会社の有給

働き方改革のせいで(というかお陰で)有給がとりやすい状況にあります。2019年4月から(大企業では)10日以上の有給を付与されている企業では、従業員が5日以上の有給をとらないといけません。
今年2020年の4月には、すべての企業が対象となり、これに違反した場合は従業員1名に対して30万円の罰金が命じられます。また悪質な場合、経営者が懲役刑を受ける可能性もでてきました。
実際に、そこまで行きついた事例はありませんが、2020年4月以降は有給や時間外労働に対しての罰則強化に伴い、労働基準監督署も調査・見回りを強化するといわれています。一昨年過重労働の撲滅で、労基Gメンが活躍したといわれていますが、今年はさらに取り締まりが強化されるのでしょう。皆さんしっかり早く帰り、ただしく有給をとりましょう。
ただし、これは本当によくないんですが、自分の中でも有給にたいして若干の後ろめたさがあるんですよね。自分が会社に入ったころは、深夜残業当たり前、土日もなくていつでも仕事。電話があれば土日関係なく24時間対応するのが当たり前の時代でしたから、それがダメとなった今、逆に心が落ち着かないのです。
特に、平日、有給を取って家にいたりすると、仕事の電話が気になって気になって、帰って平日より心休まらず夕方6時過ぎてようやく、ほっとするというようなことも結構ありました。
そんな自分なので、有給をとるときは家でのんびり過ごさず、山に行くなり、海に行くなり、積極的に外にでかけるようにしています。
結局、何もしないのが精神衛生上、一番心にはよくないのかもしれません。
とはいえ、あれは谷川岳に登った時、西黒尾根の鎖場を登っていた時に仕事の電話があり、とっさに鎖にぶら下がりながら電話にでたのには、つくづく小心者の会社員だと思い切り反省しました。

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