登山に行く時に持っていくストーブ用のガス(OD缶)ですが、中途半端で使い切れないまま残ってしまうことがよくあります。余った中途半端なガス缶が沢山あるのも何となく見栄えが良くありません。また、ガス自体は劣化はありませんがガス缶は錆びたり、腐食するリスクがあります。この余った古いOD缶のガスを1つの缶にまとめるアダプターをアマゾンで見つけました。
自宅にある、中途半端なOD缶がたくさんあったので、このアダプターを試してみることにしました。
これがそのアダプター。
商品名はキャンピングムーン、マルチガスアダプターと言うものらしいです。アマゾンで3480円で購入。 ここに貼ってある写真はOD缶からOD缶にガスを移し替える器具になります。
今回導入した機器にはオプションがついてきており、それを使うとCB缶🥫からOD缶、逆にOD缶からCB缶にガスを移し替えることも可能です。
では早速実験!
ジョイントするとこんな感じです。
器具は小さいですね〜
移し替えるOD缶を上に、受け取り側のOD缶を下にセットします。
器具本体には接続先を間違えないように、インとアウトが記載されているので間違える心配はありません。
移し替え前の状態です。重さが238.5グラムあります。ほとんどからの状態ですね。
では早速ガスを移していきましょう。
下のOD缶の重さです。232.5グラムあります。
満タンの状態で666グラムありますから、ほとんど空に近い状態です。
では、移し替え・・・の前に、ひとつ工程が必要になります。それは、下の受け手側の缶を冷蔵庫で8分冷やし、上の送り手側の缶を40℃のお湯で8分間温めるというもの。 この手順を踏むだけで、ガスの移動がかなりスピーディにおこなえます。
およそ10分くらいの移し替えでガスが移動しました。
ちなみにアダプターのオプションを付けると下記のとおり
このように一般的に使われるCB缶からOD缶にガスを移動させることも可能です。
OD缶を買うとタイプ250で450円、タイプ500だと850円位の料金が掛かります。
夏場であればそれほど強いガスも必要ないので、CB缶をやりくりすれば、安価なOD缶の出来上がりです。
注意
●接続時に、少しガスのにおいが漏れます。自宅で作業する場合は換気に十分に注意しましょう。
安全確保が最優先です!
●またハイパワーOD缶はガスの成分がブタンガスが75%プロパンガスが25%となっています。CB間から移行したガスは、多少火力が多少弱まることが懸念されます。冬場は正規品を買って正しく使うようにしましょう。