槍ヶ岳に登ってきました(後編)

昨日はテントに入ったのが15:00分でした。することもなくビールを飲んで読書をしました。重くならないようにiPhoneにDLして持ってきた漱石のKindle本を読みます。漱石は何度読み直しても飽きません。特に草枕と三四郎と二百十日は気軽に読めるので大好きです。余談ですが二百十日には阿蘇登山のシーンがでてきますよ。(道迷いで終わりますが)未読の方、ぜひ、二百十日を読んでみてください。

閑話休題、目が覚めたのが3:30分 テントから顔を出すと星がでています。今日は晴れてる。一日待って良かった。
槍ヶ岳は真っ黒なシルエットで穂先を天に伸ばしています。よく見ると小さな明かりが穂先に向かってチラチラと揺れています。
もう山頂目指している人がいるんですね。早く山頂に行きたい。テントはそのままに、ヘッデンだけ持って山頂に向かって歩き出しました。殺生ヒュッテからは、としの他に親子2名(子供は小学3年生くらい)が山頂に向かって歩き出しました。小さい子なのに頑張って歩いています。

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空身もあって、20分程度で槍の肩に到着。昨日と違って多くの登山者が登っています。上る途中にすれ違う登山者に聞いた噂では槍の山頂の待ち時間は、午前中は1時間待ち、午後は2時間待ちという話でしたが、ほとんど待ち時間なしで登ることができました。

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穂高岳が見える。
驚くほど近く見えますね。

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山頂の直前だけ若干停滞発生。振返って槍ヶ岳山荘を眺めます。

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最後のハシゴをクリアして山頂に来ました。
すでに山頂には20人くらいの人がいました。交代で山頂標識で写真を撮ります。
この日は富士山もはっきり見えました。
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【富士の御山です。】

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やがて、ゆっくりと太陽が登ってきました。

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御来光です。風もなく厳かな夜明けです。みんな静かに御来光を見つめていました。
が・・一人の男性が、ありたっけの声で「ばんざーーーーい」と叫んだものですから山頂は、暖かな爆笑に包まれました。
バンザイ!は富士山だけじゃなかったんですね。(^^)

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小槍

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手前のハシゴが登り専用。奥のハシゴが下り専用です。あくまで感覚ですが、登りよりも下りのほうが難易度低いルートになっています。(ような気がしました)
その後、槍ヶ岳山荘でお買い物をしました。

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テント場に戻り、6時30分までお茶飲んだり、ご飯を食べたりして時間を過ごします。
その後テントを畳み、7時ジャスト下山開始。

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【前後しますが写真は、槍の山頂から殺生ヒュッテに下山する景色】
槍の穂先だけは急峻な岩場になっていますが、それ以外は歩きやすいなだらかな下りです。

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下山しながら、槍を何度も振り返りました。

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だんだん遠くなる。
さようなら槍

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槍沢キャンプ場
外国の方が、それは楽し気にテントを畳んでいました。槍と外国人は良く似合う。

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【まもなく徳澤】
実は、バスの時間が12:00なのでそれに間に合うように必死で下山しています。
基本早歩き、走れるところは走って進みます。疲れるけど走らないと今日中に福島に帰れない。(^^;
それにしても晴れているとこんなに景色が素敵なんですね。森の木々から差し込む日差しに目を奪われます。

【徳澤到着】
おしゃれなんですよね。雰囲気もお店も。
時間がないのでコーラを一本だけ頂きました。3分で飲み干し、上高地に急ぎます。

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【上高地着いた】
上高地着11:30分。30分余裕がありました。切符売り場で松本駅までの切符を買います。
昨日の雨と今日の汗で、お札がびしょ濡れです。恥ずかしい~
窓口の方、嫌な顔ひとつせずお札を受け取って頂きありがとうございました。

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【北アルプスですが】
南アルプスの天然水を飲んで喉の渇きを潤しました。