2021年最初のお山は、郡山市の額取山です。
2020年はコロナ禍といこともあり、ほとんど山に登れませんでしたが、2021年はNOコロナから、Withコロナに世間の風潮も変わってきました。
まあ、これだけ感染者が増えてくると、多少のお出かけもやむを得ないよねという雰囲気になってきたというのもあります。
2020年は、ツイッターやらブログで山のレポートを載せただけで、ものすごいクレームのメールを頂いたりして、近くの低山でさえ登るのをためらったりしていましたが
密にならないスポーツということで、山歩きは許容されつつある娯楽になってきているようです。
朝、妻に郡山駅まで送ってもらい電車で出発します。
朝早い磐越西線には、ほとんど乗客もなく、対面式の座席は独り占め。
窓の外の青空は限りなく手足を伸ばし、冬の澄んだ空気が遠くの山々をくっきりと浮かび上がらせていました。
「あー、ほんとに久々の登山だなあ・・」
なんという解放感。
さあ、今日は歩くぞう。

磐梯熱海駅を降りて、登山口まで歩きます。磐梯熱海登山口までは約2.5キロでしょうか。駅の北側の狭い歩道を歩き、磐越西線の踏切を超えて、旧4号線の信号を渡ります。
水力発電所を右手に見ながら登山口に向かって進みます。

林道のような少し荒れた道を進みます。
このルートは、毎年5月に開催されていた安積アルプス縦走路なので、過去3回ほど歩いています。ただ冬の道路は通り過ぎる人もなく寂しい道のりです。


登山口到着。駐車場には一台のジムニーが停まっていました。今日の登山者は、この磐梯熱海からのルートは1名だけかな?
それにしてもなんという快晴!




この日、気温は3度くらいですが風もなく、日差しも強いので汗が止まりません。
ついに我慢できずダウンを脱ぎました。
あー、暑かったあ・・

最後の急登です。

頂上到着。やはり家でぬくぬくしていたせいで、いつもより全然時間がかかっちゃいましたね。
少しずつ山を歩ける体を取り戻していかないとだめですね。
でもやっぱり山は気持ちがいい。
一人で歩く山は最高の贅沢です。

安達太良山には少し雲がかかっていました

そうこうしているうちに、少しずつ強い風が西から吹いてきます。
磐梯山と猪苗代湖の風景を見て、今日は下山しましょう。
