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2014年10月13日 安達太良山に登ってきました。
三連休最終日、体育の日です。台風19号が日本を縦断しており、東北地方は13日夜遅くから大荒れになる見込みになっていました。福島県の天気予報でも午後からはお天気が悪化するとうことで、朝早く安達太良山に出発しました。
この三連休、土曜日が快晴、日曜日が次いでまあまあ晴れだったのですが、土曜日はおうちの仕事があり、日曜日は胃が痛くなり(鍋の食べ過ぎ?)でようやくのお出かけです。

自宅を出発したのが4:50分です。薄い雲が空を覆っていましたが、まずまずのお天気です。ちょっと暖かいかな?(写真は本宮の交差点)
岳温泉(だけおんせん)到着。上の写真は岳温泉最上部にある「岳温泉神社」です。ライトアップされていて雰囲気ありました。ついつい車を降りて撮影。


神社から振り返ると岳温泉の風景。早朝なので温泉街は静かです。

車を走らせて登山道到着。ちょうど夜が明けてきました。
綺麗な朝焼けです。厳かな空。駐車場には数台の車が停まっていましたが、数人の方がカメラを構えて撮影されています。

朝6時になりました。登山スタート。スキー場の脇を歩きます。芒の原ですね。

なんか体が軽い。昨日は絶不調だったのに今日は不思議に絶好調です。登りなのに走れそうなくらい体が軽い。ザックには2キロの水、ラーメン、コーヒー必要のないシュラフまで入れて5キロもあるんですが、調子いいですね。

ここから・・・・・楽しみにしていた紅葉ロードです。(^^)
本当に見事な紅葉。ゆっくりご覧ください。

薬師岳手前。雲に浮かんでいるのは、おそらく蔵王連峰
コンパスで北から4度だから間違いないはず。

薬師岳到着。厚くなった雲の上に太陽が昇ってきました。
下の写真の右上に尖っているように見えるのが山頂です。

おーっますます絶景!
なんとなく、薬師岳に着くと半分山頂に到着した気持ちになるから不思議です。

紅葉を楽しみ、黄色の葉を楽しみ歩きます。おひとりだけ下りてきた方とすれ違いました。
今日は登山者がいませんね。早すぎるのと、台風が来ているのと、御嶽山のこともあるのかもしれません。

今日は山頂独り占め 山頂まで1時間19分でした。さて、紅葉も見られたし、台風も来るので急いで下山しましょう。

牛の背の稜線にななかまど。こんな厳しいところでも綺麗な実をつけてるんですね。

沼の平。二本松市の安達太良山の噴火情報でも、もし安達太良山が噴火するときは沼の平の可能性が高いとなってましたね。(過去一万年間に、しばしば水蒸気爆発が起きているそうです。)参照はこちら

くろがね手前で紅葉を眺めながらのんびりコーヒーを頂きました。
これが幸せなんですよね。(^^)
このソースかつ丼は、岳温泉の名物です。(^^)
安達太良山関連リンク
2013年10月14日 安達太良山登山 青空が印象的な秋の安達太良を楽しみました。
2013年7月28日 安達太良山登山 初夏の安達太良山は湧き上がる雲が印象的
2013年5月4日 安達太良山登山 5月の安達太良山はエビのしっぽが見える冬の山
2013年4月29日 安達太良山登山 雪と風に阻まれて途中撤退となりました。
2012年7月15日 安達太良山登山 厚い雲海を眺めてのんびり登山
登山の本や映画についての感想
- 「岳」についての感想 著者 石塚真一
- 「定本 黒部の山賊」の感想 著者 伊藤正一
- 「でこでこてっぺんの感想」 著者 ゲキさん
福島県の山の近くにある日帰り温泉一覧
定本 黒部の山賊を読んで 続々
まだ明るいものの、太陽は午後の日差しです。影が伸びてきています。まずいことにヘッデン、懐中電灯はありません。このまま日が暮れると・・・・
「ばあちゃん、心配してるよな~」自分の今の状況も気になりますが、家族も気になります。
まずは、滝をどうしようか?「下りる?下りない?」葛藤が続きます。音は聞こえるものの覗き込めません。下手に下ると、登ることもできず立ち往生しそうです。
そんな時です。滝の音のするはるか彼方の尾根の上に家が建っていて、人がいるのが見えたのが。「おーい」と声をかけますが動く気配がありません。家も、人も見えているので、必死に声をかけますが立っている人はこちらを見て立ち尽くしています。
しばらくして、それが錯覚だと気づきました。
徐々に薄暗くなります。
決断しました。藪に戻ろうと。とにかく西に進めば間違いなくどこかの道に出られます。リスク回避を決めました。
ここからです。究極疲れると目に入る情報が勝手に脳内で解釈されて、ないものを認知するといいますが、ないものが見えるなったのです。
ちなみに、どんなものが見えたかというと
トランスジャパンアルプスレースに出場されていた選手が、寝不足と究極の疲労で、錯覚(幻覚ではない)を起こすようになり見えないものが見える状況になるというのを見ましたが、この時の自分も疲れすぎて錯覚を起こしていました。
もう本当に賑やかに、いろいろなものが見えました。
黒部の山賊で語られれるさまざまな怪異談の中に、「おーい」とさけぶ化け物。夜中登山者のもとに現れる女の幽霊。聞こえない筈の声が聞こえる怪異。など
黒部の山賊で出てくる様々な怪異談ですが、登山をする方なら、もしかすると思い当たる事が多いのではないでしょうか?
ちなみに、藪に戻った自分ですが、数時間後、星空の瞬く沼尻スキー場の最上部のコースに、本当にいきなりポンッと出られたときの安堵といったら!
その夜の星空の美しさが今でも忘れられません。(^^)
定本 黒部の山賊を読んで 続き
その日のコースは、沼尻温泉から、沼尻登山口、今は通行できない沼ノ平を抜け馬の背安達太良山頂へ、さらに一旦薬師岳に降りて、再度山頂に戻り、鉄山避難小屋、胎内岩を下りて沼尻に戻るという長めのコースでした。20lのザックに水筒と缶ジュース、お弁当を持って山に向かいました。
その日のお天気は上々、汗をぬぐいながらの登山です。
早朝4時、うす暗い時間に家を出て、山頂に着いたのは8時前だったように記憶しています。
途中通った沼の平の中は巨大なスタジアムの中にいるような雰囲気で、わくわくしながら通り過ぎました。
安達太良の山頂では、年配の登山者二人の方に
「僕は高校生か?一人で登ったんだ。えらいな~」と褒められて有頂天になったのも覚えています。山頂で磐梯山や裏磐梯の湖を眺めながらお弁当です。
とまあ、往路は楽しい山歩きになったのですが、トラブルが発生したのはその日の復路でした。
安達太良山頂から、馬の背、鉄山を越え、しゃくなげの塔のあたりで記念撮影。その後胎内岩を下りたところまでは記憶しているのですが、緩やかな下りを下りていくと、突然左の肩に激痛が走りました。あまりの痛みに一瞬呼吸が止まります。気づくと肩にスズメバチが止まっており、そいつに刺されたようでした。周りには数匹のスズメバチいてこちらを威嚇しています。
マズイ!!一気にダッシュして、とにかく坂を下れとやたらめったに走ります。
どれくら走ったか・・ふと気づくと藪の中にいました。
戻りたかったのですが、ハチが怖くて戻れません。地図もなく、どのあたりに自分がいるかもよくわかりませんでした。とりあえず真西に進めば沼尻スキー場には出られるはずと藪をこぎます。道なき道を必死に藪をこいで進みますが、1分で2~3mくらいしか進めません。
それでも体力があったからでしょう。数時間藪漕ぎをして、小さな沢にでることができました。
沢を下るというのは、登山において道迷いの一番の原因でもあるのですが、「この沢は、小酢川か、中ノ沢川に違いない」と勝手に判断し、とにかく下ろうとがむしゃらに進みます。
どうも、、このあたりで相当冷静さを欠いていたようでした。
ぐんぐん下って行くと、水が叩きつけるような音が聞こえてきました。滝?どうもこの下は大きな滝があるようです。顔から血の気が引きました。自分が下りてきたところを完全に見失っていました。「もしかしたら、相当まずい状況にいる?」
定本 黒部の山賊を読んで
「定本 黒部の山賊」 伊藤正一著
買ってしまいました。「黒部の山賊」
この本を買ったのは、ツイッターのTLの中に、黒部の山賊が面白いと呟いていた方がおり、それが記憶に残っていたからです。本の表紙が切り絵のような装丁で、それがより面白そうな本というイメージを強くしていたかもしれません。
黒部の山賊は、北アルプスの登山黎明期の奇談、怪異談を綴った実話です。この本の著者である伊藤正一さんは、もともとはエンジニアで、縁あって山小屋のオーナーになり、雲の平への最短ルートである伊藤新道を完成させた方であり、日本勤労者山岳連盟の創設者にもなった方です。
たまたま本屋でこの本を見つけたときは、速攻で購入してしまいました。
ちょうど、本を買った翌日が仙台への出張だったので、ホテルでゆっくり読むつもりで本を携えて出張にでかけました。
仙台での初日の仕事が終わり、ホテルに戻って入浴後、コーヒーを用意してベッドにくつろぎながら本を開きました。
通常の山の本とは異なるのは、書かれているエピソードが、山賊、埋蔵金、山での強盗事件、たぬき、カッパ、カワウソ、人を呼ぶ白骨、火の玉などなど、山以外が主軸であり、単に山は怪異奇談の舞台として描かれているところ。とはいえ、登山をしている方なら、伊藤さんが伝聞された不可思議なお話の数々は面白いと感じるはずです。。
本の内容は、ぜひ本を手に取って頂いてお確かめ頂きたいのですが、これを読みながら思い出したことがありました。
高校生の頃、安達太良山に登った時の話です。当時、父の実家が安達太良山の登山口まで6キロくらいの地点にあり、安達太良山には何度も登っていました。最初は恐る恐るのぼっていたのでしたが、だんだん慣れてくると、地図も持たず、行動食も持たず登ったりして、まあ山をなめていたのでしょう。今から思うととても危なっかしい山歩きをするようになりました。
到底、遭難など思いもよらず、裏山に登る感覚で山歩きをしていました。そんな時に、不思議な体験をすることになりました。
「岳」を読んで
石塚真一作画 「岳」
小栗旬主演で映画化をされており、山に登る人たちのほぼ100%の人が知っている漫画だと思います。
この「岳」の中で特に好きなエピソードが第一巻に掲載されている「遠くの声」です。
詳細は書けませんが、あらすじは次の通り
北アルプスの常念岳で遭難した父と幼い子供。道迷いと怪我で身動きがとれず、何日間か食事もとれていない。残酷な運命の前に弱々しく死を覚悟する父親。
しかし、子供はお母さん(かなり前に病気により故人となっている)との「困ったときはお母さんを呼んでね」という病院で交わした約束を信じている。
彼方の空にいる母親に「おかーさーん!おかーさーん!」と声を届けようとする子供のひたむきさに、生きる気力を取り戻した父親。
そんな二人の前に現れたのは!!
いや・・これ号泣もんです。買う前に本屋で立ち読みしていたので、ぐっと来た瞬間、やばいと思って、思わず本を戻して、メガネを拭くふりをしてごまかしました。
このエピソードでは、主人公三歩と仲間たちの山のスキル(頼りがいあるんです。この仲間たちも)と、三歩の他のクライマーに対する優しさがクローズアップされています。
短い一片の話ですが、一切の無駄のない珠玉の短編です。
エピソードの最後に、三歩とその仲間の会話のやりとりの中で、三歩たちクライマーの持っている影の部分に焦点が当てられます。クライマーが、普通の人たちと違うのは、彼らが(彼女たちが)普通の人より、少しだけ死に近いところにいるということでしょうか?
よく、登山家はなぜ山に向かうのか?という質問がしばしば取り上げられます。明快な解答を持つ人、持たない人、また登る理由が人それぞれであったとしても、山に登っている人は、山に登っている人達にしかわからない感受性を刺激されているような気がします。
そして、その感受性は無意識にそれぞれの人生観に影響を与えているのではないでしょうか。
もちろん山に登る人が登らない人より、人格が高尚だとか高潔だとかということは決していうつもりはありませんが、山に登れば、空や雲や、木々や、花や月を下界よりは少しだけ美しく目にすることができます。また、下界では気づけない自然の大きさにたいして人間の小ささ、弱さを自分自身の体を通して知ることができるのも山です。
自分の体を媒介にして、ほんの少しだけ自分や世界、自然や人間のことを考える機会を山は与えてくれているのでしょう。そのために、少しだけリスクを受け入れる。それがクライマーなのです。
それを具現化してくれているのが「岳」の主人公、島崎三歩であり、「遠くの声」で三歩が見せてくれた優しさに繋がっている・・・・そんな気がするんですよね。
まだ岳を読んでいない方、機会があれば、岳の第一巻手に取ってみてください。
屈託のない笑顔で子供に向き合う三歩。きっと好きになりますよ。
追伸 立ち読みはグッと来ると危険なので買って読んでくださいね。(^^)
014年9月20日 大日岳(飯豊山)に登ってきました。
今回の登山にあたり夜明け前の出発をしていますが、登山の安全性を考えると夜明け前の(しかも単独)登山はお勧めできません。飯豊山は熊の個体数も多く、登山ルートによっては一部滑落、道迷いの可能性もあります。
今回の登山は、あえてトレーニングとして夜明け前の登山、長距離日帰りを計画したものであり、熊対策を始めとして、万が一のビバークに備えてのツェルト、もしくは小屋泊まりのための予備食料も確保しています。歩行ルートも地図読みによるルートのシミュレーションを徹底して行っており、安全には十二分な配慮をした上での実践となります。通常の登山として参考にならないことをはじめに申し述べておきます。
今回の登山、少し期するところがありました。
昨年の7月7日に行けなかった大日岳への日帰り登山です。
郡山から、弥平四朗に向かいます。道を知っているからという油断があり、途中49号線を大きく通り越してから間違いに気づきました。
1時間ほど時間をロスしましたが、無事に弥平四朗に到着しました。
弥平四朗登山口、標高680m 夜明け前で真っ暗ですが スタート!
上の写真は、疣岩山と鏡山の分岐です。
ここまでの登山道は少し急登がありましたが、高度を稼げるのでぐいぐい歩けました。体が軽く、ともすると急ぎそうになるので、ペースを抑えます。今日は登山道だけで約40キロを歩きます。最初調子良くても帰路で疲れたらまずいですよね。登山道の方は、倒木が道をふさいでいるところもありましたが、特に歩きづらいところや、道を見失いそうなところはありません。真っ暗闇の中をヘッデンを付けて歩きましたが、分岐まで無事に到着。
(余談ですが、新長坂ルートはお勧めしません。基本未整備の登山道です。標識も不親切ですし、道の片側が切れ落ちていたり、やせ尾根があったり、道が滑りやすかったり、登りも下りも安心できないルートです。トラロープを張ってほしいポイントが10箇所くらいあります。下山の時に先を歩いていた少し年配の女性の方が、滑って倒れて大変辛そうでした。)

三国小屋の右側に目を向けると川入まで続く登山道の尾根が長く続いています。剣ヶ峰の岩稜も見えました。グレートトラバースの田中さんは、川入から登られたんですよね。
福島側からの車での乗入はできないみたいですが、登山道は荒れていなかったでしょうか?

切合までのルートが伸びています。飯豊山は巻道がないので、途中途中の尾根を登ったり下りたりしないといけません。今回で飯豊山への登山は5回目ですが、とにかくこの長い距離を歩くコツは、足に負担をかけないようにゆっくり、しかし着実に歩くことだと思います。
今日は下りの余力を残し、登り20% 下り80%くらいの体力配分を考えて歩きます。

姥権現到着。

本山小屋到着。到着am9:20分。登り始めてからちょうど5時間かかりました。(写真を拡大すると時計があります。)ここで朝ごはん(感覚的にはお昼御飯ですが)をとりました。
それにしてもお天気悪いですね。

飯豊山山頂(top of mount iide)到着。
実は、この山頂では復路の時にちょっとしたハプニング。
ご夫婦で登ってこられた方の男性が、ちょうど百名山 100座目ということで、横断幕と取り出し写真撮影。
山頂にいらっしゃった方々で「おめでとうー!!」と祝福。
ちなみに奥様は86座目だそうです。なんだかこちらまで嬉しくなっちゃいました。

ダイグラ尾根を登ってきた人が2人いました。
「やったなー、来たな!俺たち」とおっしゃってました。(^^)
ガッツありそうなお二人でした。
ダイグラの登山道は、今登れなかったと記憶していましたが、登山道の修繕はされてたんですね。

ぐんぐん降りてきて、振り返ると飯豊山山頂。
こちらからの景色もいいですね。下りを利用して若干スピードアップ。
今回4個目のウイダーインゼリーを飲みます。柿ピーも取り出し、ポリポリ食べながら進みます。お気に入りの行動食です。(^^)

大日岳は雲で見えません。晴れてくれるとうれしい。ただ、光と陰で山の陰影が美しい。

飯豊山から、御西小屋までは3.6キロあるんですね。
御西小屋から大日岳山頂までもほぼ、同じくらいの距離がありますから、飯豊山山頂から大日岳までは7キロ超あることになるのかな?地図だと6キロくらいで見ていました。

飯豊山は美しいなあ・・・・・
景色が優しい山ですね。
せっかくの尾根歩きを存分に楽しみましょう。
5月の連休の頃、会津若松市から飯豊山を眺めると、飯豊山は白く横長に伸びた巨大な山容を碧い空に浮かび上がらせます。飯豊山の山容の右端が飯豊山、真ん中からやや左側にかけて大日岳になります。今その長い尾根の上を歩いているんだな。と一人感慨に浸ります。

写真だとわかりづらいですが、紅葉が見事です。
もうちょっとで山頂です。
雲がゆっくりと湧き上がって山頂に触れるように優しく流れていきます。

飯豊連峰最高峰、大日岳到着!山頂独り占め。
ここで初めてコーヒーを飲んで一息つきました。
空を見て、コーヒーを飲んでしばしの休息を取ります。
コーヒーが体に染み渡る。うまいなあ・・・
次の山に備えて明日は、おいしい豆を買いに行こう。なんて思ったり(^^)
ゆっくりしたかったのですが、あまりにも時間がありません。名残惜しいですが下山します。
下山は、新長坂ルートを通りました。冒頭述べましたが、このルートは少し危険かもしれません。大きな危険はないですが、100名山の登山道としては標識や、トラロープなど未整備が多くておすすめできません。主観ですが、登り下りとも新ルートを歩いた方が、歩きやすいと感じました。
今回の山旅14時間の長いトレイルとなりました。
あー、川入登山道の復活が待ち遠しい!!
華やかで穏やかな飯豊山とひっそりとして静謐な大日岳。記憶に残る山歩きをありがとう。
また、来年登りに行きます。
飯豊山関連リンク
2013年7月7日 飯豊山登山 少し天候の悪い7月の飯豊山登山記です。
2012年10月9日 飯豊山登山10月の飯豊山登山はスタート7時で焦りました。
2012年8月11日 飯豊山登山 初の飯豊山登山は川入から。山頂までが遠い山でした。
2014年9月15日 三本槍岳(那須岳)に登ってきました。
南会津まで往復するのは、ちょっと億劫だし、安達太良山、磐梯山はすべてのルートを登りつくしたし、かといって里山に行く気分でもない。
ということで浮かんだのが那須連山の三本槍岳でした。
そうだ!三本槍はまだ行ってなかった!
那須は、郡山から車で一時間程度。登山口の駐車場もしっかり整備されていてアプローチは文句なし。
ということで那須に向かって出発。家を出たのが6時30分でした。
那須岳では、りんどうが至る所に咲き誇っていました。
登り始めからテンション急上昇です。

15分も歩いて振り返るとかすかに雲海が見えます。
今日は晴れてくれるかな?

今日のルートですが、まずは朝日岳を目指します。そこから三本槍岳に向かい。もどって茶臼岳のルートです。栃木県から福島県と県をまたいだ山歩きになります。

峠の茶屋到着。ここを右にいけば朝日岳。左に向かえば茶臼岳。ということでまずは右に向かいます。

朝日岳までは1.2キロ 65分とありますね。
いつもはかなり急ぎ足で歩きますが、今日はゆっくり景色を眺めながら歩きたいので、汗をかかない程度の速度であるきましょう。

登山家の田部井淳子さんが、初めて登った山が那須岳で、「火山の山で岩がごつごつして大変感動しました。」とお話しされたのを聞いたことことがありますが、確かに那須岳は感動する要素がありますね。登りやすい山であるのに風景は、日本の風景ではないようです。

雄大な景色を眺めながら尾根を進みます。風がやわらかくて楽しいです。この尾根は風が強いところでもあるのですが、今日は穏やかですね。

景色が素晴らしいのと、たえず視界が開けているので登りが苦にならないのも那須岳の特徴でしょうか。いろいろな山を歩いていますが、とにかく歩いていて楽しいです。

朝日岳到着。
驚いたことに朝日岳に、ワンピースの姿の女性がいました。しかも小脇にバッグを抱えています。さすがに靴はスニーカーでしたけど。しかも・・・単独行?
(山頂写真にその方が映り込んでしまいましたが、掲載は差し控えます。(^^))

朝日岳山頂の景色。しばし景色を楽しんだ後は、三本槍岳に向かって出発!

朝日岳から、三本槍岳まではしばらくゆるい尾根歩きが続きます。
見晴らしがよく、ピクニック気分で歩けますね。

登りも下りも緩やかな登山道が続きます。。風景を眺めながら、いろいろ考え事をして歩きました。なんか散歩みたいですね。(^^)
でもスケールの大きな散歩です。
おじさん「あの山はわかる?」
カップル「吾妻山かな?」
おじさん「そうだね。ではあの山は?」
カップル「月山ですか!」
おじさん「そう月山だな、じゃあ、その向こうにうっすら見える山は?」
カップル「・・・・・おじさん(おじ山)ぶはははは」
といった瞬間、おじさんは、不機嫌そうな顔でカップルに背を向けて置いてあるザックの方に戻ってしまいました。
カップルも少し困ったような顔で「いつも会社じゃオヤジギャグ飛ばしているのに、こっちがギャグ言うと不機嫌になるのはずるいよな~」とこぼしていました。
つくづく会社ではオヤジギャクには気をつけようと思いました。(^^)
自分もいいオヤジなので・・・

お昼はラーメンです。その後コーヒーをいただきます。
コーヒーがおいしい季節になりましたね。
2014年8月31日 高柴デコ屋敷
2014年8月24日 磐梯山に登ってきました。
お盆休みの間に登った月山の雲の山頂が忘れられず、山が恋しくなってました。土日のお休みは、土曜日は天気が悪かったものの、日曜日の朝は起きてみると爽やかな日差しが広がる好天です。これはお出かけできるぞーっと言うことで、磐梯山に向かうことにしました。
天気予報では、夕方から天気が崩れそうとのことで、移動時間が少ないというのが磐梯山にした理由です。
、国道49号線を猪苗代に向かいます。写真は、猪苗代湖の志田浜の風景。
2014年8月13日 月山に登ってきました。
十代でこの小説を読んだときに、月山や、山形に対して強い憧憬を抱くようになりました。(まあ、森敦の小説は読み手の好き嫌いがはっきりしていて、好きな人はとことん好き、そうでない人はまったく面白くないと評価が二分される作家でもあるのですが・・・)
たまたま自分は、森敦の小説の世界観に引き込まれてしまったんでしょうね、自分の中で月山は神秘の山になり、憧れの山のひとつになりました。
月山は標高1984m、磐梯朝日国立公園の北端部に位置する山になります。
この地域は、日本特有の豪雪地帯にあり、月山スキー場は夏スキーのメッカになっているところです。
郡山の自宅を出発したのがAM2:00(もちろんこのときは大朝日の登山口である古寺鉱泉を目指しています。)福島経由で国道13号線を、米沢に向かいます。
米沢⇒長井⇒寒河江と車を走らせます。お祭りかなにかの準備でしょうか?町のあちらこちらに提灯がかかっており、歴史ある街並みと相まって目を楽しませてくれました。
(街中の小さな橋の両側に提灯が灯されていたりして、とてもロマンチックな景色でした!)そんなわけで眠気も感じず、ナイトドライブを楽しみました。
郡山から4時間ほど車を走らせましたが、朝日町に入ってから通行止めがあちこちにあり、NAVIに頼って向かっていたものの、ついに15キロ手前の通行止めで行き方が不明になりました。目的地を地図で調べて何度か道を探しましたが、どうにも目的地が見えません。30分ほど道さがしに時間を費やし、ついにこの日の大朝日をあきらめました。
ここから一番近い山といえば、蔵王か月山
なら月山だ!ということで目的地を変更して月山に向かいます。
到着したのがAM7:00
登山口は姥沢口登山口です。ここは駐車場が広いですが今日は、車も数台しか止まっていません。
お天気はとみると残念ながら曇り空。山頂での晴れを期待して山に向かいます。

駐車場から200mほど歩くと、ほどなく登山口に到達します。

登山口すぐのところに、小さな橋がかかっていました。こちらからも登山口に向かえるようですが、道が不案内なのでとりあえず、アスファルトの道を進みます。

この標識を左に向かえばリフトがあります。いきなり400mくらい高度を稼いでくれるそうですが、ここは楽をせず、右に向かって歩きます。

登り始め15分。これから向かう山がすっぽりと雲の帽子をかぶっています。なんか重たそうな雲。本当に晴れてくれるといいなあ。
でも、お天気悪くても、月山に登っているというのが気持ちを楽しく後押ししてくれます。

雲の切れ目から青空ものぞいてきました。ニッコウキスゲの群生が嬉しい。
ニッコウキスギの花は一日花なんですね。朝花を開き、夕方には萎れる。一期一会を感じさせてくれる花です。
ニッコウキスゲのみならず、ミヤマリンドウもあちこちに咲いており目を楽しませてくれました。
山頂まで1.9キロ地点
牛首っていう地名が山ではたまに見かけます。(那須岳でもありましたが)
この牛首は神様である牛頭から来ているんでしょうか?ちょっと物騒な感じがするのは私だけでしょうか。

姥沢登山口と、リフト上駅の分岐に到着です。ここまで2キロ歩いてきました。残り1.5キロです。道が整備されているので、だんだん歩きやすくなります。

雪渓を眺めたり、踏んだりしながら山頂に向かいます。夏スキーに向かわれる方でしょうか?スキーやボードを背負っている人たちを追い抜きました。みなさん重そうな荷物で頑張って歩いておられます。
そういえば、NHKのにっぽん百名山でも月山が取り上げられていましたが、その中で、月山は世界有数の豪雪地帯と紹介されていました。日本有数ではなく世界有数というのが凄いですね。(^^)
木道が終わると、急登になり、徐々に登りがきつくなります。

お天気もいまひとつなので、足元を見ながらしっかり歩きます。
登り始めは暑かったのですが、風も強まりだんだん寒いくらいになってきました。

稜線に出ました。風が強い!周りを見渡しますが、ガスで何も見えません。鳥海山や大朝日岳の方向が示されたプレートで、雲に隠れた山々に思いを馳せます。

頂上が見えました。お天気も少し回復したかな?
月山は、かの松尾芭蕉も登拝したと言われています。
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」の句が有名です。

時間にすると短い時間ではありましたが、雄大な青空が開けてくれました。

雲が形を変えて、ぐんぐん流れていきます。すごい景色!
鳥海山見えないかな?一生懸命に目を凝らしますが残念ながら今日は見ることは、かないませんでした。

月山神社本宮です。
この先は写真撮影NG。500円を払って祈祷を頂いてから入ります。
神主さんの声大きいですね。山頂全体に響き渡るような祈祷を頂きました。
出羽三山、羽黒山、月山、湯殿山は現世、過去、未来に分けられており輪廻転生を意味する信仰の山です。修験者の方も登拝されているとのことですが、今日はいらっしゃいませんでした。
この先、撮影NG

テレビクルーが、天候回復まちで撮影をされています。NHKのクルーらしいです。
一瞬、百名山グレートトラバースの田中さんが、来ているのかなと思いましたが、田中さんは今日は群馬と福島の県境にいらっしゃった様子。(至仏山)
晴れたり曇ったりと落ち着かない空に、いい絵を撮ろうとしているクルーの皆さん大忙しです。
30分ほど、山頂でのんびりした後は下山です。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
https://theta360.com/widgets.js

石畳が敷かれています。
本当にいろいろな山頂がありますね。大きな山、小さな山にかかわらずいろいろな山頂の表情や、風景に出会えるのが楽しいです。
自分自身の感受性や知識を高めていけば、もっともっと山登りが楽しくなるのかもしれませんね。
磐梯山の夕暮れ
2014年7月26日 会津駒ヶ岳に登ってきました。
明日は会津駒ヶ岳に登山です。山を良さ楽しさを教えてくださった山の先輩(お仕事でもお付き合いがありますが)ここではTさんといたしますが、そのTさんからお誘いを頂きました。
厚かましくも、Tさんのご厚意に甘えTさん宅に泊めていただくことになりました。
会社終わりと同時に、妻に会社に迎えに来てもらい、駅まで送ってもらい7時35分発の会津若松行きの高速バスに乗りこみます。バスは80%くらいの乗車率です。磐越西線と出発時間は同じですが、到着時間が20分ほど早かったのでバスを選択しました。(結果的にはバスの方が10分ほど電車より遅い到着となりました。 ^^;)
Tさんに会津若松駅に迎えに来ていただき、その晩は、お食事のおもてなしを頂きました。
Tさん、奥様大変ありがとうございます。
その晩は広々とした巨大なベッドのあるゲストルームに泊めていただき、夜10時に就寝
、翌2時起床。夜明け前に会津若松を出発です。
会津若松から、会津駒ヶ岳登山口まではおよそ90キロあります。
車を走らせている途中、徐々に夜が明けてきました。
ちなみに、今日登る会津駒ヶ岳は、2133mの標高を持ちます。燧ケ岳と並び南会津を代表する百名山になります。せっかくの機会、お天気良くなりますように!
駐車場到着です。登山道に一番近い駐車場はすでに満車でした。
ところどころ路駐も多いです。
400mほど道を引き返し、車を停めました。
駐車場では、キャンプをされている方もいらっしゃいました。
山頂から見てみると気持ちの良さそうな穏やかな稜線が伸びています。
雪渓も残っていて楽しそう。
往復4キロくらいです。
溶けかかっている残雪の上を歩いていきます。

駒の小屋前にはベンチがあって休憩できます。
宿泊する方は素泊まり3000円(要予約)です、ランプがあったり雰囲気抜群です。
小屋前のベンチに座り、ビールとオールフリーを注文し、お昼ご飯を食べました。
暑さで食欲ないかと思いましたが、3個食べてしまいました。
一時間のんびりした後は下山です。
下りは1時間30分でおりてきました。
その後、公衆浴場駒の湯でさっぱり。
今回の山旅、本当にTさんにお世話になりました。
急な泊まりのお手配をくださって御馳走を頂いたこと、往復180キロの運転をしてくださったこと、Tさんと奥様に大変感謝いたします。この場で御礼申し上げます。<(_ _)>
2014年6月21日 高旗山に登ってきました。
食欲がないので、軽くパンを食べ、氷をギチギチに詰め込んだアイスコーヒーを飲んで出発。
一度登りたいと思っていました。

でました。熊出没注意。2014年は熊の個体が多くなっていると聞きます。目撃情報もかなり多いとも。気を付けましょう。
と思っていたら、準備している別の登山者のおじさんに、声をかけられました。
その方年齢は55~60くらいでしょうか?高旗山にはしょっちゅう仲間ときているそうで、熊も何回も目撃されているとか。熊の方から個体識別されていて、会っても無関心に通り過ぎると笑いながら言っていました。
冗談なのか?ホントの話なのか?判断できなくて困りました。^^;
今日はちょっと梅雨空です。天気予報では午後から雨とのこと。
少し湿度も高いかな?じっとりと汗ばむ陽気です。

歩き始めて15分。なにやら妙な標識が。
おつかれさまです。元気回復処と書いてあります。せっかくなので、ここでいろはすを飲みました。ちなみに通常登山の時には、炭酸水を持って登ることが多いですが、いろはすも美味しいですね。
いったいいつからあるんだろう?
蝉の声に聞き入りました。
残念ながら、お天気は雲で今一つ。近くに見える猪苗代湖も見えません。
山頂で20分ほど雲が切れるのを待ちましたが、残念ながら展望は広がりませんでした。
また、次を楽しみに山頂を下ります。
2014年6月14日 和尚山に登ってきました。
和尚山地図
今朝は、テレビでワールドカップのスペインVSオランダ戦を観戦。まさかスペインがあれほど一方的にやられるとは思いませんでしたが、スーパーゴールも飛び出して、大変面白いゲームを楽しめました。試合が終わったので登山の準備を進めます。どこに行こうかな?
外を見ると、郡山の空は雲はでているものの快晴です。天気予報では、会津は雨が降るという予想のようなので、今日は安達太良山に稜線でつながっている和尚山に向かいます。
車を40分ほど走らせて登山道到着。ふと見ると6月14日に熊の目撃情報ですが・・・これは昨年の熊の目撃情報でした。
安達太良山では以前も熊を目撃したことがありますが、ツキノワグマだから
小さいだろうと思っていたら予想を覆す大きな熊でした。
大きなサイズの熊だと100キロ超えるようなものもいるみたいですね。
和尚山からは、稜線続きで安達太良山に向かえます。
さわやかな登山道です。登り始めは急登もなく、遊歩道を歩く雰囲気。
あって、しっとりとした空気です。
近くで、鳥が鳴いています。
今日は登っている人は誰もいないのかな?
貸し切りですね。
昨日の雨で水量が多いみたい。
靴を濡らさないでわたるのは無理っぽい・・・ということで
靴と靴下を脱いで川を渡りました。
いやー・・・川の水は冷たい!!
8月なら、水遊びも楽しいでしょうが、ちょっと冷たすぎ!足が痛いです。
ビルの10階ほどの高さはあろうかという崖。
はるかはるか下に川が流れています。
ひえ~怖い!危なくてこれ以上覗き込めません。
予想していなかったところに現れた高所だったので、ちょっとビックリ。
また一つ経験値を稼ぎました。(^^)
三角点まではすぐでした。
ここでお弁当を食べます。
山頂では・・・鍋焼きうどんを作って食べました。(^^)
食べたら下山。
2014年5月25日 磐梯山に登ってきました。
登山口-AM2:40 スキー場最上部-AM3:45 休憩10分 山頂-4:40 下山開始-5:20 登山口7:00
自宅を出発したのがAM2;00
登山をスタートしたのがAM3:00でした。
ちなみに、その目的はご来光です。(^^)
今日は息子も一緒です。

今日のコースは翁島コースです。
駐車場には、車が3台止まっていますね。今日の登山に備えて早めに来て車で待機している人たちかな?なんにせよ起こさないように、自分の車の中で静かに登山の準備をします。準備を終えて社外にでるといい心持ちの空気です。気温も高すぎず低すぎずですね。
自分と息子とヘッデンを装着して出発です。
猪苗代リゾートのスキー場の斜面の登っていきます。風もなく、それでいて涼しくて気持ちいい夜(朝?)です。
スキー場の登りきったところで会津若松方面に目を向けると町の明かりがキラキラと輝いていました。
猪苗代町と、会津若松の夜景が美しいです。これを見られただけで来た甲斐があったかな?
途中の景色は真っ暗なので割愛します。4合目あたりで、夜が明けてきました。
しかし、風が強くガスっていて、ご来光を見ることはかないませんでした。ここにきて風がとても強く吹くようになりました。きつい風です。レインウエアは着ていますが、足を止めると寒さが身に染みるような風です。山頂では回復してくれるかな?
磐梯山山頂到着。どうやら今日の山開きの一番乗りでした。磐梯山山頂では、ラーメンを二人分作って、おにぎりと一緒に食べました。
登り始めの気温は12度くらいあったはずですが、山頂の気温の低さは体感的には3~4度でしょうか?
綺麗だな
飯盛山(会津若松)
鶴ヶ城の桜
郡山市こどもの森公園で・・・
2014年5月3日 磐梯山に登ってきました。
磐梯山はこちら
ゴールデンウィーク4連休の初日は磐梯山に向かいます。
山開きまで3週間弱。雪も相当溶けているはず。
郡山6時53分発の磐越西線に乗り込みました。ゴールデンウィークですが、お出かけする人も少ないんでしょうか?今日の車内は人もまばらです。
猪苗代駅到着が7:36分でした。バスの時間まで39分あります。駅の外で磐梯山の写真をパチリ。雲一つない磐梯山です。登山日和になりそう。嬉しいです。
猪苗代駅は瀟洒な駅です。駅内には野口英世の等身大の写真が置いてありました。
駅の売店で、飲み物を買い、雑誌を読みバス発車までの時間をつぶします。
8時15分発桧原行のバスが来たので、それに乗りこみます。バスの乗客は4名でした。
連休初日なのに、この人数で採算が取れるのか?他人事ながら心配になります。(余計なお世話ですね。(^^))
8:44分に裏磐梯ロイヤルホテルで下車しました。

今日の登山のスタートは、五色沼です。
時間や季節によって沼の色が変わる五色沼。スタートの毘沙門沼の風景です。
今日は深い緑色の湖面で出迎えてくれました。
目指す磐梯山は、正面の右の山になります。今日は歩きごたえのあるトレッキングになりそうです。
距離は約4キロくらいです。
山登らないで、一日ここでのんびりするのもいいかも・・・
今はまだ淡い緑の目立つ森ですが、夏に向けて深く、濃い緑に森が覆われていきます。
(クリックして拡大してみてください。柔らかな緑に癒されますよ~(^^)
かなり端折りましたが、ほかにもるり沼。竜沼、みどろ沼などの沼がありました。
ふきのとうの天ぷら、ふきのとう味噌、ふきのとうの卵とじなど、大好物です。
スキー場の斜面を登ります。
振り返ると、檜原湖が光っていました。
そうなんです。この雪解けの季節は、裏磐梯スキー場から銅沼経由八方からのルートは、大きな水たまりで道が通れないんですよね。特に雪が多かったシーズンの4月下旬から5月中旬にこのコースを通る方はご注意ください。
今回紹介する裏磐梯⇒噴火口のルートは問題ありません。
山開き前になれば、整備をしてくれる地元の皆さんが、赤リボンで道筋を教えてくれるのですが山開き前だから仕方ないですね。
一度でもこのコースを通っている人なら問題ないと思いますが、初めてこのコースを入る人にこのこの季節の単独行は、あまりお勧めできません。
迷うことはないでしょうが、心細いルートです。
天狗岩を目指し南に向かえば、登山口が見つかります。
ここでは、木々に結ばれた赤いリボンもあるので、よく見て進みましょう。
あまり、山側には近寄らないように進みましょう。

火口を抜ける登り口まで到着。登山口の標識立っていますので、それを目印に登ります。
こちらも写真の通りで、道が雪の下に隠れていました。最近登った方の踏み跡がうっすらと残っています。それを目印に進んでいきます。キックステップで、雪に靴を蹴り込んで登ります。今日はお天気が良くて、雪もやわらかいのでアイゼンなしでも苦労せず登れます。
しばし裏磐梯の風景を眺めます。
ナトリウムの補給は大事ですね。自分で持ってきた、おにぎりと一緒になめこ汁を飲み干しました。
いやー、本当においしい。元気を取り戻しました。コーラを飲んで一休みします。
猪苗代から登ってきた登山者とお店の方が会話をされていました。山頂まで行きたいけど、往復すると下山が遅くなりそうなので猪苗代までだと時間が心配なので山頂には向かわずに下ります。とのこと。

お店の方に別れを告げて、山頂に向かいます。
弘法清水から山頂に向かう夏道はがっつりと雪に覆われており
雪の斜面を直登になります。
ここで初めてアイゼンを履いて、斜面を登ります。
こちらも、雪はやわらかく、蹴り込んだ足は簡単に斜面に刺さります。
ただ、雪がやわらかすぎて、せっかく蹴り込んだ足元自体が崩れるので
ロスが大きすぎて、結構苦労しました。
山頂は雪がありません。少し曇ってきましたが、景色は最高。

山頂の風景を楽しんだら、下山です。南側斜面を下りて翁島駅を目指します。。
まだ、ここから8キロくらいあります。急な斜面なので、気を付けていきましょう。
途中、一か所雪の急な斜面がありました。スキー場のゴンドラの駅を降りて登山口を少し登ったあたり、夏道だとロープを伝って登り降りする地点です。ここだけ注意が必要です。
川桁も桜がちょうど満開でした。電車の中から桜を撮影します。
日焼けで真っ赤になりましたが、お風呂上がりのビールが最高でした。
如宝寺の夜桜
2014年4月13日 那須岳に登ってきました
昨日に引き続き、”春を背負って”山登りをしてきました。(^^)
今日向かうのは那須岳です。2012年の9月にも来ているので、ちょうど
一年半ぶりの那須岳登山です。
昨日に続いて本州を覆う高気圧で快晴のお天気。
春の山を楽しんでやろうと那須岳に向かいました。
福島県郡山市から白河市を抜けて那須岳に向かいます。
途中車を停めて広々とした牧草地から那須岳を眺めます。
山頂部にはまだ少し雪が残ります。
50人くらいロープウエイに並んでます。
言葉を聞くと、中国から来た団体さんかな?
皆さん山を見上げて楽しそうです。

今回は通常の夏道が雪の下なので、直登のショートカットで、峰の茶屋跡と茶臼岳
の中間地点の外輪山の真下を狙います。
急登の上、雪で歩きづらいですが、いけるところまではツボ足で進みます。
(アイゼンはこの日結局使いませんでした。)
直登の成果ですね。コースタイムの半分以下で山頂付近に到着です。
土が赤いです。鉄分が多いのかな?なぜか火星の写真を思い出しました。(^^)
那須岳は、岩山で、2000m未満の低山と思えない風景の荒々しさに魅かれます。
春霞のせいで、今日は、筑波山が見えません。
今日は空がまぶしすぎです。
今日は10名くらいの登山者の方がいらっしゃいます。
そろそろ朝日岳に向かいましょう。
今度はここから朝日岳を目指します。
トレッキングポールも持ってこなかったので、かなり慎重に歩きました。
2014年4月12日 宇津峰山に登ってきました
宇津峰山はこちら
昨日まで少し気温が低く、ずっと蕾だった桜が、高気圧の陽気と、
19度まで上がった気温で、一気に花開きました。
郡山にもいよいよ春到来です。
それでも桜は、5分咲きくらいかな?
待ち焦がれていた春の桜です。
2011年の春は、桜どころではなかったですが、あれから3年を数えて、ようやく春を
心から楽しめるようになったような気がします。
町中いたるところで桜が花開いています。
途中から眺めた郡山市。はるか彼方に小さくビッグアイ。
この宇津峰山、会社の先輩で、今は東京に単身赴任中のHさんが
高校の山岳部時代、体力作りのために往復で登っていたという
思い出の山だそうです。
Hさんは、時々このブログを見てくださってます。
Hさん、懐かしいですか?(^^)
去年も同じ頃来たんですが、その時は山菜取りの人たちが大勢いましたね。
裏磐梯から見た磐梯山(写真は昨年のものです。)
2014年3月22日 蓬田岳に登ってきました
蓬田岳はこちら
先週の安積山があまりにも気持ちの良い登山だったので、今週も登山にでかけました。
春分の日が絡んだ3連休ではあったのですが、娘が部活で神奈川県に向かうことになり、早朝3時(早朝というより夜中)に学校集合でチャーターバスで出発のお見送りを行ってから、登山に出発しました。
その理由の一つがアクセスがしやすいところ。郡山から国道49号線を走り、およそ30分で平田村に到着します。
国道を右折し5分も走ると登山道の駐車場である、ジュピアランドひらたに到着です。
しかも、ここは駐車場が広いです。100台は余裕でしょうか?東北の登山は雪道に泣かされることが多く、登山するより登山道にたどり着くまでが大変といったケースもありますから、このアクセスは大変ありがたいです。
3枚羽織ると、歩き方のペースによっては汗をかくこともありますからね。空を眺めながら、しっかり歩いていきましょう。
少し前に、大きくラジオの音量を響かせたオジサンがいました。
高校野球を聞いてますね。しばらく後ろを歩いて高校野球の実況に
耳を傾けます。(^^)
一度登った山はペースがつかめるのがいいですね。
見ると先ほどとは別のおじさんが、高校野球を聞きながら山頂から降りてきました。^^;
ここでコーヒーを飲みました。
今日は蓬田岳に行って来ました。お天気良くて最高でした。 ^_^ – Spherical Image – RICOH THETA
https://theta360.com/widgets.js
早く下りることにしましょう。
早春の猪苗代湖
春の花
福島の山開き
いよいよ2014年の山開きも始まります。
春を背負って(舞台挨拶)
映画「剱岳点の記」を撮影した木村大作監督の新作が6月14日に公開になります。
2014年3月15日 安積山に登ってきました。
安積山(額取山)はこちら
3月15日の土曜日、熟睡あとの気持ちのよい目覚めの朝。
今日は娘の部活動の遠征もなく、仕事もなく久しぶりに自分の時間が持てる土曜日です。
カーテンを開けると青空が空一面に広がっています。
久しぶりの登山日和ということで、今日は安積山に向かいます。行先はいろいろ検討したのですが、忙しくて登山に行けなかったので今日はリハビリ登山^^;
安積山までは、自宅から(急げば)30分。途中コンビニに寄ります。
定番の、おにぎりと炭酸水&柿ピーを購入。
1キロほど手前にある弘法清水の駐車場に車を停めて歩きます。
駐車場に到着した時には、車が2台停まっていました。車の中には膨大なペットボトルがありました。弘法清水を汲んでいくんでしょうか?ご利益効能あるのかな?
雪は20センチくらいの積雪ですが、固い雪なので歩くのは苦になりません。
遠くで、鳥のさえずりが聞こえます。
気温は0度でしたが、日差しと厚着と歩きでむしろ暑いくらいです。
しばらく登山をお休みして、飲み会ばかり参加していたので、体が相当なまっているかな?
さー、アイゼン履こう!と思いましたが、雪も凍っているわけではないのでツボ足で進みます。
TERMOSにコーヒーを詰めてきたので、それを一口いただきます。
実は、仮想飯豊山(川入りから上十五里まで)をイメージして歩いています。
こんな時は、いいデジカメが欲しいな~って思うんですよね。
山登りにおススメのデジカメがあったらどなたか教えてください。
今更ながら、急登の歩き方を思い出してきました。息を切らせず着実に急登を登る足運び。やっぱり歩いていないと感覚がずれちゃいます。
安達太良山にも行ってみたいですね。特に、くろがね小屋に泊まってみたいです。
くろがね小屋は団体で泊まる方が多いみたいで、一人で泊まるのがちょっと恥ずかしい?ので、ただ今あちこち声掛けして同行者募集中です。!(^^)!
ツボ足でも足が沈むことはないのですが、ここはアイゼンがあった方が歩きやすかったかな?
今日はどの山に行っても楽しい山歩きができたでしょうね。
雨の日の登山も、実は結構好きだったりします。雨の音を聞きながらいろいろ考え事をしながら歩いたり、霧の中、ちょっと不安な気持ちになりながらルートを発見したりすると、それはそれで楽しかったりするのですが・・
花はまだ咲いていませんが、まもなく市内にも梅続いて桜が咲いていくのでしょう。
安達太良山や、磐梯山の山開きにはまだ2か月弱ありますね。
でもこの時期の山歩きも、静かで、虫もでず楽しい山歩きが楽しめます。
風が痛いなあ・・
この山から西は、まだまだ雪がしっかり残っています。
猪苗代から会津。今年は南会津の山も歩きたい。
歩きたい山が多すぎて困りますね。
猪苗代湖の近くに天鏡台という建物がありますが、まさにここから見える猪苗代湖も天鏡湖です。空の青さが、より猪苗代湖に映えています。
今日は、下山したら磐梯熱海温泉で体を溶かしたいと思います。
そりがあれば楽しそう。
雪が固いので歩くとしっかり、足を受け止めてもらえます。
2014年の山予定
2014年の山行を計画中・・というか妄想中です。昨年は仕事が忙しくなって一昨年のような余裕のあるスケジュールの山行ができなくなりました。今年は、少し余裕をもって山に向かいたいですね。
2014年 一番行ってみたいのは やはり・・・
第一位.北アルプス。(8月?)
北アルプスといっても、剱岳から立山、薬師岳、槍ヶ岳、穂高岳まで巨大な山域で、どの山にというのはないのですが、3000m級の山頂から世界を見渡してみたいです。
第二位.大朝日岳(8月?)
深い飯豊、遠い朝日と言われる東北の雄。飯豊山を初めて登った時も、その奥行に驚きながらも次々移り変わる風景に見惚れてしまいましたが、大朝日岳も、同じ感動が期待できそう。東北の深くて広い山塊は、みんな憧れるといますが、大朝日岳も大変楽しみな山の一つです。
第三位.吾妻山(7月?)
吾妻山から西吾妻山への縦走をしてみたいです。シェルパ斉藤さんのトレッキングの紀行記でこの行程のトレッキングの記録がありましたけど、2000m級の東北の縦走は、ものすごく楽しみです。
第四位.月山(9月?)
高校時代に森敦氏の「月山」を読んで以来、出羽三山には、神秘の山としての憧れがありました。月山という美しい名前の響きも惹かれます。
第五位.飯豊山(7月、8月、9月)
飯豊山は、3回登ったものの、まだ飯豊本山しか行ってないんですよね。まずは、大日岳、可能であれば、縦走。小屋泊も行ってみたいです。
第六位.燧ケ岳・会津駒ヶ岳(9月?)
一昨年訪ねた燧ケ岳の山頂の風景は忘れられません。遠くに富士が見え、対面には尾瀬を挟んで至仏山。雲一つない天空。もう一度快晴の燧ケ岳に行ってみたいですね。
第七位 福島の山
登ってみると、こんないい山があるんだ!という経験を何度か体験しています。特に奥会津には、まだまだ未知の深山がたくさんあります。
つたない山行記ですが、今年も、お付き合いよろしくお願いいたします。<(_ _)>
2014年1月18日 一盃山に登ってきました
一盃山はこちら
馬場登山口11:00~ 山頂到着12:15 ( お昼) 下山開始13:00~ 駐車場到着14:00
久々のブログの更新になります。
前回のブログ更新が11月の川桁山ですから、およそ2か月ぶりのブログ更新になります。
その間、山に向かっていなかったわけではなく、川桁山以降、3回山に向かっていたのでした。
●1月11日に鞍掛山敗退。(郡山市から三春を越えて約16キロ。標高795mの低山です。)見晴らしが良いという情報で、鞍掛山に向かいましたが、この日は気温が低く、道路が凍結していたため、登山道にたどり着けず敗退)
リゾートスキー場のゴンドラで最上部までいって登り始めたところ、リフト監視員の方から、「すみません。そこから山に入るのは立ち入り禁止です!」ときっぱり言われてしまい、リフトで降りて別ルートから登り返しをしたのですが、岩場で雪の深みに体が落ちて、首まで埋まってしまいました。なんとか這い上がったもののこれはいわゆるプチ遭難?
それでもなんとか山頂まであと600mくらいのところまで登ったのですが、風が強く危険を感じて敗退。
●さらに、その一週間前は、安積山で敗退。この日は、猛烈な寒さと強い風に追い返されての敗退となりました。
ということで・・・あまりにも敗退が続いたので、ピークが恋しい・・
とりあえず、どこでもいいからピークをゲットしよう。ということで郡山市のおすすめトレッキングができる山。一盃山(いっぱいさん)に向かいます。
自宅から、30分くらいで到着できるその身近さと、とりあえず標高856mの低山で雪があっても難易度は低いだろうという予想で登山口まで車を走らせませす。
ジャスト30分で駐車場到着。時計を見ると11時でした。
僕が到着した時には、ご夫婦の登山客が駐車場で、お昼を食べていました。ストーブで火を熾して料理を作っていました。おいしそう。!(^^)!
今日の気温は4度。すこし寒いですが、日差しがあるので暖かく感じます。
雪も少ないので、歩きも快調。田んぼに沿って道を歩きます。
民家もちらほらあり、数件民家の脇を抜けて登山道に向かいます。
まさに里山ですね。
ちょっと伝わりづらいですが、杉林から木漏れ日が漏れています。
寒いはずですね~
きれいな霜柱にiPhoneを向けて写真を一枚ぱちり
結構寒いはずなのに、15分も歩くと体がぽかぽかしてきました。風がないせいかな。
ゆっくり歩かなきゃ!ゆっくりゆっくりと声をかけます。
単独行はペースが上がりがちになる傾向が強いといいますが、僕も、いつもオーバーペースです。気を付けましょう。
まだ1月なのに、春って感じなんですよね。
しばらく歩いているうちに、少し広い道に出ました。雪の量が増えてきましたが
アイゼンを履くほどでもなく、そのまま進みます。
ここは、結構冬でも人が来るらしく、雪もしっかり踏み固められています。
足元からギュッギュッっていう雪の音が気もちよく聞こえてくる。
結構滑るかな~?
あー、いい天気だ!
いつもはコーヒーですが、今日は甘いものが飲みたい・・・
貸し切りの山頂では、鳥の声だけが聞こえます。
福島県の阿武隈山系にも隠れ名山がありました。
低山ののんびりハイクも楽しいものです。
阿武隈山系には、まだまだ登っていない山も多いので、これから春にかけてもっとたくさんの山々を歩いてみようと思います。
なお、下山中に二組の登山者と出会いました。結構多くの人が登っているのかもしれません。この一盃山のように地元の山にもいい山がたくさんあるんですよね。
2013年11月16日 川桁山に登ってきました。
川桁山登山口 10:00~ 川桁山山頂12:45 お昼休憩 下山開始13:30~下山15:00
というのも、昨年から登山を始めて今回でなんと4回目の登山。実は過去3回はいずれも途中敗退をしているのです。
一度目の登山では、中腹まできたところで、林道に大きな氷の斜面が出来上がっており、アイゼンを履いても、左側に落ち込んだ7mほど高さのある川に落ちそうで敗退。
二度目の登山では、これも途中まで登ったところで急な雷雨。転がるように下山しました。
今年の夏にも三回目のチャレンジをしましたが、これも急な体調不良に襲われてやむなく下山。
どうも川桁山は縁がないな~と思っていたところでした。
今日はいけるかも?と心期するものあっての4度目のチャレンジです。
ちょっと残念。お天気回復して欲しいですね。
熊鈴を鳴らしながら進んでいきましょう。
うん、うまい。
この川桁山の登山道。写真にはないですが、水がざぶざぶ流れてくるところもあり、一見すると川を登っている感じのところもあります。
その登り返しが、きついです。急な斜面がどろで滑る上、雪が覆っているので、滑りまくりでした。笹の枝を引っ張りながら、転ばないように登ります。道のぬかるみで、3歩進んで2歩下がる(365歩のマーチ?(^-^))感じで進みます。ちょっとストレスかな。
とはいえ、稜線の道幅が狭いですね。それと笹薮が足を覆って歩きづらいです。頂上近い筈ですけど。もう少しかな?
水を2リットル持ってきたので、コーヒーは2回作っておかわり。
体が温まりますね。ヤマメシはうまいな~。
もう一杯コーヒーをおかわり。
ごはんを食べて、珈琲を飲んで、荷物も軽くなったところで一気に下山します。
今日は、最後の秋をゆっくり楽しめました。
2013年10月14日 安達太良山に登ってきました。
(^-^)
2013年9月21日 磐梯山に登ってきました。
磐梯山はこちら
三連休の初日。磐梯山に登ってきました。9月に入って初めての登山です。9月といえば初秋の天気の良い山登りを期待していたのですが、週末の度に天気が崩れて登山にでかけられない状況だったのです。
リゾートホテルからは、観光ゴンドラが運行していました。このゴンドラは一昨年トラブルがあって2012年は、お休みしていたゴンドラです。ゴンドラを使えば一気に工程の半分の距離を稼ぐことができます。
翁島ルートは、いちばんきついルートと言われていますが、ゴンドラが運行すると、一番山頂まで近い登山道になったかもしれません。
とはいえ、今日は、なまった脚を鍛えるためのトレーニングも兼ねた登山なので、体に楽をさせないように登山道を登りましょう。
この翁島コースは、基本、一直線の急登なのでペースを守った足運びが大切になります。
すすきの穂が光っています。
空と湖の色が同じです。大きな猪苗代湖が一望できます。対岸はおぼろに霞んでいますね。
2013年8月14日 磐梯山に登ってきました。
磐梯山はこちら
11:30八方台登山口—11:49中の湯跡—12:40お花畑分岐13:10磐梯山山頂(休憩)
—14:00弘法清水(岡部小屋で食事)—15:30八方台登山口
娘と一緒に八方台登山口から磐梯山登山をしてきました。
お天気に恵まれた裏磐梯
お盆休みも間もなく終わりということで、県外ナンバーの車が多いです。
あー、チカチカする。(;_;)
羨ましいですが、車なのでジュースで我慢。
2013年8月12日 中津川渓谷で遊んできました。
中津川渓谷はこちら
夏休み3日目。福島県郡山市も猛暑に見舞われています。朝から日差しが強く降り注ぎ、この日は国内でも41度を記録したところがあるほどの猛暑日でした。最近は、お天気が極端な日が多く、大雨が続き水害が出る一方、猛暑で野菜が枯れるところがでるなど、安定しない天気が続いています。20年くらい前だったら、夏、朝から午後二時くらいまではいい天気で、夕立がさっと降り注ぎ、雨が去るとと涼しい夕方に涼をとるなんてことが当たり前でしたが、日本の夏も少しずつその様子を変えていくのかもしれませんね。
ともかく、暑いのは苦手。特に妻が夏バテで家からでたくない。とのたまわっているので、気分を変えるために磐梯高原におでかけをしました。
見ると車はほとんどが県外ナンバーです。夏休みですからね!
あー・・セミが鳴いてるなあ・・・
遠くから水の弾ける音が聞こえてきましたよ。
川面が太陽に反射して眩しい!
ずっと触っていると水の冷たさに手が痛くなりますね。
涼しくて、生き返った気分です。
2013年7月28日 安達太良山に登ってきました。
昨日から夜半にかけて集中豪雨が福島県郡山市に降り注ぎました。数時間も続いた強い雨で、磐越西線など運転を停止した電車もあり、県内の交通は一部麻痺したほどです。
土曜日の午前中は雨が降っていないどころか晴れ間が覗く晴天で、「これは、山歩き行けたな~」と悔やんでいたところにこの雨でしたから、日曜日もダメかなと半分諦めていました。
ところが、朝方部屋のカーテンを開けると快晴とはいわないまでも綺麗な青空が覗いています。天気予報も午後三時までは曇りのマーク。
ということで、安達太良山に向かって出発。
いつものコースではなく、今日はくろがね小屋を経由して山頂を目指します。雨上がりなので少し、ムシムシしますが気温がそれほど高くないので気にはなりません。
道は、少々ぬかるんでいます。転ばないようにだけ気を付けないと~(^-^)
さあ、くろがね小屋に向かってGO!
日差しが足元の葉を照らします。森全体が明るくなるからいいですね。
登り道からは、昨日の雨の影響でしょうか?水がざぶざぶと流れてきます。なんか楽しいい。(^-^)
ここを登りきると山頂が見えてきます。
見えました!山頂です。
もう少しで山頂ですね。
山頂まで300m。青空が覗いています。嬉しいなあ・・・
昇る前は、雨でもいいかな・・って思っていましたが、やっぱり晴れだとさらに楽しくなりますね。日焼け止めを塗ってこなかったのだけが少し後悔です。(´д`)
登山者が多いですね~
山頂到着 10:36分でした。
ここでさらにお天気回復。いつもは強く吹く稜線の風が今日は穏やかですね。
同じ方向に向かう登山者の皆様。気持ちよさそう~
振り返ると、安達太良山の山頂です。まだまだたくさんの登山者が山頂に向かって歩いていきます。
山頂に向かう登山者。カッコいいですね!
牛の背、安達太良山分岐です。
こういう風景が好きなんですよね~。(^-^)
火口跡が荒々しい姿を見せています。白いのは雪ではなく、白い種類の地質です。尾根の土は赤いのですが、火口は白いんです。
秋元湖とその先には小野川湖が見えました。
この火口の北側を回って歩いていきましょう。
火口の白さと対照的な赤い土。
日差しがますます強く差し込んできます。眩しい夏ですね!
道標が朽ちて落ちていました。
秋元湖が近くなりました。(^-^)まもなく小屋に到着です。
11:10 鉄山避難小屋到着。
昨日、自宅そばのスーパーで100円で買ったバナナ
画面ではわかりづらいですが、バナナは5本あります。
いやー、昼ごはんが安く上がっちゃったなあ・・( ̄▽ ̄)
荒涼とした大地と奇岩を楽しみながら下山です。
12:58分 下山しました。
一気に夏に飛び込めたような気がします。
歩いている間は、ずっと気持ちよく歩けたのに、今は日焼けで少し腕がヒリヒリします。
(^-^)でも楽しかった~
ありがとう安達太良山!




















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































