平ケ岳に続いて、富士山と飯豊山も思い出に残る山でした。
非日常的な風景はややもすると山の高さと比例する関係にあり、それが故に、かなりの高低差をひーひー言いながら歩いてこそ、素晴らしい風景に出会えるという意味では、富士山も飯豊も双璧でした。
富士山に登るのは、今年で二回目ですが、空気の薄さ、ありえない人の数(何しろ登ったのが山の日ですから)眠気と寒さとの闘い。とただ、歩くだけで楽しい山でした。
飯豊山は、今回が6回目。こちらは富士山と対極で、いつもびっくりするくらい人に会いません。高さこそ凡庸ですが、距離の長さ巻道のない、うねうねと続くアップダウンは東北一番の難易度です。しかし今回の山行でも、真夏に残る残雪、高山植物、たおやかで背中の広い尾根。これらが山頂だけでなく道中をずっと楽しませてくれました
2020年はどんな山との出会いがあるだろう。

