4月に入り久々の単独行です。ウエザーニュースでは、土曜日、日曜日とも晴れの予想。気温も平地部とは言え10度を超える予想です。
山でも氷点下にはならないと判断し、磐梯山に向かうことにしました。
前日に見たヤマレコでは、磐梯山も冬登山を楽しんでいる方がかなりいらっしゃいます。いつものように前日にパッキングを完了し、早めに就寝しました。
土曜日の磐越西線。車両はガラガラです。どうやら登山者も自分一人だけのようです。郡山駅前のコンビニで調達したパンを食べ、お茶を飲みました。
電車の外を覗くと左の窓からは、遠く那須連山や、安積山が見え、右の窓からは安達太良山が見えました。それぞれ山頂には雪がかぶっています。市内は春ですが、山はまだまだ冬が残っていますね。
電車の外を覗くと左の窓からは、遠く那須連山や、安積山が見え、右の窓からは安達太良山が見えました。それぞれ山頂には雪がかぶっています。市内は春ですが、山はまだまだ冬が残っていますね。
翁島駅には7時41分に到着です。ここから登山口まで約5キロ。体を温めるにはいい距離ですね。のんびり歩いていきましょう。
駅前には野口英世博士の様々な案内があります。野口英世博士の実家は、翁島駅から結構近いんです。(とはいえ結構距離があるので車でないと時間がかかります。)
歩き始めて、すぐに小学生が6人道路沿いに立っていました。バスを待っているのかな?と思う間もなくこちらを向いて「おはようございます!」の元気な挨拶を頂きました。素晴らしい小学生たちですね。
(^-^)
登山道までは、基本一本径です。磐梯山の方(北方面)に歩いていけば到着します。とりあえず最初は押立温泉に向かって歩きます。
山の上の方が少し雲に隠れています。お天気大丈夫かな?
道の途中にあるブルーベリーの農園。夏になったら寄ってみようかな。
押立(おったて)温泉まで到着。こちらの押立温泉は、単純温泉とナトリウム炭酸水素の温泉で、一度入ってみたい温泉です。いつも、翁島駅の翁島温泉に入っているのでなかなか入る機会はありませんが
雪の重みでしょうか?立ち木がすごいことになっていました。
歩き始めて200mほど高く登り、見晴らしが良くなってきました。
遠くに猪苗代湖が見えています。
駅から歩いて50分。登山道到着です。ここから本格的な登山道が始まります。しっかり登っていきましょう。
スタートは登山道ではなく、猪苗代リゾートのスキー場を登ります。誰もいないスキー場を小さな歩幅で進んでいきます。
登るに従って残雪が増えてきました。雪の質は固く、体重をかけても5センチ程度沈むくらいです。
振り返ると結構歩いてきました。まだまだなだらかな斜面なのでぐいぐい登れます。猪苗代湖も全体が見えてきました。このコースの特徴は山頂まで猪苗代湖がずっと見えることです。
さらに400mほど歩きます。残雪がますます増えています。
雪が続きます。気になるのはお天気ですね。早く晴れてくれるといいんですけどね~
「いや、途中で引き返したんです。上に行くと、雪が多くて道が探せなかったんです。」
スキー場から上部は、木が雪に埋まっていて、道が消えていました。
少し、ウロウロしながら道を探します。
少し、ウロウロしながら道を探します。
相当大きな氷柱が吊り下がっていますね。(^-^)
このあたりから、急斜面になって、歩きづらくなりました。アイゼンを装着し、ストックを壁にしてあるきます。斜面を真上に進むとアイゼンが効くのですが、急斜面すぎて直登できないので、斜め45度で登ります。すると少し足が流れるので、ストックを足の下側において、滑り止めにしながら慎重に登りました。
道を探してあちこち歩きます。傾斜がきつく、転んだりしたら滑り落ちそうであまり素早く動けません。
お昼は、マルちゃんラーメンと、コンビニのおにぎり、それとドリップコーヒーです。あー暖かい!疲れている体には、暖かいご飯は効きますね~。
ご飯を食べて、コーヒーを飲んで猪苗代湖を眺めてのんびりします。
木が凍っているな~。下界は春なのに、ここはまだ冬の真っ只中です。風がないので静かです。コーヒーをもう一杯飲んだら登り口を探しましょう。
また少し、ガスがでてきたみたいです。少し急ぎましょう。
木々の間が藪になっているので、なかなか道が見つかりません。iPhoneの山と高原地図確認すると、GPS上では、間違いなく現在地は登山道のそばにあるようです。多少の誤差はあるにせよきっと、近くにある登山道。あちこち歩き回り、15分後ようやく登り口を発見できたときは思わず”やった!”とつぶやいてしまいました。(^-^)
木々の間が藪になっているので、なかなか道が見つかりません。iPhoneの山と高原地図確認すると、GPS上では、間違いなく現在地は登山道のそばにあるようです。多少の誤差はあるにせよきっと、近くにある登山道。あちこち歩き回り、15分後ようやく登り口を発見できたときは思わず”やった!”とつぶやいてしまいました。(^-^)
凍った木々の潅木のあいだを進みます。枝が凍っているので寒そうですが、体感的にはあまり寒くありません。ご飯が効いたかな?(^-^)
「安達太良山行く?」
「はい行きます。」
「泊まりOK?」
「はいOKです。」
「素泊まりな。あれ、息が荒いけどどっか登ってる?」
「磐梯山です。あと50mで山頂です。2時間で登れると思ったら4時間かかっちゃいました。」
「甘い!(^-^) 今日Sさんが、猪苗代から登ってるから会うかもしれないぞ」
「了解です。」といったところで携帯の電源がなくなりました。(^-^)
山頂の祠は半分雪と氷に埋まっていました。
せっかくの山頂ですが、見渡しても景観は0です。白銀に光る飯豊山が見たかったのですが、次回のお預けとしましょう。(^-^)
せっかくの山頂ですが、見渡しても景観は0です。白銀に光る飯豊山が見たかったのですが、次回のお預けとしましょう。(^-^)
山頂で、先ほど作ったコーヒーをもういっぱい喉に流し込みます。
うーん。美味しい。(^-^)
黄金清水まで降りてきました。水が美味しいです~。
沼の平まできました。
猪苗代スキー場まで降りてきました。
雪が締まっていて歩きやすい!スキー場をダッシュして降りていきましょう。
一歩踏み出すと、踏み込んだ足が滑って、1mくらい余分に進めます。これが楽しい。(^-^)富士山の砂走りもこんな感じなのかな?
猪苗代湖を見ながら一気に走り降りました。
一歩踏み出すと、踏み込んだ足が滑って、1mくらい余分に進めます。これが楽しい。(^-^)富士山の砂走りもこんな感じなのかな?
猪苗代湖を見ながら一気に走り降りました。
磐梯山ありがとう!