今年の夏休みは会社が10連休ということもあり、その休みのうちの半分くらいは家族の許しを得て山に行かせてもらえるだろう。と勝手に期待して山計画を練っています。昨年は初めて南アルプスに行きました。登ったのは北岳・間ノ岳、それと甲斐駒ケ岳の3山です。南アルプスを登って感じたのは森が豊かな山だということ。今までアルプスは岩山で、森を楽しむならやっぱり福島だな。と勝手に決めつけていたのが、行って初めて目から鱗が落ちました。
特に感動したのが、甲斐駒ケ岳。七丈小屋に到着するまでの森の見事さは忘れられません。甲斐駒ケ岳は、黒戸尾根(標高差2200m)を登るということで、景色より山頂到達しか頭になかったのですが、実際に登ってみたら、その見事な森の豊かさ、たおやかさにすっかり甲斐駒ケ岳ファンになりました。深くてどっしりした甲斐駒ケ岳は日本百名山の中でも名山中の名山で、山の先輩であるT氏が、甲斐駒ケ岳を思い出すたびに白州の森を思い出す。サントリーのウイスキーが飲みたくなると言っていたのもわかるようになりました。甲斐駒ケ岳は山頂が曇りで全く景色は楽しめなかったものの、また登りたい憧れの山の一つになっています。
それと同じく、北岳と間ノ岳はその間をつなぐ稜線の見事さに痺れました。登った初日は雨が降りそうなくらいの曇り空で、山頂付近はガスに阻まれて視界は10mくらい。北岳の山頂手前までいましたが、展望のないお天気に山頂に登らずテントを張って、ビールを飲んでごろごろしていました。夜中風が強く吹いてあまり眠れずテントの中でうとうとしながら朝を迎え、テントを抜け出してみると、大雲海にしっかりと浮かぶ富士山そして左手には力強く隆起した南アルプスの雄、北岳が大きく聳え立っていました。グレートトラバースの二百名山で、田中陽希さんが北岳山荘から間ノ岳に向かうシーンで見た美しい稜線に惹かれれて北岳に行きましたが、本当に心から北岳に行けてうれしいと思いました。またテントを背負って、北岳にいきたいと思いつつ。まだまだ登っていない山がたくさんあり、どの山に向かおうか?今から迷っています。
東北の百名山でも、登っていない鳥海山、大朝日。関東は日光白根山、今年の山雲取山(標高と西暦2017つながり)まだ見ぬ北アルプス(本当は昨年登る予定だったんです。あの事件さえなければ( 一一))
谷川連峰縦走。あー富士山ももう一回行きたいな。天城山も行ってみたい。てな感じで、楽しい山行を夢想しては、わくわくしている2017年の初夏です。
あっ、明日月曜の憂鬱も消えてる。山の力はすごいな (^^♪
皆様おやすみなさい。♪