2016年10月1日 磐梯山、猫魔ケ岳、雄国沼に登ってきました。

翌週に県外遠征(南アルプス)を検討中で、その足慣らしのために、少し長めの距離を歩いておこうと考えてました。毎日、適度に歩いたり走ったりしていますが、山とロードでは脚にかかる負荷が全然違います。
そんなわけで、トレーニング効果が期待できる、少しばかり距離が長いルートを探していました。たまたま山友の一人から、秋の紅葉が磐梯山に下りてきているという情報を得て今日は磐梯山に向かいます。
10月に入ったばかりの磐梯山は、秋色に染まっていました。
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朝、猪苗代駅着。電車を降りると若干雨模様でした。
事前に調べたウェザーニュースでは、午後からは徐々にお天気回復の予報がでています。
あまり強い雨でもないので(というかほとんどあがっている感じかな)さらなる好天を期待しましょう。駅から猪苗代スキー場までのんびりジョグ。

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稲穂が金色に実ってますね。もうすぐおいしい新米が食べられます。( ̄ー+ ̄)

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猪苗代のカメリーナまで来ました。中学生が、カメリーナの中にある周回コースを、ローラースケートとポールでぐるぐる回っています。
スキーの練習、楽しそうだなあ。^ ^

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猪苗代スキー場に到着。ここでランニングシューズから、トレッキングシューズに履き替えます。駐車場には無人の車が6台くらい停まっていました。

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今日は赤植山を経由します。ここから見る猪苗代湖は初めてですね。赤植山の山頂には3名の登山者の方がいて、「あれが、白根山、こっちが那須連山」と地図を広げて山座同定をしていました。
水を飲んだり、パンを食べたりして山頂には10分ほど滞在し、磐梯山に向かいます。
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鏡ケ池に到着。この周辺では、秋茱萸がたくさんなっていました。
これ懐かしいなあ・・・・
かすかな甘味があって、子供のころよく食べたもんです。
鈴なりになっている実を頂いて、口いっぱいに頬張ります。

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くれぐれも、赤い実だからなんでも口に放り込むなんてことはしないでください。
この時期、似て非なる赤い実はたくさんあります。

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沼の平を越えて、稜線にでました。
銅沼、檜原湖、小野川湖、秋元湖を望みます。
お天気はやや曇りです。ただ雨が降る感じはありません。

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弘法清水での一休みは後にして、ひとまず山頂を目指します。
雲が重いけど、猪苗代湖の全景が見えてます。
南側は雲も厚いですが、日差しが、ところどころ差し込んできて、お天気がよくなりそうな予兆があります。

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雲がきれ、西の空には青空が広がってきました。
山頂でのんびり空を眺めたら、弘法清水に向かいます。

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弘法清水到着。
ここに来たら、いつもはなめこ汁を頼みますが、今日は気分を変えてノンアルビールと、お汁粉を頂きます。
このお汁粉は、超ミニサイズでしたけど、甘味がたっぷりと詰まっていて元気が出ました。
山でお汁粉食べるのも悪くないです。

お汁粉でエネルギーチャージできました。
今日はこれから磐梯山の西、八方台に下山します。
弘法清水から、下山道に入るとすぐに紅葉が目に留まります。

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2016年の秋の山です。紅葉と青空は合いますね。
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おー、きれいだなあ

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まだ緑を残しての葉と秋色の青空、優しい感じがします。
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中の湯を越えて、間もなく八方台に下山です。
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八方台到着。
駐車場はほとんど満車でした。秋が深まり、紅葉が本番を迎えると来訪者でますます駐車場は混みそうですね。
お手洗いをお借りしたら、猫魔ケ岳に向かいます。

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いざ出発!

ここから標準コースタイム1時間です。

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猫魔ケ岳に到着。この400メートルほど手前で、なんと子熊に遭遇。
子犬大の真っ黒な獣が、ふかふかの黒いお尻を懸命に振りながら、大慌てで逃げていきました。子熊って動きがのんびりしているイメージがありましたが、かなりパワフルに坂道を駆け上がって藪の中に消えていきました。
いやー、熊も小さいと可愛いもんですね。
今まで安達太良と西吾妻で出会った熊は、成獣で、出逢ったときは身がすくみましたけど、子熊の可愛さは半端ないです。ヽ(´▽`)/

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先ほどまでいた磐梯山を仰ぎ見て

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さて、一休みしたし雄国沼に抜けますか!

それにしてもこのルートは紅葉が綺麗です。

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猫石到着
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雄国沼と飯豊山が見えます。さて、あの湖の畔まで森の中を進んでいくぞ。
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雄国沼までは小さな3つの沢を越えていきます。
猫魔の清冽な水が流れていきます。
葉が落ちる音や、鳥の鳴き声、川のせせらぎの音が気持ちいい。

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前回来たときは、冬間近になっていて、枯れた茶色の林の中を進みましたが、まだ青い葉の林の中を進みます。
木の葉でふかふかの足元の感触を楽しみながら快調に進みます。途中ぬかるみにはまり、靴がどろどろに。あちゃー、油断禁物だ。

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雄国沼到着。いやー綺麗だな。雄国沼。
青空と青い雄国沼。キラキラした風景の中を歩きます。
ススキの穂が光っていて眩しいくらい。
嬉しくなっちゃうな。
さて、雄国沼休憩舎に向かいましょう。そこで休憩だ。

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雄国山も緑につつまれてますね。
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休憩舎到着。単独の女性(立派なカメラをお持ちでした)と、5名の団体の方がいらっしゃいました。ここではおにぎりを食べて一休み。

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さて、雄国沼に別れを告げて、喜多方に向かいます。
前回は、翁島駅から塩川駅をつないでの山旅でしたが、翁島から塩川ですと駅名がいまひとつマイナーなので(?)今日は、猪苗代駅から、喜多方駅まで進みます。
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夕日が沈む。
一瞬景色が淡い色で単色になり、優しい影絵のように山々や景色が浮かび上がります。
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日はゆっくりと山の裾に落ちていき、オレンジ色の空は紫から濃紺に色を落としていきました。空には星空がひとつまたひとつと、現れて、いつの間にか周りの山のシルエットが星空の下に浮かび上がります。
いつも見ている山じゃない風景っていうのは、旅愁があって少し切なさを感じます。

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喜多方駅前到着。ここに来る前に.天高盛さんに向かいましたが、ちょうどお店が終わったところでした。
駅前でラーメン屋を探したら、櫻井食堂さんがまだ営業中でした。
大盛りを頼みました。650円でした。

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さ、今日の旅も終わり。喜多方駅から郡山に向かいます。

今日のトレーニングで、脚もつくれました。

来週は、お天気次第ですが県外遠征です。
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