなくてはなりません。二連休を利用しての飯豊山登山はきついかな?ということで、行き先を磐梯山に急きょ変更しました。
磐梯山であれば、早く出れば午前中のうちに下山できます。時間に余裕があったので、ストーブを持って行って弘法清水で料理でもしようかとも思いましたが、さすがにこの暑さ。食欲も出なさそうなので持参したのは、着替え×2 炭酸水×3本(500ml) おにぎり×3個の超軽装での登山となりました。
自宅出発は朝5時。少し明るくなった爽やかな朝の猪苗代に向かいます。
中山峠までは曇っていたので心配でしたが、川桁まで来ると磐梯山が見えました。

●蕎麦の畑と磐梯山
※それにしても暑くなりそうな空です。
●土津神社前通過
この神社は(はにつじんじゃ)と読みます。会津藩初代藩士でる保科正之を祀っています。
この保科正之という城主は名君の誉れが高く、徳川秀忠の4男として生まれたのですが、母親の身分が低かったために、保科家の養子に迎えれらます。。
正之は、その後、兄となる徳川家光に重用されますが、保科正之が幕政において名を上げるのは家光の死後のことです。
当時の江戸の飲料水を供給するために、多摩川からの上水開削を行ったこと。
また、江戸で起こった明暦の大火のあとに、江戸庶民の救済を行ったこと。などがあげられます。
正之は会津での藩政にも力を注ぎ特に、経済対策、福祉政策にもさまざまな実績を残しました。なんと日本初の年金制度を構築したのも正之です。
●大きな鳥居をくぐります。
●かえるさんこんにちは!
●正之の霊廟までは長い参拝道を歩きます。
●磐梯山の山の麓に、猪苗代を眺めるようにお墓を作ってほしいといった正之の遺言にこたえる形で作られましたそうです。
さて、ここから登山道まではすぐです。さっそく磐梯山に向かいましょう。
●猪苗代スキー場到着。車は一台もありません。一番乗りです。(^^)
駐車場から見える川桁山が光ってるな~。きれいな雲が猪苗代町を覆っています。
さて、出発!
●標高720mからスタート。以前は、スキー場をまっすぐ登っていきましたが、今日は登山 道に沿って進みます。
●足元の花々を踏まないようにゆっくり登ります。朝露に光る花びらが美しく咲いています。
●小さな花ですが、目がとまります。
(花の名前に詳しくなれるともっと楽しいんでしょうね。)
●歩いていると目の前に、ぽとっと何かが落ちてきました。バッタか?と一瞬驚きましたが、みると青い栗の実でした。見上げると・・・・
●大きな栗の木が!おー!秋になったら取りにこようかな?(^^)
●足元の草花を眺めながら進みます。

●ススキもたくさん生えています。もう少し経つと十五夜なんですね。秋が近い猪苗代です。
●一生懸命登ってきて気が付くと、天の庭に到着。クールタオルを取出し汗をぬぐいます。猪苗代湖が綺麗に光っています。猪苗代湖を天を映す鏡と書いて天鏡湖とも呼びますが、まさに今朝の猪苗代湖は真っ青な天鏡湖です。
さて、ここまで来ると後の歩きはかなり楽になりました。
まわりの風景を楽しみながら進みましょう。

●赤植山との分岐です。ちなみに、これは(あかはにやま)と呼びます。
●渋谷ルートとの分岐です。ここまで来ると沼の平へはもうすぐ。
徐々に日差しが高くなってきました。
●磐梯山と櫛が峰をつなぐ尾根が見えてきました。沼ノ平到着です。先月来た時より、沢山の草が生い茂っていました。
●櫛ケ峰そして・・
●磐梯山です。
●でっかいオニヤンマや銀ヤンマをたくさん見かけました。子供の頃はよく、オニヤンマを捕ったなあ・・・
大きすぎて篭に入れられないので、紐で結んだりしたんですよね。
●見かける花の種類も変わってきました。
●川上登山口のルート分岐まで来ました。
ここでおにぎりを食べます。セブンイレブンで買ってきた、塩結びとお赤飯のおにぎりを食べました。
●雄大な景色に目を奪われます。
●三合目 天狗岩到着です。
●黄金清水です。冷たい水でした。
さあ、弘法清水を抜けてもう少しで山頂です。
●山頂到着ー!!(^^)
暑かった―、来月以降の涼しくなってからの登山が楽しみです。
●岡部小屋
御主人は楽天の帽子をかぶっていらっしゃいます。
●檜原湖がきれい
●山頂から見る櫛ケ峰
●檜原湖と櫛ケ峰の裾野
山頂には長居せず、すぐに降りてきました。
そのまま、弘法清水の弘法清水小屋に立ち寄り、なめこ汁(300円)を食べました。
清水小屋の青年と軽くおしゃべり。
とし「今日は暑いですねー」
青年「ほんとうですね。」
とし「小屋は今年はいつまで営業するんですか?」
青年「11月中旬ですかね」
とし「11月?そんなにやるんですか?雪だって降るでしょう?」
青年「11月だと雪は降りますが、結構お昼には融けちゃうんですよね」
とし「そうなんですか?でも歩きにくいでしょうね」
青年「そうですねえ、だから山小屋の人はみんな長靴で上がってきますね。もし11月頃登られるのであれば長靴がいいですよ?」
とし「うーむ、冬山でも長靴で登っちゃうのか!すごいですねえ」
青年「いえいえたいしたことないですから(^^) はいなめこ汁です。どーぞ」
※注 実は、具が入っていたのを半分食べたから写真をとったので少なく見えています。(T_T)
食べる前に撮っときゃよかったです。
●弘法清水でノンビリした後は下山です。
●沼ノ平の碑です。
●猪苗代湖が見えてきました。
●猪苗代ルートのよかったところ
・なんといっても表磐梯の玄関口、メジャールートで歩きやすいです。
・スキー場を上がると、猪苗代湖が見え振り返りながら歩きます。景色がいいのが最高
・駐車場が無料
●猪苗代ルートの注意点
・交通アクセスがいまひとつ。バスがないのでタクシーを使わなければなりません。(高いです)
暑いさなかの登山でしたが、山には秋の風情もちらほら見られました。あと一か月もしないうちに山は、完全な秋になるのでしょう。少し寒いくらいになって、紅葉が見られ始めた方が登山は楽しくなるかもしれません。
秋になればストーブを持って行って、山料理を楽しんでみるのもいいかも?(^^)
かねてから憧れの山、飯豊山。会社が夏休みに入ったので飯豊山に登ってきました。
飯豊山は、日本百名山に名を連ねる東北の名峰です。福島県、山形県、新潟県にまたがりその奥深い山の規模から、通常は山中泊まりとなる登山をする方が多い山です。
今回登るコースは、福島県山都町にある川入コースです。山都町は喜多方ラーメンで有名な喜多方市の隣に位置します。(現在は町村合併により喜多方市山都町)飯豊山登山に際して、公共交通手段の利用を考えました。川入登山道のアクセスを調べたところ、山都駅からバスが出ているようですが、今回は日帰りを計画しているので時間の余裕のないバスはあきらめて、自家用車で川入まで向かうことにしました。事前に、色々調べましたが、これまで登った山に比べると距離が長いのがかなり心配ですね。
飯豊山日帰りのトータル行程距離はおよそ24キロメートル。そのため飯豊山日帰りの場合、余裕をもった行程計画を練る必要があります。あまりゆっくりしていると日暮れまでに戻れないかもしれません。遅くてもPM5:00までに下山できるように計算し、朝4時30分、川入スタートで計画しました。これならお昼までには山頂に到着できそうです。自宅を出発はAM2:00とすることとしました。
PM11:00就寝(若干睡眠不足)2:30分の仮眠をとって1:30分起床。山行のグッズはすべて前日にパッキング済み。車に荷物を載せて郡山市を出発!

国道49号線を会津若松方面にひた走り。初めての飯豊山で少し興奮してたかな?あまり寝られませんでした。
川入到着です。時計は4時少し前。外に出て空を眺めます。星がきれいだなー
あっ三脚忘れた。ぼけぼけの空の写真です。
川入には20台くらいの車が駐車していました。車中泊の方もいらっしゃいますね。駐車場の隣にはキャンプ場があるので、そこに泊まっている人もいるのかな?しんと静まり返って何の音も聞こえません。ヘッデンをつけて登山の準備をしましょう。
駐車場内に掲示されている案内版を見ます。あたりは真っ暗です。ヘッドライトが強すぎて字が読み辛い。^^;時間はそろそろ4時20分。夜明けも近い。よし出発だ。(^^)/
駐車場から川に並ぶように通っている林道を歩きます。夜明け前だし、ちょっと心細いなあ・・・しばらくすると歩くとまもなく、巨大な杉の木の前にでます。
写真の紹介版の左右には恐ろしく威厳のある巨大な杉が立っていますが、真っ暗なので割愛。(^^)
さあ、ここから本格的な登山道が始まります。あたりはまだまだ暗いです。心細くはありますが、ヘッデンに照らされた足元をしっかり見据えながら歩いていきましょう。最初のマイルストーンは、下十五里です。この登山口から600mくらいの場所です。そこまで歩けばペースがつかめるかな?
歩き出しはいきなりの急登です。これは息が切れる。ゆっくり登ろうと思いますが、足が急ぎたがってる。あせらない。あせらない。登山道はしっかり整備されています。ライトの明かりでも、登山道はしっかり把握できています。真っ暗な中でも歩きやすい登山道です。長い飯豊連峰、とにかくあせらずゆっくり歩いていきましょう。
下十五里到着。この地名の由来は、一里が十五里相当のきつさというところからきているそうです。確かにきつい登りでした。息を整えます。これからさらに、500m登って中十五里、さらに600m登って上十五里です。まだまだ急な登りが続くんだな。しっかり歩いていきましょう。少し空が明るくなってきました。
中十五里到着です。夜が明け始めて朝にバトンタッチ。景色がはっきりしてきました。

一部赤い葉っぱがちらちら見えてきました。秋の風情がそこまで・・・
上十五里到着です。時計を見ると5時20分。ここまで一時間かかりました。ペースとしては早いのか?遅いのか?急登だけによくわかりません。初めての登山道なので、とにかくゆっくり、足を温存しておきましょう。
太陽が顔をだしました。朝焼けでぼんやりしていますが、一応御来光です。(^^)今日一日いい天気でありますように!(天気予報ではPM3:00から雨となっていました。)
太陽はいいですね。明るくなって元気が湧いてきました。
景色が開け、まわりの山々が姿を現してきました。進行方向の山頂にポツンと見える建物が見えますね。あれが三国小屋でしょうか?
水飲み場にたどり着きました。ここが峰秀水か。水筒に水を汲んで一気に飲みます。はぁー!!!おいしい~!冷たくておいしい水です。喉を潤してしばし休憩。。冷えた水が体の隅々に染み渡りました。飲みすぎちゃうな。
行動食として持ってきたウィダーインゼリーを飲みます。体も生き返った。(^^)
さー三国岳までもうちょっと。
峰秀水から剣ケ峰の途中の風景です。
三国岳(三国小屋)到着です。思ったよりも立派な小屋でびっくり。小屋前には6人程度の登山者がいました。小屋の管理人さんが、登山者の方と立ち話をされています。時計は7時20分。普通の山なら3時間歩くと山頂到着する時間です。山頂まではまだまだ、飯豊山は懐が広いですね~。でもお天気は最高です。楽しく歩いていけそうです。(^^)
小屋周りには、”地図を開け”。”飯豊山⇒”と書いてあります。実は、小屋の前にある道を、道なりに歩いて行ってしまうと弥平四郎に下山してしまうのです。飯豊山へは小屋後ろに向かって歩いていくので非常にわかりにくい。そのため、掲示しているのだそうです。(それでも誤って下山コースに向かって途中で気付いて戻ってくる方がいらっしゃるとか・・・)
山のあちこちに雪渓が残っています。
ゆるやかなアップダウンを歩いて来ました。ここで種蒔の道標。切合まであと一キロです。
いろいろな種類の花が見られるようになってきました。(写真はニッコウキスゲ)
山歩きの途中で花に出会うと和みます。
登山道を外れたところにテントが張られている風景が目に留まります。
切合小屋到着です。8時40分。ここで小休止をとりました。
切合では休憩している登山者の方が多くいらっしゃいました。
仙台から来た大学生に声をかけられました。飯豊は昨年に引き続き2度目の登山だそうです。ガッツありますね。といったらはにかんだ笑顔で、いい山ですよねーと答えて元気に歩いていきました。
お手洗いは立派です。水洗が使えます。使用料は100円。中を見ましたがきれいに清掃されており、ピカピカのトイレでした。さすが山に来る人はマナーが最高ですね。トイレを汚すような人がいなくて嬉しい。(^^)
ゆっくり休んで、清水を飲み、行動食を食べて体力を回復。うーん元気でたー!それでは本山小屋を目指しましょう!
マツムシソウ
ハクサンシャジン
お花畑の様相です。たくさんの花が咲いています。
振り返ってみると・・・・
いろとりどりで綺麗です。(^^)
たおやかに広い尾根が続きます。柔らかな緑が心地よい・・・
深い山々に囲まれています。ここは山脈のまん真ん中にいるんだな~と深く実感。
万年雪なんですね~
登山道上にあった唯一の雪渓でした。(^^)氷のようにカチカチに凍っています。すべらないように注意してあるきます。
姥権現に到着。ちなみに、姥権現とは下の写真の仏様?(神様?)です。

石垣に囲まれた姥権現。信仰の山ですね、宗教的なものを感じます。
とりあえず、一礼をして通過
ここから再度急登があり、荒々しい岩稜登りを行います。岩稜登りの状況はこちら。

遠くから見ると怖そうに見えますが、実際登ってみると大したことはありません。とはいえ慎重に通り過ぎます。
急にガスがでて、風景が閉ざされていきます。山頂晴れてくれるといいんですが・・・・
一気に本山小屋を抜け、山頂を目指します。本山小屋から山頂までは15分程度。
そうしてやっと・・・
山頂登頂!
山頂の風景は優しい・・・
今日は日帰りで時間がなかったけど、いつか大日岳にも足を延ばしてみたいと思いました。三国小屋の管理人さんに「今日は泊まるの?」と聞かれて日帰りです。と伝えたら「それは勿体ないよ~(^^)」と言われた意味が分かりました。飯豊山は山中泊をしながらゆっくり楽しむ山なのですね。
次回はテント持参を固く胸に誓うとしでした。(^^)
ちなみに山頂到着時間は11時15分でした。
山頂では、ゆっくりと食事をとりました。お赤飯のおにぎりがおいしかった~(^^)
下山は、およそ4時間かかりました。休憩を含めると今回の登山にかかったTOTAL時間(昼食・休憩含む)は11時間でした。
下山して、飯豊の湯に入り、喜多方ラーメンを食べて帰宅したのがPM7時50分。
寝不足のためかこの夜は爆睡(^^)でした。
●飯豊山よかったところ
・山が深い、静か(な気がしました。多くの山々に囲まれた飯豊連峰。街から遠い山の特権ですね。)
・道が歩きやすい。(川入登山口は、昔から信仰登山で登られる方が多いせいか登山道がきれいに整備されています。歩き易いことこの上ありません。また、道迷いしそうなところも特にありませんでした。)
・花の種類が多い。
・柔らかな風景。東北地方の優しい山を感じることができます。
・距離が長く、ロングトレイルを楽しめます。
・小屋が多い(川入からのコースからだけでも3つの小屋があり、途中休憩には事欠きません。
●飯豊山気を付けること。
・行程が長いので無理な計画は禁物
夏休み初日に楽しい山行ができました。次回は山形の飯豊山荘まで歩き、温泉に泊まりたいと思います。(^^)
飯豊山ありがとう。
2012年10月8日の飯豊山登山の記事はこちら
2013年7月7日の飯豊山登山の記事はこちら
2014年9月20日の飯豊山・大日岳登山の記事はこちら
今回紹介するのは東京登山さんのホームページです。
ホームページの製作者である東京登山さんは、”東京の山”にこだわった登山をされており、東京にこんなに山があるの?と驚くくらい東京近郊の山を登り続けていらっしゃいます。
この登山記が通常の登山記と違うのは、語り部である作者の遊び心にあります。登山をしながらふと頭に思い浮かんだ妄想をユーモアのある表現で紹介をしたり、敢えて登山中にルートの分かれた登山道をそれぞれ歩き(大変お疲れ様です。)ホームページ上で、ルートが分かれる登山道をどちらに進むか?読み手に選択させたり、その遊び心はまさに大人の余裕。さりげなく読み手に気を使わせないエンターテイメントであるといえます。
併せて感心するのは、写真の美しさ。
リコーのGRDを駆使し、さりげなく美しい写真をホームページにちりばめています。
高さや早さだけを競う、とんがった登山ブログとは違った大人の登山ホームページ。
読みながらニヤッとするようなエピソードがそこかしこに記載されています。
短い夏の夜。退屈を吹き飛ばせる面白くて、そして静かな雰囲気のある大人の登山記をぜひご覧ください。
アドレスはこちら

猪苗代で有名なピザのお店、梨の木に行ってきました。


娘と妻はミックスピッツア&ナポリタン


息子と私はシーフードピッツア&ナポリタンを食べる。

静かな店内でゆっくりと食事を楽しみました。イタリアで修業を積んだ(と噂の)ピザは、大変おいしいものでした。
その後南ヶ丘牧場へ移動


おおー磐梯山が綺麗。
山頂を拡大してみよう・・・

もう少し拡大

山頂には6人くらい人が見えます。今日は絶好の登山日和。

お客様も少なく、馬もノンビリ

なぜかクジャクが一羽だけいました。

えっ?イノシシ?豚?

大きな暖炉があるなあ・・・
動物も少なかったのですが、人間も少なくて、少し閑散とした南ヶ丘牧場でノンビリしました。
その後、緑の村に移動

これは歴史ある沼尻軽便鉄道の車両。
ここでもお土産を物色して帰宅しました。
日本百名山のひとつである安達太良山に登ってきました。
安達太良山は、奥羽山脈の南部に位置し、福島県の中部にある標高1700mの山になります。安達太良山と一言でいっても、安達太良山をはじめとして、鬼面山、箕輪山、鉄山、和尚山など複数の山が連なっており、登山ルートによっては、様々な山の表情を楽しむことのできる奥の深い一面を見ることができます。
実は、今回の山行、妻と娘が一緒に行くといっていたのですが、登山直前の昨晩、数研のテスト勉強でいきなりの猛特訓が始まり、結局寝不足を理由に妻と娘が山行をキャンセル。私ひとりでの登山となりました。(T_T)

起床はAM3:00。登山用具は昨晩のうちに準備済みなので、改めて安達太良山の地図をチェックします。
出発はAM4:15。まだまわりは暗い空です。晴れてはいるけど天気大丈夫かなあ
ちなみに、自宅から安達太良山の登山口までは車で1時間かかりません。

岳温泉に到着!とはいえまだ5:00を過ぎたばかり、開いているお店は当然ありません。まだ眠っている温泉街を抜け、奥岳を目指します。10分も走れば奥岳到着です。

登山口に到着しました。広い駐車場には、すでに20台程度の車が止まっています。ほとんどの車が無人ですが、朝早く登山をされた方と、くろがね小屋に泊まっている人の車でしょうか?

安達太良山にはゴンドラが運行されており、ゴンドラを使えば登りの1時間が短縮できます。が、時間はまだ5時を少し回ったばかり、ゴンドラ運行は8時30分からなので、ここから歩きになります。

まだ開いていないレストハウスを左手に見ながら登山口に向かいます。

さあ、いよいよ登山開始。
初めは歩きやすい道を進みます。気温も湿度もそれほど高くありません。うーむ歩きやすい(^^)。ソフトシェルを脱いで、Tシャツ一枚で進みます。

しばらく進むと、登山道がゲレンデに入ります。さらに進んで、またゲレンデを離れた登山道に変化します。一部道が細い場所もあり、葉についた露で、ズボンの裾が水浸しになりました。とはいえ、それほど不快な感じはありません。急斜面をぐいぐい登ります。

40分ほど歩いて、いい感じに体があったまってきた頃、ようやく山頂駅に到着です。予定より20分ほど早く着きました。登りながら大変困ったことがあったのですが、実は周りを飛び交う小さな蛾に閉口しました。何十匹という蛾が叢から、わらわらと現れては、体の周りを飛び回ります。口に入ったら困る!手で口をガードして虫を飲みこまないように防御しながらの登山となりました。口を手で押さえながら妙な姿勢のまま登ってきたせいか、少し疲れてしまいました。前回の磐梯山といい、何か虫対策が必要です。(^^)



山頂駅からは、歩きやすい木道が続きます。これは登山道というよりハイキングコースではないかい?(^^)
歩きやすい道筋に顔がほころびます。あまり登山に慣れていない方には、ゴンドラ使用もいいと思います。山頂駅までの登山道と比較すると歩きやすさに雲泥の差があります。なお、このあたりから虫も気にならないレベルになってきました。

途中視界が開ける場所がところどころあります。気持ちいい風が吹いていきます。汗が引いていきます。
あー、爽やかだなあ・・

五葉松平に到着!ここの見晴らしは最高!

花を見ると心が和みますね・・・

遠くの方に滝が見えます。耳をすましますが音までは聞こえてきません。



薬師岳の見晴らし台に到着!ここで標高1340mです。休憩にウィダーインゼリーを飲みます。凍らせていたので、ほどよく融けて飲みやすい!休憩なしできたので、5分ほど小休止。鐘をならしたり写真を撮ったりしているうちに体力も回復。足元のはるか彼方には登山口が見えます。
(あー、あそこから歩いてきたんだなあ・・・)


さらに歩いて薬師岳到着!!その薬師岳の道標を眺めながらさらに頂上を目指します。
ふと・・・明るくなっている空に気がついて振り返ると・・・・

おー!・・・・・
雲海が足元の空を埋め尽くしている!
いつの間にか雲を突き抜けていました。



ふんわりとした雲が空の果てまでを埋め尽くしています。心を揺さぶられる風景にしばし足を止めて眺めてしまいました。
この景色にさらに元気を出して、頂上を目指しましょう!!(^^)
(←雲海の動画はこちら)

頂上が見えてきました。もう少し!山頂の右上の黒いシミは汚れではなく虫です。
(山頂の様子は上の動画をご覧ください。7分ほどの動画です。冗長ですから、終わりの1分だけ見てください。(^^))

山頂到着です!!やった!誰もいない!!景色を独り占めの贅沢感と幸福感にしばし時を忘れます・・・

馬の背(牛の瀬)の尾根が見えます。(馬の瀬はもっと先でした。)
山頂で10分ほど休憩したあと、鉄山方面に向かって歩きはじめました。これからくろがね小屋を目指します。

風に負けずに歩きます。


振り返ると安達太良山の山頂が遠くなっていました。

ここで初めて他の登山者の方とすれ違いました。
(登山者の向こうにあるのが安達太良山山頂)




沼ノ平上部に到着。昔はここを降りて、沼尻方面に抜けることができたのですが、1997年に沼の平の有毒ガスにより死亡事故が発生。それ以降このコースは通行禁止になりました。
ただ、気になったのは、降りるな!という標識が見当たらなかったこと。まあ、安達太良山に登る登山者で、この事故を知らない人はいないと思うので杞憂かな・・
(上の動画は牛の背から覗く沼ノ平)

安達太良山、鉄山の分岐の標識を6時の方向に向かいます。この方向にくろがね小屋があります。ちなみにこのくろがね小屋は、温泉のある山小屋として福島県では人気の小屋になります。今日は寄ってみることにしましょう。


峰の辻を越えて、降りてきます。
下りはスピードがでて楽しい。(^^)



崩落の斜面を左手に眺めながら降りてくると、黒っぽい外観の大きな小屋が見えてきました。
くろがね小屋です。


くろがね小屋到着!
小屋の前では6人ほどの職員の方でしょうか?楽しそうに談笑しています。
「こんにちは~」
「はいこんにちは!」
「小屋で休んでもいいですかあ~」
「いいですよ、あっでも開店が10時からになります。(現在時刻は8時)なので、お休みいただくのは結構ですが、おもてなしができないんですけど」
(@_@;)まじっすか! あああ名物のカレーが・・・
とはいえ、10時まで待つのもつらいので、また来ることにしてくろがね小屋を後にしました。

ちなみに、くろがね小屋の由来は、この黒い鐘からだそうです・・・・よ?(^_^;)多分

くろがね小屋までは、なんと自動車で来れるのです!この車はくろがね小屋の手前に停めてあったくろがね小屋の車です。

ゴンドラが動き始めたようです。
ゴンドラ使うと往復で1時間20分は時間短縮できるなあ~と独り言
次回は、ゴンドラにも乗ってみたい!!

下りは歩きやすい新道を小走りで降りてきました。
安達太良山のよかった点
●景観の変化が起伏に富んでいる。特に山頂から馬の背に向かう尾根は一見の価値あり。
●傾斜がなだらか。(距離が長い分、急な登りがすくない)
●歩きやすい
●登山者が多く、遭難のリスクが少ない
●広大な無料駐車場あり
●くろがね小屋という宿泊できる温泉付きの小屋がある!
ここがイマイチ
●公共の交通手段が少ない
高村光太郎で有名になった智恵子のほんとうの空を感じることができた5時間の登山でした。
磐梯山登山の中で、唯一未踏のルート 渋谷登山口から登ってきました。
朝、郡山駅6時57分初の磐越西線に乗って出発です。乗客はほとんどいません。さすが、日曜日の電車空いていますね。
猪苗代到着後、いつものように桧原行き8時15分のバスに乗りました。乗客は私を含めて4名。お1人はどちらからか転勤してきたという男性の方。もうお二人は老齢のご夫婦です。みなさんザックをお持ちです。
みなさん裏磐梯の五色沼に向かわれるとのこと。
バスで15分くらいでしょうか?渋谷に到着です。が、またまたやってしまいました。登山道はひとつ前のバス停の国際スキー場のすぐそばです。400mほど余計に歩くこととなってしまいました。(前回の川上口と同じミスをしてしまいました。バスで向かわれる方は、事前にバス会社に問い合わせをした方がいいですよ。(^^))

バス停留所を降りてから登山口まで歩きました。
バス停からほどなく渋谷登山口があります。でも、これ普通の道路ですよね。(実際の登山道はまだまだ先でした。)
スキー場まで来ました。さあ、ここから登りスタートです。スキー場には誰もいません。渋谷ルートから登る登山者は私一人のようです。立っているだけで汗がでてくる陽気ですが、しっかり進みましょう。(^^)
スキー場最上部まで来ました。草が生い茂り、道が湿った泥で少し歩きづらいです。登山靴についた泥を気にしながら前進します。
林道の足元はますますぬかるみがひどくなり、靴が泥だらけになっていきます。(T_T)6月の蒸し暑い空気に全身も汗ばんできました。お日様がかなり強く差し込んできています。小さな虫が顔の周りにたかって口に飛び込んできそう!
口を押えながら前に進みます。正直不快でたまりません。
湿ったぬかるみを歩いて、少々うんざりしかけた頃、ようやく新たな登山道の標識をみつけました。
ここから大分歩きやすくなりました。
公園の中を歩いているように爽やかな林の中を進みます。道が乾いていて、ゆっくりと固い土と草の上を、柔らかく踏みしめて歩きます。これまでのストレスが嘘のよう。お日様も森の木漏れ日となって斜めに柔らかく差し込んでいます。涼しい風が木立を流れ、ゆっくりと汗が引いていきます。。あー楽しいなあ・・・
事前に確認した山地図では、沼の平手前1.5キロ地点のこのあたりが迷いやすいと書かれていたようですが、お天気がよければ何の問題もありません。登山道を示すリボンを次々に発見して進みます。このコースの距離が長く、勾配が緩いせいでしょうか?登り坂も息をきらさずにすいすい歩けます。
結局登山道に迷うことなくすすめました。

歩き始めて2時間ちょっと。磐梯山が見えてきました。これまで景色らしい景色が見られなかったのでうれしい。沼ノ平までもうすぐです。

ピンボケ写真ですが、(^_^;)一部雪渓が残っている写真です。山の気候は、街とはかなり違いますね。空気も涼しい感じになってきました。もうまもなく沼の平ですが、このあたりは道が狭くて注意が必要です。登山道の左側は急な斜面です。落ちないように・・気を付けて歩きます。
沼ノ平まで来ました。ここまで登山客とはまったく会えませんでしたが、裏磐梯、川上方面の登山者と猪苗代方面に向かう登山者の姿がボチボチ見られるようになってきました。
「こんにちはー」とあいさつして進みます。

さあ、いよいよ櫛ケ峰アタックです。櫛ケ峰は今回が初めて。どんな山頂が待っているでしょうか?
磐梯山の深く切れ込んだ火口壁ぎりぎりを上っていきます。櫛ケ峰は1636m。通常の登山コースとしては設定されていませんが、山頂に登る登山者も結構いるとのこと。登り始めから非常に険しい道で、足をかけた石がずるずる滑る歩きづらい尾根筋になっています。すぐ左側が火口壁になっています。絶えず崩落を繰り返しており、年々少しずつ斜面が抉られていっている場所です。万が一落ちたりしたら大けが必須。登られる方は十分ご注意下さい。(登り途中、険しいところがありました。また、登りをサポートするロープが切れているところがありました。)
あれ?あの生き物は・・・
火口壁ぎりぎりのがればにいるのは、野生のカモシカです。こちらをしばらくじーっと眺めています。逃げる様子はありません。しばらくこちらを見ていましたが、まったくこちらが気にならないように、草を食みはじめました。
間近で見ましたが、とても愛らしい生き物です。
これまで登ってきたルートを振り返ると真後ろに磐梯山がそびえ立っています。櫛が峰に登頂したあとは、赤丸に囲まれている弘法清水に向かい、その後、磐梯山山頂に向かいます。最終的には磐梯山の向こう側の翁島ルートから下山します。まだまだ遠い道のりが続きます。それにして磐梯山は実に勇壮です。

持ってきたデジカメの望遠を最大にして、赤丸の弘法清水を拡大してみます。お客様が数多く見られます。今日は登山日和ですから、登山者も多いんだろうなあ。
ちなみにガイドブックによれば、磐梯山登山の85%は磐梯山西側にある八方台登山ルートから登るそうです。
櫛ケ峰の山頂に来ました。櫛が峰の山頂には草原が広がっています。
櫛が峰山頂の様子は下のリンクをクリックしてください。
沼ノ平が小さく見えます。
櫛ケ峰を後にして、尾根筋を歩き、弘法清水へ向かいます。
弘法清水到着(上の写真の赤丸の場所)です。ここが磐梯山4合目。先ほどまで山頂にいた櫛ケ峰が見下ろせます。弘法清水小屋に寄り、なめこ汁(300円)をいただきました。小屋の奥様(かな?)からおにぎりが余っているので食べますか?と声をかけていただきました。いやー、親切なお心遣いに感謝です。東北ならではの人情を感じました。(^^)。今日の弘法清水は団体登山客も多く、弘法清水は大変な賑わいです。
山頂到着です。三角点にタッチして、眺望を楽しみます。この日は山頂で30分のんびりしました。磐梯山の山頂の景色は素晴らしい!
山頂の様子(動画)
その後、翁島ルートを降りました。電車の時間に余裕があったので、翁島温泉(入浴料500円)に入り、くつろいで帰ってきました。
疲れ切った体を温泉につけると、体が溶けていくような感覚。悲鳴を上げていた膝もみるみる回復。
あー出たくない。(^^)
渋谷ルートのよかった点
●距離が長い。歩きたい人にはいいかも
●傾斜がなだらか。(距離が長い分、急な登りがすくない)
●ずっと森と林の中を歩ける。
●まったく他の登山者に会わない。静かな登山を楽しめます。
●駐車場はあります。(スキー場の駐車場)
ここがイマイチ
●ある意味藪こぎルート。
●熊、蛇に会いやすいかも(スキー場上部の湿った林道に1.5mのシマヘビがいました。)
●登り始めてしばらくは、ぬかるみの多い登山道が続きます。
●景色がいまひとつ。(沼ノ平まで、ほとんど樹林、藪の中です)
今回このルートを選択したのは、櫛ケ峰登山を考えたからです。櫛ケ峰に行くには、結果的には、八方台から登り、山頂⇒弘法清水⇒櫛ケ峰のルートの方が、よかったかもしれません。
好天の日曜日にもかかわらず登山者が私だけでしたので、不人気な登山道だったのですが、とりあえずこれで全登山ルートを歩けました。(^^)
上の子供が陸上の大会があり白河に行ってしまったので、妻と娘と三人で裏磐梯へドライブしました。
10時頃郡山を出発。曇り空にすっきりしない天気の郡山でしたが、裏磐梯へ車を走らせているうちに、徐々に天気が良くなってきました。
桧原湖に行き、近くの裏磐梯スキー場のふもとで、高原の空気を吸いながらお弁当を食べました。
上の子のお弁当を作ったので、そのついでに家族のお弁当ができた。というのが真相ですが(^^)
一時間ほど、昼食をゆっくりととったあと、五色沼へ向かいました。
五色沼は、磐梯山の北部に位置する大小の湖沼を指します。エメラルド色の変化を見せる色相が、評判でいつも数多くの観光客でにぎわいをみせます。
今回は、五色沼の中で、もっともメジャーな毘沙門沼に向かいました。

(毘沙門沼入口です)
駐車場は、意外にも、県外からの観光客であふれています。
バス停車場は、東京をはじめ関東を中心とする観光バスが駐車場を埋め尽くしていました。


(品川、足立、柏などのバスに混じり、山形など近県からの観光バスも多数みられました。)
少しずつ観光客の皆さんが福島に来てくれるようになって嬉しいです。


天気が良くなり、晴れ間が広がっているせいか、沼の色の彩度があがり、明るいグリーン色と青が混ざり合う
不思議な色に変化します。
このあたり、写真では伝えきれないのが残念です。
風が心地よかったのでボートに乗って毘沙門沼を一周することにしました。
娘は大喜び(^^)






毘沙門沼は深いところでは13mもありますが、ボートを楽しめる場所にはあまり深いところはなく沼底まではっきりとみることができます。透明度が高く5~6mまでの様子を見ることが可能です。
毘沙門沼の様子はこちら
ボートから撮影した毘沙門沼(iPhoneで撮影)
ちなみにボートのお値段 1艘3人まで乗ることが可能です。(小さな子供がいる場合は4人乗っている
ボートもみましたが・・・)
お値段は30分700円。
デートで、裏磐梯におでかけをする人には、恥ずかしくてもボートに乗ることをお奨めします。いい思い出間違いなし!です。
※男性がひとりで、猛烈な勢いでボートを漕いでいましたが・・・違和感ありありでした。(^^)
でも、楽しみ方は自由。何をやっても人に迷惑をかけなければOK!ですよね。
その後遊歩道(ハイキングコースを散歩しました。)

遊歩道から見える五色沼(毘沙門沼)

遊歩道の標識

裏磐梯から望む磐梯山が、威容を誇っています。あそこを歩いたなあ・・・としみじみ記憶が甦ります。
裏磐梯から見える磐梯山は荒々しい容姿です。

遊歩道はきれいに完備されていて歩いていてストレスを感じません。

湖の色も角度と時間により変わります。その変わり方が鮮やかです。すれ違う観光客の方々も口々に
「きれいねー なんで色がかわるのかしら~」と感嘆の声を上げていきます。理由は不明ですが、記念写真をたくさんの人から頼まれました。わずか40分の間に10グループの方の写真を撮りました。
これって・・やっぱり、にじみ出てしまう親切な・・・人柄(^^)?
ハイキングコースの遊歩道から眺める毘沙門沼(動画)
蝉の声が響きます。
ハイキングコースの遊歩道から眺める毘沙門沼2(動画)
遠くでボートを漕いでいる人たちが楽しそう(^^)
毘沙門沼にはたくさんの鯉が泳いでいます。(動画)
鳥や、虫の声に癒されます。(動画)
1時間くらいゆっくり散策したあとは、ゴールドラインを降りました。ゴールドラインをでたところに、榮川酒造(酒造メーカー)の製造所があります。榮川酒造の創業は明治2年という歴史のある日本酒メーカーです。
最近ダイエットで、お酒を飲まない生活を送っている私ですが、榮川の大吟醸と辛口が好きなので、直売所に立ち寄ってみました。

榮川酒造入口

とても立派な杉玉
杉玉は、杉の葉を玉にしたものであり、造り酒屋の軒先にぶら下げ、新酒の完成を知らせるためのオブジェです。

直売所
(県外からのお客様がたくさんお酒を買っている風景です。)(飲まないですが・・・・とりあえず一本買っておきました。ダイエット中なので、飲まないんですよ・・・本当に)
※直売所のお姉さま方から試飲を薦められました。お酒が好きな方は是非立ち寄ってみてください。


入口にニッコウキスゲの花が咲いていました。透明感のある、柔らかい黄色です。裏磐梯にある雄国沼は、ニッコウキスゲの大群生見られます。早いうちに行ってみようと思います。
遅い昼ご飯を食べていたところ、緊急地震速報が鳴り響きました。
ショッピングセンターのフードコートで食事をしていましたが、そこにいるお客の
携帯が一斉に鳴り響いた時の恐怖。
緊急地震速報が、全員の携帯から共鳴するのですから驚きます。
口に運ぼうとしていたうどんを箸でつまんだまま固まってしまいました。
客観的に思い出すと、うどんを掬ったまま固まっている自分はとても滑稽だったと思いますが、
冷静なつもりでも、あの3.11を思い出すと、やっぱり冷静になるのは難しいですね。
結果的には地震情報は誤りで、地震が来なかったことがなによりでした。
その後、取引先の営業の方と福島市に移動。
その方も、私と同じで、今年から登山を始めた山の入門者。
山の道具、初登山の感想、などを話しているうちにあっという間に
福島に到着しました。
そこで、商談をして、帰りの車の中でも登山の話をしました。
お互い会社では、いろいろなストレスがあるけれども、
一瞬でも、無我夢中になる瞬間(仕事のことを心の底から消せる時間)をつくることで
前向きになれますね~という感想で一致しました。
今度一緒に登りましょう(^^)
よろしくお願いいたします。
ストーブとクッカーよろしくです。