日本三百名山一筆書きプロローグを観る

田中陽希さんが、日本三百名山一筆書きにチャレンジします。
そのエピローグ番組が昨晩NHKのBSで放送されていました。
三百名山にチャレンジする予行演習として冬山の登山を体験するという趣旨で、大雪山系と日高山脈を縦走するというもの。
この番組の放送を楽しみにしていたのですが、放送を見てびっくり。

冬の北海道の山はリスクだらけ
リスクの1番は天候
①予報通りにならない天候(低気圧との闘い)
②ホワイトアウトで視界不良
③生命の危険に迫る体感温度(マイナス30度)

リスクの2番目は体調管理
①汗による低体温症のリスク
②重い重量を背負うことによる疲労
③慣れない行程でのストレスとの闘い

リスクの3番目は雪
①雪庇による踏み抜き、滑落の危険
②ラッセルを繰り返すことによる体力低下
③雪崩
④雪の吹き溜まりに閉じ込められるリスク(脱出不能)

春から秋の登山と違い、冬の登山のリスクは何十倍もあるといえます。

感想としては、「遭難しなくて良かった」というもの。
紙一重だったんじゃないかな。

冬山の場合、どんなに頑張っても努力だけでは乗り切れないケースがでてきます。
リスク3の雪がまさにそれで、雪が深くなればどんな手段を使おうとも前進することは不可能

1月1日スタートで、屋久島スタートだそうですが、冬の雪山登山はくれぐれも安全に登ってほしいです。
番組楽しみです。

“日本三百名山一筆書きプロローグを観る” への 1 件のフィードバック

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