定本 黒部の山賊を読んで

「定本 黒部の山賊」  伊藤正一著

買ってしまいました。「黒部の山賊」
この本を買ったのは、ツイッターのTLの中に、黒部の山賊が面白いと呟いていた方がおり、それが記憶に残っていたからです。本の表紙が切り絵のような装丁で、それがより面白そうな本というイメージを強くしていたかもしれません。

黒部の山賊は、北アルプスの登山黎明期の奇談、怪異談を綴った実話です。この本の著者である伊藤正一さんは、もともとはエンジニアで、縁あって山小屋のオーナーになり、雲の平への最短ルートである伊藤新道を完成させた方であり、日本勤労者山岳連盟の創設者にもなった方です。

たまたま本屋でこの本を見つけたときは、速攻で購入してしまいました。
ちょうど、本を買った翌日が仙台への出張だったので、ホテルでゆっくり読むつもりで本を携えて出張にでかけました。

仙台での初日の仕事が終わり、ホテルに戻って入浴後、コーヒーを用意してベッドにくつろぎながら本を開きました。

通常の山の本とは異なるのは、書かれているエピソードが、山賊、埋蔵金、山での強盗事件、たぬき、カッパ、カワウソ、人を呼ぶ白骨、火の玉などなど、山以外が主軸であり、単に山は怪異奇談の舞台として描かれているところ。とはいえ、登山をしている方なら、伊藤さんが伝聞された不可思議なお話の数々は面白いと感じるはずです。。
本の内容は、ぜひ本を手に取って頂いてお確かめ頂きたいのですが、これを読みながら思い出したことがありました。

高校生の頃、安達太良山に登った時の話です。当時、父の実家が安達太良山の登山口まで6キロくらいの地点にあり、安達太良山には何度も登っていました。最初は恐る恐るのぼっていたのでしたが、だんだん慣れてくると、地図も持たず、行動食も持たず登ったりして、まあ山をなめていたのでしょう。今から思うととても危なっかしい山歩きをするようになりました。
到底、遭難など思いもよらず、裏山に登る感覚で山歩きをしていました。そんな時に、不思議な体験をすることになりました。

(続く)

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