2019年8月11日富士山に登ってきました

夏休み二日目は、富士山に向かいました。
夏休み前から休みの計画はいろいろ練っていて、今年こそ剱岳に行こう!いやいや富山経由で立山だ。うーん・・・栂海新道を登って、白馬岳も悪くない。
などなど、企画はたくさんあったのですが、なぜか今日、としは富士山に向かっております。
というのも、今年としの周りでは、結構富士山に登った方が多かったのです。
登る人それぞれ
「いや~富士山キツイ。結構心折れた」だの
「初めて山に登ったのが富士山だったけど、死んだ。山頂まで行ったけど下山にめちゃめちゃ時間がかかった」だの
「ツアーに参加して富士山に行ったけど、もう一生山に登らなくていい」だの富士山を巡るドラマが、としの知り合いの間でなぜかブームのように巻き起こっており、今年は、そのドラマにとしも参加するべきかも?いやするべきだ!という思いに突き動かされて衝動的に富士山に向かったというわけです。というわけで、みんなが味わったとことん苦しい登山を期待して富士山を目指します。
登山の苦しみは喜びと表裏一体ですからね。(^^;

11日の9時50分のローカル線でまずは、大月駅を目指します。使ったキップは青春18きっぷ。お金のかからない旅は財布に優しいのです。
郡山から4時間かけて新宿へ。そこから中央本線で大月駅に到着。乗り換えて、富士山駅で下車します。上の写真は富士山駅でバスを待っているところ。
バスの発車は17:30分(だったと思いますが記憶はいまひとつ定かではありません)
バスはめちゃめちゃ混んでました。乗客の9割は外国人です。中国の方と、ASEANの方が8割。欧米人が1割、日本人は1割くらい。
バスのアナウンスがなければ外国です。

5合目到着はPM7時ちょっと前。5合目にはツアー客団体が沢山います。
ちょうど皆さん出発することろです。
長い登りが始まります。みんな頑張ろう!

高度順応を図るために、5号目で2時間ほど体を慣らします。食事をゆっくりとって時間を潰しましょう。
富士山カレーの大盛りを頼みました。1200円でした。山にカレーは定番ですが、ここのカレーもおいしいです。

さて、体も慣れたかな?時計はPM9:00 ちょうどよい時間ですね。出発しましょう。売店では金剛杖が売られています。お土産に一つ買おうかと思いましたが電車で荷物になりそうなので今回はパスです。

6合目に向かって歩いていると左側に夜景が現れます。
うわーすごく綺麗。眼下の夜景を眺めながら、富士山頂に向かう喜び。江戸時代から富士登山は一大アトラクションですが、令和の今も、感じる喜びは同じです。

夜景の名所は数あれど、こんな高所から眺められる夜景はなんとロマンチックなことでしょう。

さくっと6合目に到着。ここからが本格的な登山です。
協力金1000円を払って登ります。今回は富士山の焼き印【背景が型抜きれた】お守りと、リストバンドの2種類でした。

ご覧の通り富士山は大混雑。世界中の富士山ファンが集まって夜を通して富士山に登るのです。6合目から7合目にかけては、登山者の皆さん元気元気。ちょっと皆さん飛ばしすぎのような気がします・・・まだまだ先は長い。
9合目過ぎるとキツイよ!(^^)/

気温は15度。まだまだ暖かいですね。とはいえ、灼熱の下界と比較すると20度以上涼しい気温です。ということで、上着にダウンを着て登っています。ということで汗をかかないようにゆっくり気を付けて登っています。

小屋は大盛況です。真夏の富士山の小屋は不夜城です。

3000メートル地点まで登ってきました。富士山の小屋の中で最も綺麗といわれる東洋館です。何しろ収容人員320名の巨大小屋ですからね。一度シーズンオフにはここに泊まってみたいものです。(^^)
ちょうど、この東洋館が5合目と山頂の中間地点です。このあたりで小屋どまりの人たちがごっそり抜けて道が歩きやすくなりました。

さあ、もう少し頑張って登りましょう。ガイド登山の人たちを結構抜かして来ました。恐らく1000人くらい抜いてきたように思います。(今日は山の日というのもあったので特に登山者が多かったと思います。)
ただし、ガイドと一緒のツアー登山についてはいろいろ思うところがあります。
まずひとつは、ツアー登山は体力のない人にはきつい登山になるということ。今回、実際に目の当たりにした光景ですが、あるツアー登山の中で特にヘバッてしまったお母さんがいました。ガイドが一生懸命励ましているのですが、その励ましがちょっと怖い。
「●●さん、苦しくても歩かないと着かないよ。ちゃんと歩かないとみんなに迷惑かけるしさ、頑張ってもらいたいのよ。●●さん、ということなんで皆の先頭あるいてもらえますか?」
苦しいからゆっくり歩いているはずなのに、先頭歩かされるのはきついですよね。
ツアー登山はバスの乗車単位で構成されているので、40人から60人くらいでひとくくりになっています。見ず知らずの他の数十人に気を遣って山を歩くのは想像したくないものです。
もう一つは、日程が固定されているということ。
単独行、もしくは仲間との登山であれば、一番お天気の良い天気の日を選んで山を登ることが可能です。でも、ツアー登山では日程ありきでそれに合わせなくてはなりません。お天気よくても山頂は寒いのに、天気が荒れている日の登山はリスクが何倍にも大きくなります。
そんな意味で、ツアー登山の功罪が富士山にはありますね。
それと、これはとある方ののブログに書いてあったことですが、富士山に登るなら若ければ若いほど良い。という一文。ということであなたがもし富士山に登りたいと考えているならすぐに登れというものです。富士山は標高差もあり、空気も薄く体にかかる負荷も普通の山より高いです。登りもきついが、下山もキツイ富士山。
これから富士山に登りたいと考えている人は、今年もしくは来年の夏の富士登山を目指しましょう。

もうちょいです。

着いたー AM1:00です。富士山頂上奥宮。5合目から4時間で着。万が一を想定して、シュラフ・テント(富士山は幕営禁止ですよ。あくまで保険です)水2リットルなども背負っていたのでかなりの重さでしたが、ダイエットで体重が減ったせいか。無事山頂まで到達できました。
さて、最高峰を目指すぞ。

いよいよ夜景は美しく輝きます。標高3700メートル付近からの下界の景色は夢のようです。動かない飛行機から景色を眺めている感じです。
空の星も、下界の3倍くらい大きく光っている。

到着

山頂ではシュラフにくるまって寝ている(倒れている)人が大勢いました。
山頂の気温は3度くらいでしょうか?風が強いので体感温度は0度以下です。
御来光を待とうとおもいましたが、あまりの寒さに下山することにしました。
風があたらない8号名あたりで夜明けを眺めることにしましょう。

ちなみに余談ですが、今回山に持っていたヘッデンは、LEDRENSER H8Rです。
実質夜間登山としての活用は今夜が初めてです。
このライトが明るいのなんの。あまりに明るすぎて、人の多い富士山では迷惑になりそうなので明るさを最小にしておりました。山頂は人が少ないので最高輝度(300から600ルーメン)に設定しましたが、この明るさには感動。

下山は富士宮口から。大勢の登山客とすれ違いながら下山します。徐々に東の空が明るくなってきました。

紫に染まる明け方の空を眺めながら下山です。なんという贅沢。
下山は涼しい気温の中、富士宮口に下りてきました。
下山後は、バスで富士宮駅に降り、そこからひたすらローカル線で郡山まで戻ってきました。
夏の富士山は、福島県から一泊二日(ローカル線)で往復できます。
(ただし自己責任でお願いします。)