2015年10月10日 燧ケ岳に登ってきました。

金曜日の仕事を終え、燧ケ岳(尾瀬燧ケ岳)に向かいます。
2012年に一度、燧ケ岳に行き、そこで見た絶景にもう一度会いたくて。
実は、2012年の燧ケ岳登山では富士山を見ることができたのでした。
天気予報では、快晴の予報。今日は行くぞ!ということで12時ジャスト
郡山を出発します。

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途中コンビニで休憩を取りながらAM4:00に御池の駐車場に到着です。
外は真っ暗。登るにはまだ早いな。
30分だけ仮眠とるか・・・・Zoo
ハッ!時計を見ると・・・・AM5:15
はー危なかった。爆睡することろでした。
空は白々と明けてきています。前回の登山で道は完全に覚えています。
さあ行くぞ。

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広沢田代の手前で夜明けを迎えました。
暗い空が、一気に薔薇色に染まります。
これだから、早朝登山はやめられません。

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荘厳な夜明け。先行していた登山者の方が、一心にカメラのシャッターを切っていました。

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歩きやすい木道を進みます・・・と言いたいところですが、霜が降りていて、木道が
やたら滑ります。意外に急げません。転ばないように、ゆっくりゆっくり進みます。

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明るくなって、山の紅葉が見えてきました。
あー、きれいだなあ。

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遠くの風景が見えてきました。方向的に沼山峠かな。
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広沢田代付近で自分を撮影します。
おーーー足が長い。
うふふふふ
思わず笑みが浮かびます。ヽ(´▽`)/

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燧ケ岳が目に飛び込んできました。コースタイムではここから2時間30分となっていますが
多分1時間かからないでしょう。
ただし、木道はまだツルツル滑ります。足を垂直に置いて歩くのが、ちょっとストレスです。

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広沢田代の池塘です。
空の青さを深く吸い込んだような美しい池塘です。
鏡のように山が映りこんでいました。

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広沢田代を過ぎると、急な登りが始まります。
このあたりから、日当たりが良くなって木道が滑らなくなりました。
体も温まってきたので、歩くスピードを上げました。

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9合目の標識が足元に!もうすぐ山頂ですね。
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山頂間近には、雪のような霜のような、氷の塊がありました。ちょっとここも滑ります。
またまたスローダウン。

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尾瀬沼が見えた!山頂到着です。俎嵓(まないたぐら)2220m。眼下に見える尾瀬沼までは、ナデッ窪を降りるとコースタイム1時間20分で到着できるようですが、今日はピストンなので、双耳峰のひとつ、芝安嵓(しばやすぐら)2356mに向かいましょう。
俎嵓(まないたぐら)から芝安嵓(しばやすぐら)に向かう途中、いったん鞍部に下りなくてはなりませんが、ここが完全に凍っています。
笹をつかみながら、転ばないように慎重に進みます。

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この鞍部は噴火した地点と言われています。が・・・定かではありません。
さあ最後の登りです。

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燧ケ岳山頂最高峰に到達。登り始めてから2時間10分でした。
尾瀬ヶ原に目を向けます。

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尾瀬ヶ原に霧(ガス)がかかっています。
その先にはなだらかに至仏山がそびえています。
いつか、燧ケ岳から、至仏山、笠ケ岳を抜け湯の小屋温泉まで歩いてみたいですね。
そこからはバスが出ていて、水上温泉までいけるそうです。
そこから、谷川連峰へとダブル縦走なんかしたら最高かも。

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うーん。残念。今日は富士山には会えませんでした。
それにしても眼下の紅葉の美しいこと。
思わず目を奪われます。山が燃えていますね。

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下りは、紅葉を眺めながら、山の秋を楽しんでまいりました。
夏も楽しい山でしたけど、秋の深まった燧ケ岳(尾瀬燧ケ岳)も美しい静かな山でした。
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