2013年6月8日 磐梯山に登ってきました。磐梯山登山猪苗代登山口

今日は、会津若松市にある建設業の登山チーム(ここではT社さんとしておきます。)の方と登山をします。T社さんでは、年一回、社員の皆さん、取引先の方、お客様にお声がけをして登山をされており、今回たまたまお誘いをいただき、ご一緒に登山をすることになりました。これだけ大勢の方との団体登山は初めてで、大変楽しみです。(^-^)

ちなみに今日向かう山は”磐梯山”です。

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郡山発6:02分の磐越西線で猪苗代駅に向かいます。
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車内は貸切状態です。駅前のコンビニで調達した、おにぎりと、パンをほおばります。
ドトールのアイスコーヒーが美味しい。ちなみに、電車の中で飲食で、トイレに行きたくならないの?と思われる方。磐越西線の車両は車内にトイレがあります。(使いませんでしたが)(^-^)
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登山口である、猪苗代スキー場に到着です。
遅れないようにかなり急いでやってきました。
正面に見えるバスに会津チームの皆様がいらっしゃいました。
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7:35分。登山開始!まずは猪苗代スキー場の急斜面を登ります。夏には草ぼうぼうのゲレンデに変わりますが、まだ、草も伸びておらず見渡しの良いゲレンデを登っていきます。
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今日のメンバーは20名以上、最年少は19歳。最年長は60歳以上の老若男女混成チームです。
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登り始めからお花が目を楽しませてくれます。
この花は”タニウツギ”きれいな花だなあ・・・
赤と白が淡く混じりあうデリケート色彩のお花です。
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登り始めの巻道にたくさん咲いていました。
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群生している”タニウツギ”
他の登山者の方も、カメラを向けられていました。
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巻道を抜けて、またゲレンデに戻ります。
登り始めは少しだけ曇り空でしたが、雲の隙間から太陽が顔をだします。
その日差しの中をゆっくり歩いていきます。さすがに急斜面、ゆっくり歩いても
汗が吹き出します。
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もう少しで、ゲレンデを抜けられそう。もうひと頑張り!!(^-^)
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やったー!ゲレンデ最上部まで登りきりました。
登ってきたゲレンデを振り返ると、今まで歩いてきたルートは霧と雲の中。
穏やかに風が吹き抜けていきます。汗が引いていきますね。
涼しくて気持ちいい~。
猪苗代スキー場登山口は、登り始めのスキー場から天の庭(一合目)までの斜面が、一番きついところです。
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天の庭に到着。
ここで小休止、T社の社員の皆さんがお菓子や飴、ビスケットなどを配り始めました。
T社の社員の皆さんは、自分の荷物と併せて、同行の皆さんに配るための、お菓子やお水などの荷物を背負ってくださっています。ありがたいですね。
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あれが、赤埴山
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天の庭で休憩をし、また歩き始めました。
大きな岩に登山コースの目印に沿って進みます。
大きな岩が目立ち始めました。しばらく進むと、樹林帯に入ります。
高低差のあまりない木々の中を緩やかに進みます。
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見晴らしの良いところに出ました。
振り返れば、大きな雲を抜けていました。
雲の彼方には猪苗代湖が見えます。
雄大だな~。
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赤埴山分岐です。
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これは”レンゲツツジ”でしょうか?鮮やかに咲き誇っていました。
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鏡ヶ池のあたりに到着。木々の隙間から頭を覗かせている磐梯山
冬とはちがった表情を見せています。
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前回歩いたときは、雪が厚く積もっていました。
翁島ルートで山頂を経由して、この鏡ケ池の上を歩い降りてきました。
夏から秋にかけて、この鏡池は黒い水面を見せてくれますが、今年は空梅雨で、
雨が降りません。随分水が減っているような感じがしますね。
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水芭蕉が咲いていました。びっくり(゚o゚;; 磐梯山でも見られるんですね。
それにしても、初夏の磐梯山はお花の山です。
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三合目に向かう途中です。このルート唯一の雪渓が残ってました。
先頭を歩いていらっしゃるのは、今日の登山チームのリーダーの方です。
健脚で、先頭に立ってみんなを引っ張っていかれていました。
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雄大に雲が湧き上がっています。沼の平には水がありません。
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櫛ヶ峰と磐梯山をつなぐ尾根にでました。裏磐梯の風景が一望できます。
メンバーの皆さんから「おーっ」という声が上がりました。(^-^)
手前に見えるのが銅沼(あかぬま)奥が桧原湖です。
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広々とした裏磐梯に大小の湖沼が光っています。
裏磐梯の崩落の荒々しさと、穏やかな木々の対比。
みなさん、感嘆のため息のあとは、言葉もなく静かに風景を見つめています。
明治21年(1888年)の7月15日に磐梯山は噴火しました。その時、磐梯山の北側にあった小磐梯が崩壊し、いっきに北側に流れていきます。その岩流が、長瀬川や中津川などを、塞き止めて、300を超える湖沼を生み出しました。
裏磐梯に植生する木々は、その後の植林により繁榮したものであり、表磐梯と裏磐梯では、木々の種類が大きく異なるという不思議な景観をつくることになりました。
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川上、猪苗代、登山道分岐到着。
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ここから見える裏磐梯はキラキラと光っています。(^-^)
何度来ても、この景色は大好きです。
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ただし、足元はすぐに崩落の急斜面!
落っこちないようにそーっと覗きましょう。(^-^)
みんなも気をつけて
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崩落斜面の荒々しさ。磐梯山は、まだ活火山なので緩やかに噴煙が
昇っているところが見えます。
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三合目の手前で、テレビクルーの人たちが撮影をしていました。
番組は?とお聞きしたら「ふくしまテクテク」という番組だそうです。失礼ながら聞いたことがない番組なので、どちらの局ですか?とお聞きしたら
http://www.fujitv.co.jp/fukuteku/という番組だとのこと。
ふーん フジテレビ系列なんですね。
ちなみに、放送は7月28日土曜日 11時40分からの放送だとおっしゃっていました。
映ってるかな?(^-^)
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ミヤマキンバイの花畑を過ぎて、弘法清水に向かいます。
今日は風も優しくて穏やかです。
ここは、急勾配。みなさんそれぞれ自分のペースで登っていきます。
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途中にある黄金清水。
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振り返ると、櫛ヶ峰が勇壮にそびえています。山の大きさに驚き、、でも、楽しみながら
みんな登ってきます。

そういえば、日本百名山(NHK)では、ガイドの江花さんが、ちょうどこのあたりで山テクを披露されていましたね。
たしか、登りのときは、靴紐の一番上でなく、二番目で結わえ、足首の可動域を広げるという山テクだったと思います。

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さあ・・頑張って歩きましょう!\(*⌒0⌒)♪
弘法清水までもう少しです。
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弘法清水到着。
山頂まであと600m。
ここで、お昼ご飯ですが、一度山頂に登ってからお昼をとることになりました。
荷物をデポし、料理を作るお留守番の方3名を残し山頂に向かいます。
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弘法清水からの眺めも雄大ですね~
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峰桜です。
白く清潔な花をに、ひっそりと咲かせていました。
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山頂到着!!今日は山頂はガスの中。残念ながら360度の展望を楽しむことはできません。でも充実感ありますね。山頂では、全員で記念写真を撮影しました。
カメラマン担当の方が、キヤノンの大きな一眼レフを持ってきて撮影をしてくださいました。記念写真では、山頂登頂のコメントを記念した長尺紙を全員で広げて撮影です。
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咲き誇る峰桜。
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色鮮やかなミヤマキンバイ。
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少し霧が出てきたかな?
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弘法清水に降りていきます。
降りる途中、外国人の団体さんとすれ違いました。
「アトナンプンデスカ?」
「サンチョウ ドウデスカ?グッドだって?クモッテルジャナイカ!(^-^)」
「コニチハ!コニチハ!」
と大変賑やかに登っていきます。
それから、山頂では山ガールならぬ3人組のガールがいました。翁島ルート(急登のコース)方面から来たのでびっくり。
しかも、登山ウェアではなく、軽装のカジュアルな街ファッションで登ってきています。ザックも高校生が持っているような小型の布のザック。
雨具とか持ってるのかな?と心配になりましたが、とにかく元気におしゃべりをしながら登ってきていました。(^-^)
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弘法清水到着。ここでお昼ご飯です。
着いたら、スイトンが出来上がっていました。
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これがそのスイトン。
とりあえず汁を飲み、スイトンを口に運びます。
お肉も柔らかいなあ・・スイトンももちもちしてる。体が温まります。
ふーふー息を吹きかけながら、よーく味わって食べました。
疲れている時には暖かな食事が元気を取り戻させますね。
おにぎりを頬張り、スイトンを食べてすっかりエネルギー回復です。

ところで、弘法清水で水が出ていなかった場合に備えて、下から何リットルも水を運んでくださったT社の皆様、本当にありがとうございます。

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お昼を食べ終わりました。みんな満足している表情。
少し風がでてきました。ちょっと寒いかな?
リーダーから下山の号令。
気をつけて下山しましょう。
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裏磐梯の風景を眺めつつ、背の低い樹林帯を歩きます。
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山頂は、またガスが濃くなってきたようです。少し寒くなってきました。
アウターを1枚羽織りました。
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見通しのいいお花畑を一列に歩きます。
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振り返るとこんな感じです。
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さすが、お花畑。花がとっても綺麗です。
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これもツツジの一種?
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風景とお花を楽しんで、いよいよ八方台経由→裏磐梯へ降りていきます。
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お二人が覗き込んでいる風景は・・・・
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この風景でした。
足元が切れ落ちていて、迫力のある景色が広がっています。
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凄い景色ですね~
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八方台と裏磐梯登山口の分岐まで降りてきました。
途中少し雨がぱらついたものの、降るまではいたりません。ラッキーですね。
今日は、雨男・雨女の方はいらっしゃなかったようです。(^-^)
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長い裏磐梯ルートを進み、銅沼(あかぬま)に到着しました。
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手前は赤茶けていますが、遠くはグリーンの不思議な色の沼です。
静寂が支配しています。鶯が鳴いています。
遠くの磐梯山と銅沼の風景が、異世界のようです。
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銅沼全景
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足元に咲いているのは・・・
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”アカモノ”ですね!可愛い、愛らしい花です。
この花はシラタマノキ属の一種です。釣鐘状の花がとてもおしゃれです。(^-^)
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銅沼を過ぎると、すぐ左手にまた沼がありました。
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すぐにスキー場上部。
この景色の良いところで、全員で記念撮影を撮ります。
ただ、ここは薮蚊が多くて、撮影を待つ間、皆さんから「早く撮影して~」と
悲鳴が漏れていました。(^-^)
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登山後は、ラビスパ裏磐梯で全員でお風呂。
登山の後の汗をしっかり流して、筋肉をほぐします。
のんびりしますね~(^-^)
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八重グッズ大人気です。(^-^)
今日は、T社のみなさん。並びにご一緒させていただいた皆様。大変ありがとうございました。また、お声がけくださればお供したいと思います。
(^-^)
ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
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