川桁山はこちら
川桁山登山口 10:00~ 川桁山山頂12:45 お昼休憩 下山開始13:30~下山15:00
少し冬の気配が漂う猪苗代。今日は川桁山に登山です。この川桁山。標高1412m。山の高さはそれほどではありませんが、いくつかの山々で構成された奥行のある懐の深い山です。
実は、この川桁山少し因縁のある山です。
というのも、昨年から登山を始めて今回でなんと4回目の登山。実は過去3回はいずれも途中敗退をしているのです。
というのも、昨年から登山を始めて今回でなんと4回目の登山。実は過去3回はいずれも途中敗退をしているのです。
一度目の登山では、中腹まできたところで、林道に大きな氷の斜面が出来上がっており、アイゼンを履いても、左側に落ち込んだ7mほど高さのある川に落ちそうで敗退。
二度目の登山では、これも途中まで登ったところで急な雷雨。転がるように下山しました。
今年の夏にも三回目のチャレンジをしましたが、これも急な体調不良に襲われてやむなく下山。
どうも川桁山は縁がないな~と思っていたところでした。
あまりメジャーな山でもないので、放置していたのですが、3回敗退というのも、いかがなものか?と少し心残りだったのですが、今朝起きてみたら素晴らしい快晴の空。
今日はいけるかも?と心期するものあっての4度目のチャレンジです。
今日はいけるかも?と心期するものあっての4度目のチャレンジです。
猪苗代湖の志田浜の手前まで車で来ました。綺麗な紅葉です。
色鮮やかな紅葉が道の脇を染めています。
周りの景色もオレンジを基調としたパステルカラーです。
郡山を出たときは、雲ひとつない快晴だったのに、川桁に来たらガスガスです。
ちょっと残念。お天気回復して欲しいですね。
ちょっと残念。お天気回復して欲しいですね。
ま・・・福島県の山で熊がでない山を探すほうが難しいですが・・・
熊鈴を鳴らしながら進んでいきましょう。
熊鈴を鳴らしながら進んでいきましょう。
歩き始めてしばらくは、道の右側に杉、左側にカラマツが続きます。
杉の木もカラマツも背が高く緑の杉と、金色のカラマツのあいだをザックを背負って黙々と歩きます。登り始めのところから、車も止まっておらず今日の登山者は、自分一人だけのようです。
カラマツの林は明るいですね。
川桁山の登山道です。
林道を進みます。林道はこんな感じです。散っている木々が道を覆っています。ふかふかの葉を踏んで歩きます。それにしても天気がいまひとつ。
名前はわかりませんが、赤い実がきれいになっています。
木の葉もすっかり枯れています。
カラマツの木の上に少し青空が顔を出しました。嬉しいなあ。
これから登る方角を見ると、だいぶ曇っていますね~
でも、紅葉が綺麗だな・・・
山から流れてくる川はとても水が澄んでいました。
こんな感じの林の中を進みます。さっきよりもまた、少し空が明るくなってきました。ここで炭酸水を飲んで小休止。ザックからパンを出してほおばります。
うん、うまい。
うん、うまい。
さて・・ここで林道終了。ここまで1時間。少し道が登山道らしくなります。
先行者の足跡かな?今日登られてるんでしょうか?一週間ほど前に降り積もった雪が目立ち始めました。今日は暖かですが、先週だったら登れなかったかも。
ここからだんだん急登になってくるんですよね。最初の林道と比べるとかなり窮屈な登山道です。
途中、道を間違えて登ったら行き止まり。かなり登ってから間違いに気づきました。まさかこんな道のわけないですよね。少し登って道を発見。
この川桁山の登山道。写真にはないですが、水がざぶざぶ流れてくるところもあり、一見すると川を登っている感じのところもあります。
この川桁山の登山道。写真にはないですが、水がざぶざぶ流れてくるところもあり、一見すると川を登っている感じのところもあります。
一息ついて、さらに登ります。一旦下って、再度登り返しがあります。
その登り返しが、きついです。急な斜面がどろで滑る上、雪が覆っているので、滑りまくりでした。笹の枝を引っ張りながら、転ばないように登ります。道のぬかるみで、3歩進んで2歩下がる(365歩のマーチ?(^-^))感じで進みます。ちょっとストレスかな。
その登り返しが、きついです。急な斜面がどろで滑る上、雪が覆っているので、滑りまくりでした。笹の枝を引っ張りながら、転ばないように登ります。道のぬかるみで、3歩進んで2歩下がる(365歩のマーチ?(^-^))感じで進みます。ちょっとストレスかな。
とはいえ、景色が良くなるとテンションもアップ!
雪と泥と格闘して登って登って・・・・
ここまで登ってきました。あとは稜線歩き。
とはいえ、稜線の道幅が狭いですね。それと笹薮が足を覆って歩きづらいです。頂上近い筈ですけど。もう少しかな?
とはいえ、稜線の道幅が狭いですね。それと笹薮が足を覆って歩きづらいです。頂上近い筈ですけど。もう少しかな?
と思っていたら山頂到着!三角点にタッチ。疲れた~(^-^)
川桁山少しなめてました。季節的にコンディションが悪かったとはいえ、それでも結構な時間がかかってしまいました。もしもう少し道のコンディションが悪かったら4回目の敗退もありえましたね。
さて、山ごはん。今日はコーヒーと、チャーハン。熱々のうちにいただきます。
水を2リットル持ってきたので、コーヒーは2回作っておかわり。
体が温まりますね。ヤマメシはうまいな~。
水を2リットル持ってきたので、コーヒーは2回作っておかわり。
体が温まりますね。ヤマメシはうまいな~。
東側に目を向けると、磐梯山と対峙します。雪が少し残っていますね。荒涼として、荒々しい雰囲気の磐梯山がありました。雲がでていてトップは見えません。
少し拡大。
西南に目を向けると川桁の町と猪苗代湖。今日は湖面がキラキラ光っています。
空が深いです。風もないから暖かで音の無い山頂。静かだな。
もう一杯コーヒーをおかわり。
もう一杯コーヒーをおかわり。
東側に目を向けると天狗相撲取山が見えます。登山道がないので、冬の間だけ登ることができる藪山です。林道が見えますが、三河小田川林道かな?
ごはんを食べて、珈琲を飲んで、荷物も軽くなったところで一気に下山します。
ごはんを食べて、珈琲を飲んで、荷物も軽くなったところで一気に下山します。
この道、夏はさらに藪っぽい感じになるんでしょうか?
遥か彼方に郡山の街が見えています。
これは、安積山かな?
山が明るいですね~
カラマツの林もあとひと月で、雪に覆われます。
一気に走って降りてきました。
木の葉が夕日で金色にひかっていました。
無事下山。道さえ良ければもっとたくさんの登山者に来てもらえるんでしょうね。
今日は、最後の秋をゆっくり楽しめました。
今日は、最後の秋をゆっくり楽しめました。
川桁山は静かな山という評判でしたが、本当に静かでしたね。