一週間の仕事が終わり、来週はさらに忙しさに包まれる予感がする5月の土曜日。
仕事の心配をして、家にいても落ち着かないので、急遽裏磐梯に来ました。
特に何を見て、何をするという目的はなかったのですが、5月の新緑に囲まれた裏磐梯に来て、気分転換になればというのが本音の部分です。
郡山の自宅から約1時間で五色沼にやってきました。

早朝に来たこともあり、駐車場には1割も車は停まっていませんでした。
車から降り、お土産屋さんの脇を通り抜けて毘沙門沼に出ます。
遠くには磐梯山が見えます。
今日は暖かいし、雪もほとんど溶けているので多くの登山者が磐梯山に登っていることでしょう。
自販機で、炭酸飲料を買い、それを片手に持って五色沼自然探勝路に向かいます。
五色沼自然探勝路は、毘沙門沼から柳沼までの片道3.6キロメートルの遊歩道です。
片道一時間程度なので、観光客が多く歩くところでもあります。
なので、今日はザックなし、運動靴でした。

多くの観光客がいるせいか、毘沙門沼の畔に立つと、コイが寄ってきます。


毘沙門沼を左手に眺めながら歩みを進めます。

やがて高台にでて、毘沙門沼を一望できるところにやってきました。
ここにはスーツ姿の一団(8名くらい)がいて、びっくり。
研修か何かあって、ついでに観光しているのかな?
違和感が半端ないです。(^^)
五色沼の赤沼です。湖面がエメラルド色ですね。
数人の観光客が一心にビデオを回しています。
気持ちわかるなあ。(^^♪

赤沼に流れ込む清流。ブラタモリでも紹介されていましたが、磐梯山は火山の山で、上流銅沼(あかぬま)から流れ込む様々な火山の成分の特性(微粒子の大きさで光のスペクトルが変わる)のため、沼ごとにその見た目が大きく変わります。

癒されるのは、湖沼だけでなく、森の柔らかな植物たち。

みどろ沼到着
みどろ沼は、沼の周辺にヨシが覆い、近づきがたい雰囲気です。
遠くから透明度の低い緑の湖面を眺めます。
このあたりで、セミの声が聞こえてきました。
いよいよ夏です。

角度によっては、光と水の透明感のある写真が撮れます (^^♪

流れ込む水。水。水
酸化鉄の含む水は沼底を赤く染め上げます。
銅色の周りを囲む植物たち。

弁天沼目の前の透明な水の先に、いきなりコバルトブルーの水面が広がっていきます。
夏になると、青さが増していく不思議な湖。



青沼は弁天沼よりも緑が多く、透明感の高い沼でした。 明るい澄んだ緑の湖面を木々が覆っています。

もう少し進むと檜原湖にでますが、ここは引き返して車に戻り中津川渓谷に向かいます。