今回は大失敗でした。
木々の葉が落葉した中、積み重なった乾いた落ち葉の上を踏みしめながら登ります。紅葉した木も見られますが、裸の木を眺めながら少し荒く息を吐きながら登ります。気温は低いのですが、いきなり汗ばみます。きついですが、足元に落ちている紅葉の葉を見て元気をだしていきましょう。
目の前を歩く登山者の方が1名いらっしゃいます。やや後方からついて歩いていきます。しばらく歩くと、磐梯熱海登山口からの合流となります。ここで磐梯熱海から登られた方が来てご挨拶。熱海からのコースも急登なんでしょうか?その方のお顔からは汗が蒸気のように立ち上っていました。
途中、ほかのお二人の方が、写真を撮られたりして休憩に入られたので、先を歩くことにしました。山頂に到着したのが9時30分。山頂の手前30mほど下までは秋の気配が色濃くありましたが、山頂およびその周りは霜で木々が凍っていました。
もうひとつの山頂である大将旗山までの稜線は風が強く吹いていて、いきなり体感温度が10度以上下がった感じがします。顔をたたく風が冷たい。なにしろ山頂にある石にはびっしりと氷が張り付いてエビのシッポが出来上がっています。
山頂でコーヒーを沸かそうとしたら、あとから来た御年配の登山者の方から、「ここは風が強いから、南側にあるケルンのところを東に下りていくといいですよ。しばらく降りると広場があるから、みんなそこでご飯を食べたりするんです」とアドバイスをいただきました。
その方は、これから大将旗山に向かって縦走するとのこと。健脚な方でした。
山頂でいつものように動画を撮影し、写真を撮って下山開始。
下山開始直後から、相当の登山者とすれ違います。(30人以上の方とすれ違いました。)みなさん、気持ちよくこんにちは!を返してくださいます。登りとはうって変わって、暖かな陽射しの中を、ゆっくりと下山してきました。登山口到着時刻10:30分でした。滝登山口からの登る安積山は、山頂の景色よく、登り道も整備されていて歩きやすい素敵な山でした。
雪が降らないうちに、もう一度安積山を歩いてきたいと思います。