ゴールデンウィーク後半2日目。安達太良山に向かいました。
朝方、窓の外に広がる空は超快晴の青空。5月に入りました。山も雪は、かなり少なくなっているはず。せっかくの連休、山に行かない手はない!とはいえ、念の為にアイゼンは一応持参しましょう。(^-^)
6時10分自宅を出発します。
岳温泉到着。ここから4キロで登山口です。青空が広がっています。
岳温泉から、登山口に向かう途中の坂道にて
安達太良山に近づいてきました。ここまで快晴でしたが、少し雲がでてきました。
でも、雲の隙間から覗く青空は、明るい春の空です。
暖かい日差しを浴びて、登山口に向かいます。
安達太良山に近づいてきました。ここまで快晴でしたが、少し雲がでてきました。
でも、雲の隙間から覗く青空は、明るい春の空です。
暖かい日差しを浴びて、登山口に向かいます。
奥岳登山口到着しました。。駐車場には30台くらいの車が止まっていました。車内で登山の準備をしている人たちもちらほら見えます。男性の方のみならず、女性の方も多いかな?単独行ですが、他の登山者がいるのは、少し心強いですね。
しっかりとザックを担いで歩き始めます。
しっかりとザックを担いで歩き始めます。

今回は、昨年2012年の夏と同じコースを進みます。昨年登ったのは夏(7月)だったので、野草が生い茂り、羽虫が飛び回って苦労しましたが、さすがに今は冬が終わったばかりです。草のない土の斜面を静かに登っていきます。
スキー場からスタートするコースの山は結構ありますが、スキー場って急登ですよね。
少し、息を荒くしながら登っていきます。
ふと下を覗くと3人の登山者が登っていらっしゃいました。頑張って!(^-^)
少し、息を荒くしながら登っていきます。
ふと下を覗くと3人の登山者が登っていらっしゃいました。頑張って!(^-^)
リフトの最上部まで到着。ここから本格的な登山道スタートです。ただ、登山道が少しわかりづらい位置にあります。まさか、ここじゃないよな~と半信半疑ながら、藪っぽい小さな崖をよじ登ると登山道が見えました。初めての方は、えっ!ここ登るの?と一瞬動揺するかも?
(^-^)
(^-^)
登山道は、ちょうど、この真後ろを登っていく感じです。
登り始めから苦労したのが、ドロドロの雪解け道。雪は柔らかく、土が非常にぬかるんでいます。。土を避けると雪に足が埋まり、土の上を歩くと、転びそうになります。危うく2回ほどバランスを崩しました。
転ばないように、気をつけて登らなくては。
転ばないように、気をつけて登らなくては。
ここは雪がありませんね。
道も乾いています。
空一面が曇り空になって、山頂が少し心配です。
これから登る方向を見上げます。
山は冬山のように見えます。
かなり寒そう。山の上部には雲がかかって霞んでいます。
山頂に着くまでに晴れてくれるといいな。
かなり寒そう。山の上部には雲がかかって霞んでいます。
山頂に着くまでに晴れてくれるといいな。
晴れたり曇ったりが交互に続きます。五葉松平からかなり歩きやすくなりました。
山頂方面を望むとガスっているのが、ちょっと心配です。
薬師岳到着。ここまですれ違った人はまだ0人。
駐車場に車が結構止まっていましたけど、みんな、くろがね小屋経由で登っているのでしょうか?
ちなみに、安達太良山ではゴンドラを使えば、この薬師岳まで一気に登ってくることができます。自分の体力と相談して、歩いてもいいし、ゴンドラを使ってもいい。そう言う意味では、この奥岳コースは、初心者の方にもオススメです。(^-^)
安達太良山といえば、智恵子抄ですね。
ほんとの空を今日は見に来ましたよ。(^-^)
ほんとの空を今日は見に来ましたよ。(^-^)
空を見上げると・・・おや?青空の比率が少し高くなってきたかも♪
薬師岳を超えてから、急に雪が深まります。安達太良山は、薬師岳から木道が引かれているのですが、厚い雪に覆われて、見えたり見えなかったりしています。今日は、お天気がいいので、道迷いの心配だけはなさそうです。
南側に目を向けると、先週登っていた表登山口のルートのあたりが望めます。
先週歩いたルートです。
先週歩いたルートです。
望遠で拡大。まだまだ雪がたっぷり残っています。
先行者の足跡です。思い切り踏み込んでいます。60センチ以上踏み抜いていますね。これをすると疲れるんですよね。自分の足で雪道を踏み抜かないように足元に気をつけながら進みます。
登山道の雪が、急に深く固くなってきました。それに伴って木々の凍結が著しくなっています。あたりを見渡しても、雪が固く木々に張り付いています。森林限界に徐々に入りつつあるこの高度だと、相当気温も低いようです。
それでも、ここに来てお天気急速に回復。青空を見ると元気になれます。
それでも、ここに来てお天気急速に回復。青空を見ると元気になれます。
エビのしっぽです。(^-^)
このあと、いくつかのものすごいエビのシッポを見ることになります。
このあと、いくつかのものすごいエビのシッポを見ることになります。
山頂に近づくにつれて、森林限界を越えてますます視界が広がってきました。広いたおやかな斜面。いつも思うのですが、山頂が近づいてくると、登るのがもったいなくなりますね。
iPhoneのマップでは、安達太良山山頂まであと、700mくらいです。
iPhoneのマップでは、安達太良山山頂まであと、700mくらいです。
凍った木々の向こうには、青空。開放感がたまりません。
ふーっと清々しい空気を深呼吸。
ふーっと清々しい空気を深呼吸。
雲と雪に日差しが反射して眩しいです。
安達太良山山頂手前(動画)
ここまで来たらゆっくり登りましょう。下界を遠く眺めると、銀色に光る郡山の街並みも見えます。(豆粒のようにではありますが・・・)
牛の背方面から登山者でしょうか?
山頂近くに来て6名ほどの登山者の方にお会いしました。
山頂近くに来て6名ほどの登山者の方にお会いしました。
山頂手前にある道標
青空に映えています。
記念撮影をされている方がいらっしゃったので、撮影終了まで手前で控えます。
記念撮影をされている方がいらっしゃったので、撮影終了まで手前で控えます。
安達太良山の山頂到着。山頂の八紘一宇の碑に巨大なエビのシッポが!(^-^)
それにしても、半端なく寒い。叩きつけるように風が吹いてきます。
顔が冷たいというより痛いです。被ったフードが風に煽られて「ババババババ」とけたたましい音を響かせます。
それにしても、半端なく寒い。叩きつけるように風が吹いてきます。
顔が冷たいというより痛いです。被ったフードが風に煽られて「ババババババ」とけたたましい音を響かせます。
いつものように山頂で動画を撮影したら早速撤退。山頂の風の強さは厳しいです。山頂ではコーヒー淹れて飲もうと思いましたが、あまりにも寒すぎて諦めました。(^-^)
でも、景色は最高・・・
ぐるっと見渡す視界の先には、和尚山や磐梯山の綺麗なシルエット!
来て良かった~
山頂にあるもうひとつの碑。氷で固まってもはや正体不明です。(^-^)
安達太良山頂(動画)
石筵方面、夏は和尚山を越えて石筵に降りてみようかな。
石筵まで和尚山を越えて降りるルートは結構距離があります。
歩きごたえがあるかな?
石筵まで和尚山を越えて降りるルートは結構距離があります。
歩きごたえがあるかな?
望遠で撮影した磐梯山です。冬の磐梯山は厳しい山ですが、今日も誰か登ってるんでしょうね。
磐梯山に登っている人!こんにちは!ヤッホー!!(^-^)
磐梯山に登っている人!こんにちは!ヤッホー!!(^-^)
山頂降りてきました。
山頂を振り返りながら、牛の背に向かいます。時間があれば馬の背まで行こうと思いましたが、風が半端ないです。飛ばされるほどではないですが、走っている車の上に立っているかのような強風が吹いてきます。
すごい氷。凍ってるな~
山頂降りてから牛の背方面を眺めます。
まだ10代の頃、この牛の背から沼の平に降りて沼尻まで歩きました。
10回くらい通ったなれたコースです。この景色が大好きなんです。
いつ来ても懐かしいです。
10回くらい通ったなれたコースです。この景色が大好きなんです。
いつ来ても懐かしいです。
相変わらず冷たい強風が西から東に向かって吹き続けています。
気をつけて尾根を進みましょう。
気をつけて尾根を進みましょう。
斜面がなだらかなので、滑り落ちる心配はありません。
ただし、転ばないように注意が必要。若干耐風姿勢を取りながら進みます。
ただし、転ばないように注意が必要。若干耐風姿勢を取りながら進みます。
裏磐梯から著しく強い風が吹いて来ています。ここで、あまりの寒さのために電池の残量が40%もあったiPhoneがいきなりシャットダウン。再度、電源を入れるも、すぐにダウン。
あんまり寒いと精密機械は動かなくなりますが、実際に目にするのは初めてです。
あんまり寒いと精密機械は動かなくなりますが、実際に目にするのは初めてです。
体感温度はマイナス10度くらいかな?手袋を外すと数秒で指先が痛くなります。
寒くって顔が痛いけど、雲間から覗く青空が綺麗だな・・・
振り返ると安達太良山の山頂には、数人の登山者の姿。
10分ほど歩いて、沼の平を望めるところに到着。
ここは本当に絶景で、眺めて飽きない場所です。沼の平のはるか彼方に、秋元湖が望めます。今は降りることができない沼の平です。この火口を右に巻いて、鉄山から、沼尻に抜けるコースが今はオススメです。
沼尻温泉と中ノ沢温泉という素敵な温泉があります。
牛の背に立っている標識は3Dになっています。
思わず、さわさわ触ってしまいました。(^-^)
山開きまでもう少しですが、この雪のボリュームじゃ間に合うかな?
再度、望遠で磐梯山を望みます。
風が強くてファインダーを覗けないので、勘で何枚か撮影しました。
磐梯山がきれいに撮れて嬉しいです。
さて、ここから下山になります。。峰の辻に向かい、くろがね小屋ルートに向かって降りていきましょう。
尾根を降りたとたん、山陰に入ったせいでしょうか、パタッと風が止みました。あれほどうるさかった風の音が聞こえなくなりました。
景色を眺める余裕ができたので、少し休憩しましょう。
ザックを置いて、マットを出してその上に腰掛けます。周りを見渡すと左手後ろ側に、黒い岩稜がそびえてその後ろには、青い空と白い雲が広がっています。目の前には白い斜面。
あーのんびりできるなあ・・・・・しばし、マットに寝転んで空を眺めます。
んー、日焼けしちゃいそう・・・・
尾根を降りたとたん、山陰に入ったせいでしょうか、パタッと風が止みました。あれほどうるさかった風の音が聞こえなくなりました。
景色を眺める余裕ができたので、少し休憩しましょう。
ザックを置いて、マットを出してその上に腰掛けます。周りを見渡すと左手後ろ側に、黒い岩稜がそびえてその後ろには、青い空と白い雲が広がっています。目の前には白い斜面。
あーのんびりできるなあ・・・・・しばし、マットに寝転んで空を眺めます。
んー、日焼けしちゃいそう・・・・
さて、コーヒーでも飲もう。
ストーブで、お湯を沸かしましょう。
ストーブで、お湯を沸かしましょう。
アツアツのコーヒーを啜りながら、降りる方向に目を向けます。
白くなだらかな斜面が伸びています。
スキーがあれば、あっという間に降りていけそうですね。(^-^)
さっくりさっくり歩きます。この雪道の降りが最高に楽しい!(^-^)
降り口に岳?あれ?ちょっと道を間違えてますね。
左30度ほど、コース変更です。
斜面をトラバースして、くろがねコースに道を変えます。
くろがね小屋到着!
時間は9時 小屋は10時オープンなので、立ち寄れません。残念
くろがね小屋から、ずっと雪の悪路で苦戦。
今回の登山で一番大変だったのは、くろがね小屋からの下山だったかもしれません。
中途半端に雪が道に残っていて歩きづらくて大変でした。
この時間になって逆に多くの登山者とすれ違いました。
結構薄着の人もいましたけど、大丈夫かな?
中途半端に雪が道に残っていて歩きづらくて大変でした。
この時間になって逆に多くの登山者とすれ違いました。
結構薄着の人もいましたけど、大丈夫かな?
下りの雪道をザクザクと進みます。
下山です。楽しかった~
安達太良山 ありがとう~