このブログのタイトルは「としの福島トレッキング」ですが、まだまだ福島の山でも、登っていない山もたくさんあります。
福島にいくつ山があるか正確な数字はわかりませんが、福島県の只見町という一つの町だけで、102もの山の数があり(市町村ではNO1)、まだまだ新しい山との出会いが期待できそうです。
今日登る、西大巓と西吾妻山もそんな初めて登る山のひとつです。西吾妻山は日本百名山ですから、もっと早く登ってもよかったのですが、事前の情報に惑わされてなかなか足が向きませんでした。事前の情報とは、山頂が木々に覆われて景観ゼロ。登りがいがない。また福島県側からは、道がきつく、長く、つらい登山となる。熊が多い。などなど。
事前にヤマレコなどで情報を調べていたのですが、福島県側からの登山情報が少なく、なんとなく後回しにしていた山でした。
しかし、先入観を持っていては、いつまでのその山の本当の姿はわからない。(富士山がそうであったように)実際に登ってみて、どんな山か自分の目で判断しよう。ということで、意を決して(おおげさ?)西吾妻山に向かいました。
今日登る、西大巓と西吾妻山もそんな初めて登る山のひとつです。西吾妻山は日本百名山ですから、もっと早く登ってもよかったのですが、事前の情報に惑わされてなかなか足が向きませんでした。事前の情報とは、山頂が木々に覆われて景観ゼロ。登りがいがない。また福島県側からは、道がきつく、長く、つらい登山となる。熊が多い。などなど。
事前にヤマレコなどで情報を調べていたのですが、福島県側からの登山情報が少なく、なんとなく後回しにしていた山でした。
しかし、先入観を持っていては、いつまでのその山の本当の姿はわからない。(富士山がそうであったように)実際に登ってみて、どんな山か自分の目で判断しよう。ということで、意を決して(おおげさ?)西吾妻山に向かいました。
郡山市を出発し、猪苗代、裏磐梯へと車を走らせます。裏磐梯に入ると、グランデコへの標識があり、それに従い車を進めます。(写真は途中の小野川湖)

グランデコ到着。シーズンオフのスキー場は静かです。自動販売機で、コーラを買いました。広い駐車場には車が数台停まっているだけです。ザックを背負い、靴ひもをきっちり締め、歩き始めます。登山口はすぐに見つかりました。しばらく林道を進みます。
歩き始めてすぐに汗が吹き出します。今日は暑くなりそう。
ちなみに今日登る西吾妻山は、吾妻連峰の最高峰。標高は2035mになります。古くは修験道の山として、江戸時代から登山者(修験者)が登っていた山でした。福島県側からですと、グランデコスキー場からの登山となりますが、ここが有名なのは、冬の木々が雪で固められ、その凍結がモンスターと命名されるほどの圧巻の風景をつくりだし、それを目当てに冬山登山をする人が多いことです。(2012年にモンスターを見に行ったのですが、その時は、強風でゴンドラが運行せず、登れませんでした。)
今日は標高差約1080mを歩きます。
息がきれない程度に一定のペースで登りますが、背中の水が重い。
地図を見ると、西大巓と西吾妻山の稜線の間に水が汲めるところがあるそうですが、本当にあるかどうかわからないので、2リットルは持ってきました。
地図を見ると、西大巓と西吾妻山の稜線の間に水が汲めるところがあるそうですが、本当にあるかどうかわからないので、2リットルは持ってきました。

汗まみれになりながら、西大巓に到着。福島県側からの登山者はほとんどいませんでしたが、山頂にはすごい人の数です。山形県側からの登山者が圧倒的に多かったですね。
ここで、裏磐梯の風景を眺めます。磐梯山が見え、飯豊山が見え、安達太良山が見えます。磐梯山の向こうには猪苗代湖。そのずっと先には先週登ったばかりの那須連山が見えました。快晴の下、遠くの山々が光り輝いています。
みんな今日もどこかの山に登っているのかな。
山頂への分岐のところにある、無人の西吾妻小屋です。40人ほど泊まれる広さがあるそうです。何人かの登山者の方が小屋前でくつろいでいました。みなさん小屋泊りなのかな?