磐梯山はこちら
ゴールデンウィーク4連休の初日は磐梯山に向かいます。
山開きまで3週間弱。雪も相当溶けているはず。
郡山6時53分発の磐越西線に乗り込みました。ゴールデンウィークですが、お出かけする人も少ないんでしょうか?今日の車内は人もまばらです。
猪苗代駅到着が7:36分でした。バスの時間まで39分あります。駅の外で磐梯山の写真をパチリ。雲一つない磐梯山です。登山日和になりそう。嬉しいです。
猪苗代駅は瀟洒な駅です。駅内には野口英世の等身大の写真が置いてありました。
駅の売店で、飲み物を買い、雑誌を読みバス発車までの時間をつぶします。
8時15分発桧原行のバスが来たので、それに乗りこみます。バスの乗客は4名でした。
連休初日なのに、この人数で採算が取れるのか?他人事ながら心配になります。(余計なお世話ですね。(^^))
8:44分に裏磐梯ロイヤルホテルで下車しました。

今日の登山のスタートは、五色沼です。
時間や季節によって沼の色が変わる五色沼。スタートの毘沙門沼の風景です。
今日は深い緑色の湖面で出迎えてくれました。
目指す磐梯山は、正面の右の山になります。今日は歩きごたえのあるトレッキングになりそうです。
湖に下りていくと、鯉が集まってきました。
この毘沙門沼をスタートに、五色沼自然探勝路を檜原湖方面に向かって進みます。
距離は約4キロくらいです。
距離は約4キロくらいです。
これは赤沼
薄い白と緑が合わさったようなグリーン色の沼です。
陽射しが強くなってきたかな?今日は気温が上がる予定なんですよね。しかも夏日になる予想です。
透明感がすばらしい。
もう少し、木々を抜けて進むと。
苔むす倒木と新しい緑
次に見えてきたのが青沼です。
名前の通りコバルトブルーの青い沼です。
去年の夏にも来たことがあるんですが、夏の空は、その青空の色が濃くなるせいか、反射する青沼の藍色に深みが増すんですよね。
ベンチがあったので、写真撮影がてら朝ごはんのサンドイッチを食べます。
あ・・・・コーヒーも旨い。
山登らないで、一日ここでのんびりするのもいいかも・・・
山登らないで、一日ここでのんびりするのもいいかも・・・
足元には、競って植物が伸びようとしています。
今はまだ淡い緑の目立つ森ですが、夏に向けて深く、濃い緑に森が覆われていきます。
(クリックして拡大してみてください。柔らかな緑に癒されますよ~(^^)
今はまだ淡い緑の目立つ森ですが、夏に向けて深く、濃い緑に森が覆われていきます。
(クリックして拡大してみてください。柔らかな緑に癒されますよ~(^^)
こちらは柳沼。
かなり端折りましたが、ほかにもるり沼。竜沼、みどろ沼などの沼がありました。
かなり端折りましたが、ほかにもるり沼。竜沼、みどろ沼などの沼がありました。
スキー場にも、それはもう無限にふきのとうを見ました。
若いふきのとうもあったので、袋に詰めてくれば良かったかな。(^^)
ふきのとうの天ぷら、ふきのとう味噌、ふきのとうの卵とじなど、大好物です。
ふきのとうの天ぷら、ふきのとう味噌、ふきのとうの卵とじなど、大好物です。
汗をかきながら、(なんといっても今日の予報は夏日でしたから)
スキー場の斜面を登ります。
振り返ると、檜原湖が光っていました。
スキー場の斜面を登ります。
振り返ると、檜原湖が光っていました。
「いや~銅沼に行こうと思ったんだけど、登山道が雪解け水で川になっていて進めないんですよ。」
そうなんです。この雪解けの季節は、裏磐梯スキー場から銅沼経由八方からのルートは、大きな水たまりで道が通れないんですよね。特に雪が多かったシーズンの4月下旬から5月中旬にこのコースを通る方はご注意ください。
今回紹介する裏磐梯⇒噴火口のルートは問題ありません。
目印を示すテープ、リボンも何もなく、道筋もわからず、コンパスの方向だけを頼りに進みます。今日のコースの一番わかりづらいポイントが、裏磐梯スキー場から、噴火口までのルートかもしれません。
山開き前になれば、整備をしてくれる地元の皆さんが、赤リボンで道筋を教えてくれるのですが山開き前だから仕方ないですね。
一度でもこのコースを通っている人なら問題ないと思いますが、初めてこのコースを入る人にこのこの季節の単独行は、あまりお勧めできません。
迷うことはないでしょうが、心細いルートです。
山開き前になれば、整備をしてくれる地元の皆さんが、赤リボンで道筋を教えてくれるのですが山開き前だから仕方ないですね。
一度でもこのコースを通っている人なら問題ないと思いますが、初めてこのコースを入る人にこのこの季節の単独行は、あまりお勧めできません。
迷うことはないでしょうが、心細いルートです。
実際は、それほど迷いやすい感じはしないですが、(トラロープもありますし)
天狗岩を目指し南に向かえば、登山口が見つかります。
ここでは、木々に結ばれた赤いリボンもあるので、よく見て進みましょう。
天狗岩を目指し南に向かえば、登山口が見つかります。
ここでは、木々に結ばれた赤いリボンもあるので、よく見て進みましょう。
磐梯山の北側は絶えず崩落で、石が崩れてますので時おり、もの凄い音が響き渡ります。
あまり、山側には近寄らないように進みましょう。
あまり、山側には近寄らないように進みましょう。

火口を抜ける登り口まで到着。登山口の標識立っていますので、それを目印に登ります。
こちらも写真の通りで、道が雪の下に隠れていました。最近登った方の踏み跡がうっすらと残っています。それを目印に進んでいきます。キックステップで、雪に靴を蹴り込んで登ります。今日はお天気が良くて、雪もやわらかいのでアイゼンなしでも苦労せず登れます。
しばらく登ると登山道はまた雪に覆われます。
滑らないように、慎重に歩いて歩いて・・・・
いやー、今日は暑い。
しばし裏磐梯の風景を眺めます。
しばし裏磐梯の風景を眺めます。
小屋の中は、こんな感じ。いっぺんに入れるのは10人くらいですかね。
暖かな食べ物は元気がでますね。たくさん、汗をかいたせいかなめこ汁がおいしいです。
ナトリウムの補給は大事ですね。自分で持ってきた、おにぎりと一緒になめこ汁を飲み干しました。
いやー、本当においしい。元気を取り戻しました。コーラを飲んで一休みします。
猪苗代から登ってきた登山者とお店の方が会話をされていました。山頂まで行きたいけど、往復すると下山が遅くなりそうなので猪苗代までだと時間が心配なので山頂には向かわずに下ります。とのこと。
ナトリウムの補給は大事ですね。自分で持ってきた、おにぎりと一緒になめこ汁を飲み干しました。
いやー、本当においしい。元気を取り戻しました。コーラを飲んで一休みします。
猪苗代から登ってきた登山者とお店の方が会話をされていました。山頂まで行きたいけど、往復すると下山が遅くなりそうなので猪苗代までだと時間が心配なので山頂には向かわずに下ります。とのこと。
もったいないですが、安全第一ですよね。山ではすべて自己責任。こんな風に自分をコントロールできる人は、勇気があると思います。

お店の方に別れを告げて、山頂に向かいます。
弘法清水から山頂に向かう夏道はがっつりと雪に覆われており
雪の斜面を直登になります。
ここで初めてアイゼンを履いて、斜面を登ります。
こちらも、雪はやわらかく、蹴り込んだ足は簡単に斜面に刺さります。
ただ、雪がやわらかすぎて、せっかく蹴り込んだ足元自体が崩れるので
ロスが大きすぎて、結構苦労しました。
磐梯山山頂に到着。
山頂は雪がありません。少し曇ってきましたが、景色は最高。
山頂は雪がありません。少し曇ってきましたが、景色は最高。
猪苗代湖も広々とした全容を現してくれました。
安達太良山方面も晴れてますね。
西大巓が見えます。

山頂の風景を楽しんだら、下山です。南側斜面を下りて翁島駅を目指します。。
まだ、ここから8キロくらいあります。急な斜面なので、気を付けていきましょう。
途中、一か所雪の急な斜面がありました。スキー場のゴンドラの駅を降りて登山口を少し登ったあたり、夏道だとロープを伝って登り降りする地点です。ここだけ注意が必要です。
翁島駅で磐越西線にのり、川桁駅に到着。
川桁も桜がちょうど満開でした。電車の中から桜を撮影します。
川桁も桜がちょうど満開でした。電車の中から桜を撮影します。
今日は、合算すると20キロ近く歩きました。
日焼けで真っ赤になりましたが、お風呂上がりのビールが最高でした。
日焼けで真っ赤になりましたが、お風呂上がりのビールが最高でした。